保存してあったNHKラジオのバックナンバーです。
歴史と暮らしを変えた化学 第4回
東京大学非常勤講師・元法政大学教授…左巻健男
学習メモの抜粋。
間違いあれば、
私の聞き間違いか、理解不足です。
また、" "内は感想です。
今回は第4回、金属が変えた戦争。
・世界の金属使用量の
95%が鉄
3%がアルミ
3番目が銅
・ヒッタイトが鉄づくりの始め。
・人類が金属を始めて使用したのは、
自然界で金属なもので金銀銅や隕鉄。
・青銅は銅と錫により作られる。
融点は銅よりも低く硬い。
・日本では独自の鉄づくりが発展した。
砂鉄(酸化鉄)と木炭で加熱すると、酸素が取れて鉄が作れる。
たたら製鉄は明治以降近代的な製鉄にとって替わられる。
・鋼は英語でスチール。
・クルップ(独)、ベッセマー(英)が鋼を連続的に作れるようにしたキーマン。
・銑鉄(鋳鉄)→錬鉄
硬くて粘り強い、鋼。
・青銅の砲は大きさに制限があった。
大きくしようとすると割れる。
・1851年英で万博開催。
クルップは鋼製の砲を出展した。
るつぼで溶かし、木炭と一緒にして鉄棒でかき混ぜて鋼を作った。(パドル法)
・1856年、ベッセマーが転炉法を発明。
軍から大型砲弾に耐えられる砲身を作るよう依頼があった。
溶けた鉄には炭素が多く含まれている。
そこに酸素(空気)を送り込む。
鉄中の珪素、炭素を燃焼させる。
・1862年ビスマルクがプロイセン首相に就任。
ドイツ統一のためにクルップに鋼の砲300門を発注している。
このころクルップも転炉法を使用していた。
・現在ウクライナで使用されている、ジャベリン。
発射後150mまで上昇して戦車の上面から攻撃する兵器。