税理士試験に挑戦してみたら～4～

ちょうど一人暮らしも始めようとしていた所でしたので、
整体の試験と、専門学校通いと、
自分でも何をどうやったか分からない2001年9月でした

オーラに、神様に、Ｍ先生の御祈りに守られ、
全てを無事成し遂げられました

先生からお話を戴いて、
すぐに専門学校に行ってみると、
ちょうど良いコースが3日後からスタートするところだったのです

その学校のパンフレットを握りしめて家に帰り、
ものすごくドキドキしながら、
晩御飯の席で、やっとの思いで、
「勉強したいのだけど・・・授業料を出してくれませんか？・・・」
と父に話しました

両親に隠し事も、口答えも、
何にもしたことのなかった「良い子」を演じてきた私にとって
自分の意思を伝えることは当時は至難の技でしたから、
口から心臓が出そうでした

でも父はあっさり、、、そして、嬉しそうに、、、
「そうか、そういうつもりなら。何時までに幾ら必要なんだ？」と

もう、またしても私は嬉しくてパニックに陥りそうでした

こんなこと、あるんです

全て先生の仰ったとおり、全て既に整っていました

翌日、お金をもらって申し込みに行き、通い始めました

そして受験生活が再び始まったのです

税理士試験に挑戦してみたら～3～

信用組合の人は、
あとで伺ったところによると、
取扱商品が趣味のものだし、
あまりにも小さい会社だし、
お金を貸すのは無理ですぅ～という方向で話をしようとされていたそうです

でも一番最初に父親が自分の名刺を出すと、
あっさり「会計士さんをしていらっしゃるんですか」
と、もう今までの態度を180度変え、
嬉しそうに、ホッとしたように、
「貸します、貸します」と云わんばかりに話し出しました

それを見ていた私は唖然ぼーぜん

な、何なの、今のは何なの？

訳が分からなくなりました

ただ単に世間知らずだったのかもしれません

「父が死んだら、私はお金を借りることすらできない・・・
このままでは、この店を経営してはいけない・・・」
という絶望が襲ってきました

大きな不安のどん底に、知らない内に落ちていたのです

だからこそ、Ｍ先生の
「税理士試験に挑戦・・・」の言葉が滅茶苦茶に響きました

税理士試験なら、科目合格出来るから、仕事をやり続けられる

先生の言葉は、これだけではありませんでした

御自分のお財布の中から、宅建の取引主任者証を見せて下さりながら、

「私もね、何かあるごとに、これがあったから、何度も救われたの
　あなたはまだ若いから、ね
　税理士なら一つずつ取れるから、働きながらできるし
　いろいろ学校があるでしょう？　どこでもあなたの良いと思う所に通って
　授業料は、お父さんがきっと出してくれるよ」

と、こう仰ったのです

ラーメン屋さんから三鷹の治療院へ帰る途中の
道路にあったプランターの端に、先生と座って聞いていました

（続く）

税理士試験に挑戦してみたら～2～

オーラ療法に出会った頃、
私は公認会計士2次試験に3回落ち、
4回目の受験に向けて勉強している最中でした

当時はネガティブまっしぐら

3回の失敗に、
「私には無理」
「もう今さら就職も出来ないわ」（バブル後の就職氷河期でした）
「20代後半になってしまって、もう結婚するしかないかも・・・」
と、毎日、真っ暗で、自分にプレッシャーばかり掛けていたのです

でも、オーラ療法に出会い元気百倍

翌年、5回目の受験までやりましたが、
もう社会に出て働きたくて働きたくて、うずうずしていたのと、
ちょうど父が自分の仕事とは別に
模型店を始めようとしていたので、
これ幸いと飛びつきました

5回目の受験の後、
発表までの間、せめて日商簿記の1級は持っていようと思い、
11月に試験を受けて取りました

でも、ずっと、どこかで引っ掛かっていたのです・・・

そうしたら、仕事を始めて直ぐに直面しました

バブル後で景気が低迷しまっくている最中でしたので、
小さな会社に大手の銀行は融資などしてくれませんでした

それでも信用組合から借り入れできることになり、
会社に人が訪ねてきました

その人が、父と話を始めた時、
お茶を出しながら、私はショックな瞬間を迎えました

（続く）

税理士試験に挑戦してみたら～1～

うほ子ちゃんに習い、
私も税理士への道を書いてみようと思いました

題名の言葉は、
２０００年の９月に、
整体を勉強中の私が戴いた、
恩師Ｍ先生からの言葉です

それまで先生とは個人的にお話しした事は殆どなく、
初めて直接かけて戴いた言葉だと思います

先生が、この言葉を言い終わられるか終わらないかで、
私は嬉しさのあまり泣き出していました

あとから伺った事ですが、
先生は私の中の「怒りのエネルギー」が強すぎて、
その持って行き場所として、
再度資格に挑戦する道を、
さりげなく優しく示して下さいました

今思い出しても、
胸が一杯になります

うほ子ちゃんも書いてくれてますが、
本当に先生は、
「挑戦したら、どうかな～？」と、とても優しく仰られ、
絶対に強要なんかなさりません

例え先生の中に確固たる確信があっても、
どこまでも優しくていらっしゃいます

さりげな～く道を譲る方のように、
しかも目の前にあるビロードのカーテンを
優雅な手捌きでササッと開けて
「どうぞ～♪」と言わんばかりに
キラキラ光る未来へのレッドカーペットを、
自ら開けて見せて下さるかのようなのです

自分の人生を諦めていた私にとって
これ以上の希望はありませんでした

(続く)

資格

私は税理士です

でも、普段あまり、その自覚がありません

単なるこの世のいちじくの葉っぱで、
本当に大切なことは他に沢山たぁ～くさん、
あるからだと思います

聖書が、
神様、イエス様、Ｍ先生のお話下さることが、
私には最も大切です

昨日、一緒に受かった、
同じくダビデ総連の税理士さん、
うほ子ちゃんと、
合格発表日に撮った写メを見て、
覇気のない２人の顔に、
大笑いしました

大笑い出来て良かったね、と話しました

ただ、こんな私でも、
いちじくの葉っぱである資格については、
大切な、大切な思いがあります

それは私にとっては、
とても神聖です

官報合格するまでには、
死ぬ気で自分と戦いました

親からの自立を目指し、
一人でも生きていけるようになるために必死でした

歯を食いしばって頑張りました

今になって、
あの時頑張っておいて
本当によかったと思っています
そうでないと私は仕事にありつけなかったと思います

全部、Ｍ先生のお導きなんですよ

だから真面目な私にとっては、
会計の世界を何も知らない人に、
資格について正確に覚えてもらえないと、
また、そういう人が如何にも知っているように
話をしているのを聞くと、
少しムッとしてしまいます

「めんどくさいな～」と思われるかもしれませんが、
こういう極々僅かに、
些細に思える事の積み重ねに、
自分が傷付いている事に
気付いてあげられないと
積もり積もって「ひねくれ者」の私を
自ら作り上げてしまう気がしています

公認会計士は難関の二次試験に受かっても、
三次試験に受からなければ、
会計士ではないし、

税理士も官報合格しても、
登録しなければ税理士とは名刺に書けません

知らない人は、
同じように思うので、
もともと会計士の試験を受けて、
５回落ちた私にとっては、
その辺りの微妙な言い間違いに、
密かに傷ついたりしていたことに、
なんと、昨日やっと気付きました・・・

世の中では、よくある事ですが、
「あらそう!?そんなの大した違いじゃないじゃない」と、
思われてしまうと、ショックで何も言えなくなるようです

自分も自分の専門外では、
こういうショックを
誰かにお与えしてしまっているかもしれません

そういう自分について、
毎日、神様に謝らないと、
気が変になりそうです

Ｍ先生に出会っていなければ、
自分のショックも、
人にしてしまったショックも、
これから先に犯してしまう事にも、
許しも癒しもありませんでした

今、きっと、
合格発表の結果を受けて、
今年の８月に向けて勉強をスタートされている方が
沢山いらっしゃることと思います

皆さんの合格を密かにお祈りさせて下さい