何でんかんでん

自分はどうしたいのか自身に問いながらの日記

ストーマ生活 回想録 ④旅行&ワクチン障害?

2023-03-17 09:43:39 | 回想録 / 入院~通院まで

③…から続く

【初めての遠出】

季節は秋、ストーマ生活5か月目を迎え、梅干君のケアもベテランになってきた。それまでは、いちばん遠くに行ったのは病院。狭い範囲での行動に退屈していて旅行にでも行きたいなと思っていた矢先…

夜中眠りに付いた直後、息子からの突然の電話 午前3時いやな予感。車で事故!大丈夫か?って電話かけてくるぐらいだから大丈夫か、同乗者も相手方も打撲とかすり傷程度で済んだようです。

(黄色中央線越え正面衝突100対0もらい事故)

夜明けと同時に、すわ!隣県茨城の病院に向かう、ストーマ装具一式を持って初めての旅行だ!全くときめかない。

便の方はこちらの事情は全く聞かず袋に溜まっていく。用事を足しながらのトイレ探しが忙しい。朝食、昼食を摂らずに現地での仕事を済ませ夜には帰宅。初めての日帰り旅行。大変でしたが、ストーマのケアは問題なく行うことができました。

【入院前の小旅行】

年が明けた。人工肛門閉鎖の手術を12日後に控える。ゆっくりゆったり温泉には浸かれないが自然を体感じたい。

息子の運転で、日帰り旅行へ出発!

■ 高速を使い 鹿島神宮 へ

鹿島、香取、息栖の東国三社巡りといきたいところだが…1月はとても寒い

風邪でもひこうものならインチキPCR検査で陽性になってしまい入院のチャンスを失ってしまう。

偏向報道にみごとに引っかかり、

思考を操作されたうえに、

チンワク打っていないと入院すらできないと勝手に思い込み、

同調圧力に負けて、

2回お注射打った意味がなくなる。

であれば、風邪をひくリスクは回避すべきである…

東国三社巡りは退院後に行くことにした。

👇退院8か月後に行ってきました

■ 神栖の海岸に向かう

 堤防の向こうは鹿島灘

遠くに風車が見えるいい景色だ!?

あれも中国資本か?利権の塊か?環境破壊か?インチキSDGs?どうしても考えてしまい楽しさが半減する。

途中、ドラックストアのオストメイト対応トイレを借りて、排出処理を行う。

ありがたいありがたい

■ 銚子大橋を渡り…

■ 八日市場駅前へ…

ここには大きな「マキの木」がある

この地に植え付けられた当初からの付き合いだ。

25年前 仕事の愚痴よく聞いてもらっていた。

これまでの経緯を大木の意識に語りかける。

全く動じずどっしりと構えている。

手術の成功を一方的にお願いする。

■ 帰路につく途中…

行きつけ?だった

TAKOピザ(多古ピザ)にて

喫食

おいしい うれしい 入院前の楽しいひと時を過ごせました。

…入院手術①…に続く

 


2023.12.14追記

 

2021年8月8日 1回目のワクチン接種後の8/15に撮影した写真

症状は程なくして消えた

森の里ホームズさんのブログ記事によると

水泡性薬疹:~薬物有害反応~ の可能性も否めないと思い記録としておく

 

 

 

 

 


ストーマ生活 回想録 ③入浴 運動

2023-03-14 17:16:22 | 回想録 / 入院~通院まで

②から続く…

【 入 浴 】

ストーマ装具をつけたままでも装具をはずしても入浴することが可能です。

但し、自宅以外では装具をはずして入浴することはNGではないかと思います。

◆ 装具をつけたまま入浴する場合は、

1. 事前に便を捨てておきます

2. 半分に折りたたんで洗濯ばさみで止めコンパクトにしておく

~外れた時のための準備~

3. 新たな装具一式を揃えておきます

4. ゴミ箱、ゴミ袋、雑巾を用意しておきます

■ ストーマ袋は撥水加工されていますので装具をつけたまま湯舟に浸かることもできます。

    ですが、湯舟で外れることを恐れ、一度も湯舟に浸かることはありませんでした。

 入浴のタイミングは、便の量が少ない夕食前がベストで入浴時間を15分以内で済ませていました。

【 運 動 】

入院前には73kあった体重が退院時には、60.5Kまで減少していました。

入院中は、痛む左膝を引きずり、限られた場所を歩き回り、たまにコンビニに行くのが精一杯。

そんな入院生活を1か月過ごし 身を持って感じたことは、手術・絶食生活に対して肉体は、生命を維持するために筋肉を分解してエネルギーに替える。体脂肪よりも筋肉が優先される!という事でした。

数か月後に人工肛門閉鎖の”手術が予定されている” ので それまでに「筋肉貯金」が必要と考えました。

短期間での貯金が必要=「バルクアップ」の為のトレーニングを行う決意をしました。

高重量は扱えないうえストーマ装具をつけている不便さから、自宅でダンベルを使ったトレーニングを行うことにしました。

1日目...自重 スクワット 5回 3セット 

1週間…ダンベル シャフトのみ

1か月…ダンベル5k

3ヶ月…ダンベル ある程度の重量が扱えるようになる

4ヶ月…ダンベル 重量を上げると共に怪我防止の為  ⇒  「マンデル ブロ トレーニング」 ... (参考動画:山本義徳 筋トレ大学)

8ヶ月…体重72k (退院直後から11k戻す)→ 2回目の入院へ

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ストーマ装具をつけているので体の動きに制限がありましたが、種目を選ぶことで不都合はありませんでした。

1. お腹に圧力をかけ過ぎない   2. 右膝をお腹に付けない   3. うつ伏せになれない

◆ 筋トレは「栄養と摂取のタイミングが鍵」「トレーニングは科学である」それに加え「少しの根性があればよい」

【日本の食の裏事情について】

「アミノ酸サプリ」を適宜に使用することにより、トレーニング時パフォーマンス向上、筋肉分解抑止、免疫力向上等、一定の効果を得ることができました。

が、疑問として「アミノ酸サプリ」の元の原料は何でしょうか?

その原材料の明記はされていません =「中身が分からないものを摂取している」という事になります。

これは「中身の成分が分からないお注射を打っている」のと同じことになります。

(アミノ酸の種類と添加物の表示のみ)

◆ 日本の食の裏事情を勘案すると、レンダリング処理によって製造された薬品まみれの原材料を使用しているのではないか?…あくまでも憶測になりますが…疑わざるを得ません。(表記がないので)

喫緊の課題は、(1)「食の真実を知って正しい食生活を送る」こと。 (2) 身体にとって「有害なものか」「無害なものか」⇒「見極める能力を磨く」ことだと思います。以上

 …④に続く

 


ストーマ生活 回想録 ②排出

2023-03-09 13:42:23 | 回想録 / 入院~通院まで

①から続く…自分の肉体を知る。自分の肉体を理解する。自分が何もしないでも生きていることを。自分が肉体を生かしているのではなく、肉体を使わせて頂いている本当の自分がいるということを。日々喜びを頂いている肉体様に感謝!感謝! ”大事に” ”大事に” 使わせて頂きます…

【ストーマからの排出】

ストーマに便が溜まったらトイレで排出処理を行います。ストーマに便が溜まると、重力を感じ、お腹から外れるのではないか?との不安に駆られます。溜まった便は、多くても袋半分の量で排出していました。それとは別に、外出前、作業前、ガスで膨張し破裂しそうな時が排出のタイミングです。一日で12回~19回排出作業を行っていました。記録を付けていたので分かるのですが、日中は1時間に1~2回、夜は2時間に1回、夜中は3時間に1回という感じでした。自分は食事量が多い分、排出回数は比較的多かったと思います。

食べ物の消化速度の違いが分かるようになったり、昼食べた消化の早いものが 朝食べた消化の遅いものを追い越したり? 咀嚼が十分か否か等、消化機能を観察する。状態を知り理解する。健康の為に何を食べ、何を飲めばいいか?考察するのが日々の課題であり楽しみでもありました。

夕食は8時までに済ませ、その後固形物は口にせず、食べたものが排出されるまで大体6時間。床に就くのはAM2時~3時、起床はAM5時~6時 規則正しい生活リズムが定着しました。 

【排出の姿勢】

便座に座り排出処理する方法と洋式便座の前(床)に両膝を付いて排出処理があります。

便を袋から出し終えたらストーマ装具の排出口をテッシュでふき取ります。

ペットボトルに水(ぬるま湯)を準備しておいて袋の中を濯ぐ方法もあります。

排出口の掃除はこちらの方が簡単です。

その場合は、膝を付いた姿勢でないと出来ません。

【外出時の排出】

病気や怪我で人工肛門を付けている人のことを「オストメイト」と呼びます。ストーマにも色々種類があるのですが、自分が付けていたタイプは、様式の大便器でも排出作業可能です。

※ 前広便座(便座の前が長いので楽に排出できます)

但し、作業時は、”ズボンを脱ぐか” ” ズボンを足首付近まで下げるか” していましたので、床があまりにも汚いと、あきらめて他を探し歩くといった事もありました。

※ 常に替えのストーマ装具一式を持ち歩いていました。

排出処理に時間が掛かるので、オストメイト専用のトイレを使わせて頂いていました。場所によっては、立ち姿勢で排出、ストーマの交換が出来る便器が設置されています。

最近は、駅や高速PA、ドラックストア、スーパーマーケットなどオストメイト対応のトイレが急速に増えてきたように思います。オストメイトとしては、大変ありがたいことです。その節は、「大変お世話になりました」「感謝しています」「ありがとうございました」…③に続く…

 

 

 

 

 


ストーマ生活 回想録 ①手術 装具

2023-03-08 09:21:45 | 回想録 / 入院~通院まで

自分は約2年前(2021.6.7)に大腸がんの手術後、縫合不全となり、手術から3日後(6/10)に肛門部分を休ませるために、一時的にストーマ(人工肛門)を造る手術をしました。

お腹(右下)に小腸の出口を出して、便をそこから排出させるので便は大腸にはいきません。当然肛門から便は出ません。

人工肛門には、腸(穴)を閉じるための括約筋がなく、自分の意志で排便コントロールができません。そこでストーマの装着となりました。

【ストーマ装着】

便が漏れないように人工肛門(見た目色大きさは梅干、以下「梅干」)の周りに保護シール(粘土板のような)を貼り、その上にストーマ装具を貼り 便が袋に溜まります。便はあまり臭くありません。腸は24時間365日稼働なので、便や腸液は自分の意志と関係なく出続けます。

小腸から出る便は酸性が強いので、皮膚に触れると炎症が起き痒くなってしまいます。放置すると炎症を起こし厄介なことになります。それでは困ってしまいます。

自分の場合は、基本3日で交換していました。交換のタイミングは、一番便が出ない朝食後でした。

ストーマ装具の穴(梅干を通す穴)が広すぎると、皮膚を保護しているシールが溶けやすく、便と皮膚が接し肌荒れになってしまいます。また、保護シールやストーマの貼る位置が少しでもズレると便が漏れたり、剝がれたりしてしまいます。

常時、腸(梅干)から便や液が出続けている状態なので、素早く交換する必要があります。

装着に必要な物を手の届く所に揃え、ベットに腰掛け ⇒ 取り外し(剥離剤スプレー使用) ⇒ 梅干と周辺を洗浄 ⇒ 手鏡で梅干周辺の状態(びらん等)観察 ⇒ 周辺にパウダー塗布、シール負け防止(リモイスコート噴霧) ⇒ 梅干周りの皮膚に保護シール ⇒ ストーマ装着 。この間に、意志に反して出てくる便の処理も行わなければなりません。初めのうちは、焦りからの失敗もあり苦労しますが、回数をこなせば落ち着いて出来るようになります。

腸は自分の意志で動いていません。心臓も 胃も 肺も 腎臓も 肝臓も 血液の循環も 呼吸も指示しなくても勝手に動いています。肉体は確かに自分の体であるが、全く言うことを聞かない存在でもある=自分とは別の存在 という考え方も一方では持つようになりました。「意志である本当の自分」と「肉体の自分」がいる。”自分の体は借り物である”こう考えた方がしっくりします。「お体ご自愛ください」「お体大切に」自分にかけてあげてもいい言葉ですね。…②に続く…

    


◆ 1回目の入院時系列

6/5 入院

6/7 ガン切除手術

6/10 縫合不全 人工肛門造設手術

7/1 退院

翌1/31再入院するまでに再入院するまでストーマ生活となる

   


2023.11.1追加