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科学と人間 池澤春菜のフェーズチェンジ 宇宙望遠鏡 (4)

2025年4月26日(土)、放送分。
興味ある人は、
NHKの聞き逃し配信から聞いてください。


間違いあれば、
私の聞き間違いか、理解不足です。
また、" " 内は感想だったり私が追記したものです。

4.ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)が変える宇宙観・最新の成果

・1994年に検討が始まり、2010年打ち上げ予定だった。
ESA(ヨーロッパ)、CSA(カナダ)と協力しての計画。
日本にも打診があったが、予算が厳しかったのでできなかった。

・2011年7月米議会で一度計画中止が採択された。
"(最終的な予算は、約1兆4000億円になった。)"

・2021年12月、ギアナからアリアン5で打ち上げられた。

・目的は、
宇宙の始まりを知りたい。
宇宙で最初の星(ファーストスター)、
宇宙で最初の銀河の、誕生の様子を目撃すること。

・主鏡はBe(ベリリウム)製に金メッキ。

・太陽や地球から来た熱を遮る、テニスコートサイズのサンシールドが何層もある。

・観測波長は0.6~28μmで、近赤外カメラ、近赤外線分光器、中赤外観測装置、ガイド装置で観測する。
さまざまな波長域の画像とスペクトルを観測する。

遠くを見るためには、波長の長い赤外線が適しているため。

・宇宙は138億年前に誕生したと言われている。

JWSTは135億年前の銀河を発見した。
また、136億年前の銀河候補も見つかっている。

・理論では、最初の銀河が作られるのは、
132億年前くらいだと見積もられていたので、
標準的な宇宙成長のシナリオに修正が必要かもしれない。

JWSTは分光観測で追観測している。

・JWSTの他の目的。
系外惑星を分光観測することで、
水、酸素、二酸化炭素、メタン。オゾンなど、
バイオシグネチャーを調べる。

・2040年代には地球型惑星を探す "次の宇宙望遠鏡である"、
ハビタブル ワールド オブザーバトリー(米NASA中心)に、
日本は積極的に加わっていきたいと考えている。

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