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ヒーリングっど♡プリキュア 第43話感想

2021年02月08日 | ヒーリングっど♡プリキュア
 今話の名セリフ:「どんなに反対されても、私は実行します。私の心も、身体も、私のものですから!」(風鈴アスミ)

 「ヒーリングっど♡プリキュア」第43話「キングの進化・・・! 蝕まれたすこやか市」の感想です。


~ オープニング前 ~
 前話の続きです。
 ネオキングビョーゲンから地球を守ると宣言したグレースですが、ネオキングビョーゲンが念を込めると・・・、
    
    
    
    
 街のあちこちが、あっという間に蝕まれてしまいました。


~ Aパート ~
 その後、シンドイーネの姿が。シンドイーネによれば、今の事態は、グアイワルを取り込む前から計画していたものだとか。
 街のあちこちに、自分の一部を散りばめて、時が来れば一気に蝕めるよう準備していたようです。それには完全な進化が必要で、グアイワルとダルイゼンを取り込んだのは、そのためです。
 シンドイーネの話を聞いている間に、蝕みはますます広がっています。地球が蝕むのを阻止するため、ネオキングビョーゲンと戦います。

 そして、4人一斉にネオキングビョーゲンに突撃しますが、跳ね返されてしまいます。エレメントを使った攻撃も通用しません。どうやら、バリアが張られているようです。
 その後、ネオキングビョーゲンが反撃。攻撃は軽そうですが、3人全員でぷにシールドを展開しても防ぎきれず、4人全員の変身が解除されてしまいます。
 すぐにラテがのどか達に駆け寄りましたが、シンドイーネが間に入り、追い詰めてきました。ラテが捕えられそうとなったその時・・・、
    
「あれって・・・。」
   
『テアティーヌ様!』
   
 ラビリン、ペギタン、ニャトランは、久々にテアティーヌと対面できて喜びます。
「あの方が・・・。」
「ラテのお母さん・・・。」
   
「なんて神々しいの・・・。」
「っていうか、でかい・・・。」
    
 ひなたさん、言う事はそれっすか。まあ、確かに、ラテ達と比べれば、ひとまわりも大きいけど、他に思った事はないんかい。最終決戦に突入しても、ひなたのマイペースっぷりは変わらずで何よりです。(笑)

 その後、ネオキングビョーゲンが攻撃してきましたが、テアティーヌは素早く動いて、攻撃を撃墜しました。ただ、前に戦った時ほどの機敏さはないようで、前の戦いの傷は完全に癒えてないようです。
 ネオキングビョーゲンは、今のテアティーヌは脅威ではないと余裕を感じますが、テアティーヌは、果たしたい使命があると言い、念を込めました。
    
    
    
    
   
 一緒にすこやか市にやって来たヒーリングガーデンの者達と協力して、結界を張りました。これで、しばらくの間、ネオキングビョーゲンの動きを封じ、蝕みが広がるのを抑えられます。
 そして、その間に、ネオキングビョーゲンのバリアを打ち破る手立てを考えてほしいと、後をのどか達に託しました。

 直後、シンドイーネがテアティーヌを攻撃しようとしましたが、テアティーヌはネオキングビョーゲンが直々に倒そうと考えており、シンドイーネにはプリキュアを倒すよう指示。
 狙いをつけられたのどか達は、急いで変身しようにも、身体が動きません。アスミだけはようやく立ち上がりましたが、他の3人はまだ立ち上がれません。
 ですが、シンドイーネは容赦なく攻撃。アスミは、風の力を使って、のどか達を結界の外へ退避させました。



~ Bパート ~
「ここは?」
「まさか天国?」
「そんな訳ないでしょ。」
    
 まったくだよ。ここが天国とか、死んじゃったと思ったんかいな(もしかしたら冗談で言ってるのかもしれませんが)。緊張感の高まる最終決戦なのに、ひなたが緩和するだなんて思いもしませんでした。(笑)

 テアティーヌ達が結界を張ってくれている今、ネオビョーゲンのバリアをどうにかしたいところですが、一体どうすればいいのか?
 アスミは、ある考えを思い付きました。それは、ビョーゲンズにはビョーゲンズの力を吸収する性質がある事から、ビョーゲンズの力と一緒に自分達の技を放てばバリアを通すのではないか、というものです。
 そのためには、何をすればいいのか? アスミは、自分の中にビョーゲンズの力を宿すと言いました。
「ダルイゼンがのどかにメガパーツを埋め込んだように、私の中にメガパーツを宿せば・・・。」
   
「駄目だよ! そんなの駄目! 危ないよ!」
   
「アスミちゃんに、ううん、誰にもあんな苦しい思い、させたくない! 駄目! 絶対駄目!」
「のどか・・・。」
    
「アスミは大好きで大事なパートナーラテ・・・。どうなるか分からないラテ・・・。危ない事してほしくないラテ・・・。」
   
「ラテ・・・。ありがとうございます・・・。」
   
「ですが、今回ばかりは、私の決意は変わりません。たとえラテの想いに背く事になっても・・・。」
「アスミちゃん・・・。」
   
「私には、大切なものが増えたのです。ラテだけでなく、皆さんの事も。この街の事も・・・。」
    
「幸い、私は人間ではありません。きっとこの役目は、私にしかできません・・・。ならば、選ぶしかないでしょう・・・。」
   
「私の大好きなパートナーも、地球の苦しみを自らの身に引き受けるという、自分にしかできない役目を果たしているのですから・・・。」
   
「ラテも、皆さんの事も、人間界そのものも守りたい。欲張りたいのです!」
    
「やってみれば、何かが変わるかもしれないでしょう? 失敗を恐れ過ぎてはいけません。」
    
「皆さんと過ごして重ねてきた経験が、今の私を作っているのです。」
「アスミちゃん・・・。」
    
「どんなに反対されても、私は実行します。私の心も、身体も、私のものですから!」
   
「分かったラテ・・・。」
「ラテ・・・。」
「本当は、王女のラテが決めなきゃいけなかったラテ・・・。」
    
「ママ達もあんなに頑張ってるラテ・・・。甘えてちゃ駄目ラテ・・・。アスミ1人にしないラテ・・・。ラテも一緒に頑張るラテ!」
「ラテ・・・。ありがとうございます・・・。」
   

 その直後、シンドイーネがやって来ました。のどか達はプリキュアに変身します。

 バトルスタート。ネオキングビョーゲンのバリアを打ち破るため、シンドイーネが持っているメガパーツを手に入れる作戦に出ます。
 それを聞いたシンドイーネは、そうはさせないと、メガパーツを自分の身体に取り込みました。そして、さらに進化。
   
 1対4と、数では不利なものの、シンドイーネはものともせず、プリキュアを追い詰めていきます。
 防戦一方で勝ち目がないと思われましたが・・・、
「あー! あんな所にキングビョーゲン!」
   
「引っかかる訳ないでしょ! グアイワルじゃあるまいし! っていうか、キングビョーゲンじゃなくて、ネオキングビョーゲン様よ! 憶えなさい!」
    
   
 志村ー! 後ろ、後ろー! 思いっ切り引っかかってて草。最終決戦の緊迫感を、ひなたとシンドイーネが良い感じに和らげてますね。
 これは、地球さん、笑うのに忙しくて、蝕まれる暇ないでしょうな。ネオキングビョーゲン涙目。(笑)

 シンドイーネに隙ができ、グレース、フォンテーヌ、アースが攻撃を叩き込みました、すぐさま、ファイナルヒーリングっど♡シャワーを放ちます。
 ですが、浄化しきれず。その直後、ラテが、グレース達に何か伝えようとしていました。

「オアン! オアシスラテ!」
   
 「オアシス」というのは、ヒーリングオアシスの事。という事で、グレース、フォンテーヌ、スパークルは、ヒリングオアシスを放ちました。
 今度は浄化に成功。そして、アースは、シンドイーネを自身に宿しました。
 アースは、少し違和感のようなものはあったものの、問題なく動けそうです。
「ありがとうございます。ラテが一生懸命伝えてくれたおかげです。」
   
「それでは参りましょう。」
   
「私達の街を!」
「地球を!」
『お手当てしに!』
    
   
    
    
   

 今回は、これで終了です。


次回:「みんなでお手当て!! すこやかな未来のために
 シンドイーネを取り込んだアスミの作戦で、グレース達はネオキングビョーゲンのバリアに立ち向かいます。
 しかし、希望が見えたその時に、テアティーヌの力が限界を超え、結界が解けてしまいました。世界中が蝕まれた中で、ネオキングビョーゲンの声が聞こえてきます。
 それでも、プリキュア達は諦めずに戦います。果たして、ネオキングビョーゲンとの対決の結末は?


【まとめ】
 ネオキングビョーゲンのバリアによってプリキュア達の攻撃が通用しない中、テアティーヌが現れ、ヒーリングアニマル達と結界を作ってネオキングビョーゲンの動きを封じ込め、その間に、プリキュア達はシンドイーネを浄化し、アースはシンドイーネを自らに取り込んで、バリアに対抗できる切り札を手に入れました。

 という事で、今回から最終決戦がスタート。テアティーヌをはじめとしたヒーリングガーデンの者達も含めての総力戦となり、良い感じに盛り上がってきたと思います。

 まず、テアティーヌが、ネオキングビョーゲンの攻撃を弾く時に、なんか素早い動きを見せてたんですが、あれは一体・・・。ヒーリングガーデンにいた時は満身創痍な姿しか見せていませんでしたので、あの動きには驚きましたし、ついでに笑っちゃいました。(笑)
 過去の戦いの傷が癒えていないにもかかわらずあの動きって事は、若い時には相当なスピードを有していた事がうかがえますね。過去にキングビョーゲンと相討ちになったほど強かったのも納得ですし、公式ホームページのキャラ紹介でテアティーヌ「様」と書かれているのも、よく分かります。(笑)

 ネオキングビョーゲンへの対抗策は、アスミがビョーゲンズの力を取り込み、それを技に乗せるというものになりました。ビョーゲンズの力を取り込む事は大きな苦しみを伴いかねないリスクがありますが、アスミはその覚悟を受け入れました。
 そのあたり、アスミは、生まれたばかりの頃と比べると、ものすごく変わったな、と思います。その頃は、様々な感情や物事を全然知らず、ラテを守る事に意気込み過ぎて、ラテの気持ちを無視していた事もありましたしね。
 アスミが言っていた通り、皆と過ごしてきた経験がアスミを変えたでしょう。色んな人達と過ごしていく中で、彼らに愛おしさを感じるようになり、自分の使命が、ラテだけでなく、地球や地球に住む人々を守る事だと思うようになったのだと思いますね。

 それに、「心も身体も私のもの」「欲張り」「やってみれば何かが変わるかもしれない」と、過去5話以内にのどかちゆひなたが言っていた事をアスミが言っていたのも印象的でした。
 ここからも、3人の大切なものがよく分かってるな、と感心しました。生まれたばかりの右も左も分からない頃を比べると、すごく成長したと思います。
 アスミは、見た目は人間ですが、実際は人間ではありません。けど、喜怒哀楽や、誰かのために頑張りたい心、他人の大切なものを理解する心などがしっかり確立していて、アスミもまた「人間」なのだと感じました。 

 その一方、敵サイドでは、シンドイーネが、プリキュアに浄化されるという形で退場。
 最初から最後までキングビョーゲンに対する忠誠心は変わらず、最後はプリキュア4人相手でも優位に戦い、グアイワルやダルイゼンと比べると、良い退場劇だったんじゃないかと思います。まあ、シンドイーネからすれば、ネオキングビョーゲンに吸収されるのが望ましかったのでしょうけど。
 グアイワルと同じく、敵とは思えない愉快な一面を多く見せながらも、キングビョーゲンへの想いは一途で、物語後半では良い見所を作っていたと思います。誰かのために必死で戦う姿は、プリキュアに通ずるところもあり、なかなか面白いキャラだと思いました。

 さて、これで残りは2話。という事で、次回は、最終回前の回となります。
 最終回前の回といえば、ここ近年のプリキュアシリーズでは最終決戦が終わっていますが、話数が減った今作もそうなるのか? 次回のタイトルを見た感じでは、そうなりそうな気がしますが。
 アスミの考えた作戦は通用するのか? 引き続き、プリキュアの戦い様と全キャラの動向にしっかり注目していきたいと思います。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。

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