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夫婦でピアノでも

大人になって始めた&再開したピアノについてやら何やら。
ぼちぼち更新できれば。

忘れないうちに 松山冴花 バイオリンリサイタル

2008-05-20 | 音楽
Pf:若林顕

ブラームス スケルツォ ハ短調
バッハ 無伴奏バイオリンパルティータ第2番ニ短調
ショーソン Op.25 詩曲

バッハはよかったです。
シャコンヌの部分は樫本大進さんの演奏を生で聞いたことがありますが、
松山さんのほうが華やかな感じ。
バイオリン自身の音色の違いもあるでしょう。
樫本さんのバイオリンの音色は多少しぶいですから。
どちらの演奏も独自のよさがあります。

ショーソンは今回始めて聞きましたが気に入りました。

若林さんのピアノはソロのときよりは違和感がありませんでした。


忘れないうちに ジャン・マルク・ルイサダ ピアノ・リサイタル

2008-05-20 | 音楽
1. ピアノ・ソナタ Hob.XVI-6 から 第3楽章 ( ハイドン作曲 )
2. ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 作品13 「悲そう」   ( ベートーベン作曲 )
3. ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58 ( ショパン作曲 )

[ 収録: 2006年10月31日, 昭和女子大学 人見記念講堂 ]

悲愴はとても個性的でした。 
特に第一楽章の4拍目の持って行き方が特に耳に残っています。
こじゃれたベートーヴェンといった感じ。
すごい賛否両論なんじゃないかと思いますが、我が家では好評。

ショパンは「その通り」です。

余計なお世話ですが、ルイサダさんだいぶ太りましたね。
ちょっとふけちゃった感じ。

忘れないうちに   礒 絵里子バイオリン・リサイタル

2008-05-20 | 音楽
バイオリン : 礒 絵里子
ピアノ : 岡田 将
 
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1. 悲劇的な詩 作品12 ( イザイ作曲 )
2. ラメント 作品48 第18 ( ヴュータン作曲 )
3. ロンディーノ 作品32 第2   ( ヴュータン作曲 )
4. バイオリン・ソナタ ト長調 ( ルクー作曲 )
[ 収録: 2007年11月27日, 東京文化会館 小ホール ]

ベルギー近代の作曲家シリーズというちょっと珍しいコンサート。

特にルクーはフランクの影響を強く感じました。
どれも普通にいい曲でした。

岡田さんのピアノはよかったと思います。
楽しそうな様子が良く伝わってきました。

個性的なドレスが印象的 
最初は着物の帯みたいのをリボンのようにして後ろに大きくたらしていました。
途中真っ白のドレスにお着替え。 真っ白って珍しいですよね。 
なんだか、結婚式の逆お色直しのようでした。

忘れないうちに 佐藤俊介

2008-05-16 | 音楽
佐藤俊介(Vn),佐藤卓史(Pf)

グリーグ バイオリンソナタ第2番ト長調Op13、第3番ハ短調Op45
アンコール
グリーグ(編曲 佐藤俊介) 叙情小曲集第3集 春によせて Op43-6

若いパワー全開の演奏でした。
かなり華やかな曲をとことん華やかに力強く聞かせてもらいました。
ピアノもかなり元気でした。

とてもよい演奏でした。
二人ともとてもお気に入りになりました。
生で聞きたいです。

グリーグはよいな。
ピアノコンチェルトはダルベルトさんの演奏で生で聞いたことがあるのですが、
旋律が印象的でかつ華やかで好感度大。
Vnソナタもそうですが、民族音楽的要素が取り入れられながらも、小さくまとまらないのがさすがです。

ところで、ピアノの佐藤さんは「たかし」って読むんですね!

忘れないうちに マルティン・シュタットフェルト

2008-05-13 | 音楽
ゴールドベルグ変奏曲 JS Bach

飛ぶ鳥も落とす勢いの人のようですが、演奏を聞いてびっくり。

私には正直言って評価できません。
猛烈にすごい人なんだと思います。
マシンガンっぽいところ多数。

私自身は必ずしもグールド絶対論者じゃないんですが、
あまりの違いには驚かされました。

私の耳に心地よかったか?
と聞かれたら、
「すごいのは分る気がするけど、私にはバッハ特有の高揚感は得られなかった」と
しか答えようがないかな。

特にバッハはあまり聞いていないので、経験をつんだあと再聴してみましょう。
違った評価ができるかもしれません。

忘れないうちに アブドゥル・ラフマン・エル・バシャ

2008-05-12 | 音楽
ラヴェル 「鏡」
ラフマニノフ 「音の絵」
 アンコール
エル・バシャ 「レバノンの歌」

とにかく無駄のない演奏。
かなり硬質です。
ストイック。
テクは圧倒的。
生まれて一回もまちがえたことないんじゃないか(笑)と思わせる、
安定した演奏です。
また、全ての音が計算しつくされている感じです。
気分で音を出すということは全くないんでしょうね。

「隙がなさ過ぎる」と感じる人もいるかもしれませんね。
好みの分かれるところです。
私は結構好き。
特に「音の絵」は秀逸だと思いました。
ラフマニノフは叙情に流されるとダサいと思う。

彼のプロコフィエフが是非聞きたいです。

忘れないうちに Special 宇宿真紀子(Pf) & 宇宿直彰(Vc) 

2008-05-07 | 音楽
5月3日 東京文化会館小ホール 18時から
某所から招待券をいただきました。
ユニット名は Les cloches
姉弟のコンビです。

曲目
メンデルスゾーン 無言歌(チェロ&ピアノ)
シューベルト セレナーデ(チェロ&ピアノ)
ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ(ピアノ)
ラヴェル 水の戯れ(ピアノ)
サン=サーンス ロマンス(チェロ&ピアノ)
フォーレ エレジー(チェロ&ピアノ)
リスト 愛の夢(ピアノ)
ドビュッシー 喜びの島(ピアノ)
   休憩
ドビュッシー 映像 第1集(ピアノ)
R.シュトラウス チェロとピアノのためのソナタ(チェロ&ピアノ)
  アンコール
一曲目 忘れた! そのうち書き足します。
二曲目 G線上のアリア

真紀子さんのピアノはとても優しい音色です。
手の動きがとても柔らかい。
ラヴェルの水の戯れが一番よかったかな。

チェロは、オケ以外アンサンブルやコンチェルトで実際に聴いたことがあるのが5~6人なので(そのうち一人はヨーヨーマさんだし)なんともいえませんが、う~む・・・。

忘れないうちに イム・ドンミン

2008-04-30 | 音楽
イムドンミンさんの演奏を聴く。
Mozart K.333
Chopin Scherzo1,2,3,4

モーツァルト:第一楽章は正直ちょっと間延びしていたように感じました。
良く言って牧歌的(良くないか?)。
曲にのっていない印象。
第三楽章に入りやっと本領発揮したようです。
輝きが出てきました。

ショパン:さすがにこちらは生き生きと演奏していました。
全体に硬質な印象。
4番の途中から、ちょっと鈍ったかな?っと思っていたのですが、
演奏を終わってお辞儀をした顔を見たら、真っ青。
にこりともできず、といった感じで足取りもふらふらで退出していました。
2度のカーテンコールも足元不確か。
精魂尽き果てた、といったところでしょう。
モーツァルトとショパンを退出無しで全部弾ききるのは、いくら若いとはいえちょっとしんどいのでは?

って思うのは年寄りかなぁ。

忘れないうちに ギル・シャハム

2008-04-23 | 音楽
ギル・シャハムさんのバイオリン・リサイタル を聞く。 ピアノ: 江口 玲

1. 無伴奏バイオリン・ソナタ 第2番 イ短調 BWV1003 ( バッハ作曲 )
2. ソナタ・ピンパンテ ( ロドリーゴ作曲 )
3. スペイン舞曲からサパテアード 作品23 第2   ( サラサーテ作曲 /
ハイフェッツ編曲 )
4. チゴイナーワイゼン ( サラサーテ作曲 )

第一印象は、とにかく音がクリアー。 
倍音の組成が、他の人と全然違う感じ。
高音の音の伸び方がすごいと思います。
私は結構好きでしたが、好みは分かれるところかも。

無伴奏のバッハはいいねぇ。 
関係ないですが、樫本大進さんのシャコンヌを生で聞いたときには、美しくって泣くかと思いましたよ(ちょっとオーバー)。

ピアノ伴奏の江口さんの演奏が素敵でした。
音がきらきらしている感じ。
よく溶け合っていました。

チゴイナーワイゼンは超絶。
この人が弾くチャイコのバイオリン協奏曲1番を聞いてみたいですね。

それに引き換え気に入らなかったのは服・・。
黒いスーツに白いネクタイで、日本の結婚式みたい。
ピアノの人もそんなカッコだし、譜めくりも同じよう。
スーツ姿三人の舞台って・・・。 

ステージ衣装って大事だと思った演奏(ん?)でした。
弦の人ってネクタイ姿が多いような気がします。
「おされ」は大事だなぁ。

忘れないうちに タチアナ・シェバノワ

2008-04-22 | 音楽
タチアナ・シェバノワさんのショパンを聞く。 幻想即興曲、子犬のワルツ、スケルツォ1番など
確かショパコン2位の人ですよね。 ←不確か。

一言で言ってエネルギッシュ。
幻想即興曲は「夢見る感じ」と言うのとはちがい結構直線的かな。
子犬のワルツはいまいち分りませんでした。
スケルツォ1番は大迫力でした。 スケールも大きく、これが一番よかったかな。

この曲は去年の発表会で聴いたのですが、もう少し線の細い曲だと思っていました。 

赤いドレスがよくお似合いで素敵だった。