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科学と人間 池澤春菜のフェーズチェンジ 宇宙望遠鏡 (2)

2025年4月12日(土)、放送分。

興味ある人は、
NHKの聞き逃し配信から聞いてください。


間違いあれば、
私の聞き間違いか、理解不足です。
また、" " 内は感想だったり私が追記したものです。

2.ハッブル宇宙望遠鏡と女性科学者 ローマン博士

・ハッブル宇宙望遠鏡(HST)は、
高度約600km、100分で地球を一周。
紫外、可視光、赤外で観測を継続中。

・宇宙が膨張していることを発見したのがE・ハッブル。
宇宙を膨張させているのは、ダークエネルギー。
天文学者がブラック、ダークと名付けるのは、良く分からないということ。

・HSTは1990年に打ち上げられたのだが、
打ち上げ直後は、世界中から失敗プロジェクトとみなされていた。
鏡の製造のミスがあり、ピンボケだった。

・↑NASAはすぐにピンボケを補正するレンズを、取り付けることにした。
スペースシャトルで、HSTを捕まえて修理するというのは、スペースシャトルでも最も難しいミッションだった。
1993年にエンデバーで11日間で実施。
このために、宇宙飛行士たちは1年以上、延べ400時間以上の訓練をした。

・HSTは2005年までに5回のサービスミッション(修理)が行われた。
スペースシャトルは2011年に引退したので、今後は故障したら観測ミッションは終了する。

・1995年に『創造の柱』という有名な画像を公開している。

M16の中心部を拡大して撮影した画像には、
3本の暗黒星雲(ガスや塵)の柱があり、その先端や途中で次々と、恒星が生まれている様子が写されていた。

・↑大気外にあるからこそできたこと。

・天文学者だけでなく、一般人が宇宙に興味を持ち、感動するようなきっかけとなった望遠鏡である。

・HSTの開発段階にかかわった、
ナンシー・グレース・ローマン博士の存在について。

OAOシリーズに関わる。
"(Orbiting Astronomical Observatory)"

1966年 OAO-1、軌道到達から3日後に失敗が判明。
1968年 OSO-2、打ち上げ成功。
OSOシリーズはHSTを生み出す原動力となった。
HST計画でもローマン博士は中心的役割を果たした。
ハッブルの母と呼ばれるようになっていた。

1979年NASAを退職、
1990年HST打ち上げ。
1995年NASAに復帰。

普通は諦めるような交渉でも、
議会や天文学会に出席し、大学で研究者の意見を聞き、
粘り強く意見をまとめ上げた。

・2027年5月、ローマン博士の名のついた宇宙望遠鏡が打ち上げ予定。
主鏡2.4m(HSTと同じ)、可視光、赤外線望遠鏡。
HSTの200倍の視野を持つ。
ダークエネルギー、ダークマターの解明に貢献することが期待されている。
コロナグラフで太陽系外惑星の観測が行われる、受光素子はJAXA担当。


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