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トロピカル~ジュ!プリキュア 第19話感想

2021年07月06日 | トロピカル~ジュ!プリキュア
 今話の名セリフ:「約束したの・・・。どうにかするって! 人形さんはここでずっと友達の事を待ってるの!」(キュアサマー)

 「トロピカル~ジュ!プリキュア」第19話「まなつパニック! 学校の七不思議!」の感想です。


~ オープニング前 ~
 今日もゼンゼンヤラネーダをやっつけて、絶好調のプリキュア。
「アンタ達、最近調子に乗り過ぎ!」
「フフン! だって私達、今やる気全開絶好調だもん!」
    
    
 その後、エルダは撤退。しかし、あとまわしの魔女の館に戻る途中・・・、
   
    
   


 オープニングが変わりました。
 タイトルは「Viva!Spark!トロピカル~ジュ!プリキュア withトロピカる部」。いつものオープニングにメインキャラ5人のコーラスが加わったものになります。といっても、あまり変わった感がしませんでしたが・・・。
 なお、映像は、これまで通りでした。ローラがプリキュアになったり、人間化しただけに、そろそろ変わってほしいと思っていますが、どうなるかな・・・。


~ Aパート ~
 それから何日かして、みのりは、学校新聞のキャンペーンを次のトロピカる部の活動にするのはどうかと、取り上げました。
「えーと、レポート大募集。七不思議大調査キャンペーン。本当に怖い怪談。」
    
   
「優秀なレポートは新聞に掲載されて、フードチケットももらえるって!」
「いいじゃない!」
   
「あの、私、怖いのはちょっと・・・。」
「でも、今の怪談ブームは、たぶんローラの件が発端。だから、私達で他のウワサを調べて、そっちに話題を集めた方がいい。」
    
「そっか・・・。じゃあ、怖いけど頑張ります!」
「その意気や良し。」
    
「決まりだな、まなつ!」
「まなつ? いつものやんないの?」
    
「まなつ。あなたの、後ろに!」
    
   
「ギャー! いやー! ごめんなさい! お願い、来ないで!」
    
「まなつ?」
「まなつ、脅かしてごめん。今のはウソ・・・。」
「本当に?」
    
「まなつ・・・。」
「妙だと思ったが・・・。」
「もしかして、お化けとか苦手?」
「うん・・・。」
    
「じゃあ、今回の件は諦めた方がいいか。」
「待って! あの、確かに超苦手なんだけど、でも、せっかくみんなのやりたい事なんだし、それに、不思議を調べるのはローラのためにもなるし!」
    
「だから! 次の部活は、怪談の調査!」
    
「みんなでトロピカっちゃおー!」
   

 という事で、調査開始。
    
    
 まなつ達が向かった先は、学校の裏山にある廃屋。
 うめき声をあげる人形がいるというウワサがあります。なお、この建物は、来週には取り壊される予定だそうです。
   
   
 そして、まなつ達は屋内に。手分けして、この屋敷を調べていきます。
    
   
 少しして、まなつは2階に。ある部屋に人形がポツンと置かれているのを目にします。
    
   
「まさか・・・、これ・・・。」
「何よ・・・。何か用?」
    
「ギャー! 出たー!」
   
    
「天井が・・・。」
「総員退避!」
    

「みんな、無事か? 番号! 1!」
「2・・・。」
「3・・・。」
「4・・・。」
「くるるん!」
    
    
   
「1人・・・、足りない・・・。」
『まなつ!』
    
「うるさいわね・・・。あなた誰? 何しに来たの?」
    


~ Bパート ~
「ごめんなさい! ごめんなさい! ごめんなさい! 私、このお屋敷にうめき声を出す人形がいるからって調べに来たの!」
    
「はあ?」
「ほ、本当に調べに来ただけ! だからお願い! 祟ったりしないで下さい!」
    
   
   
「うん! そうよ! 私、お人形! まあ、許してあげてもいいわよ!」
    
「その代わり、私に何か食べ物をお供えして!」
「お供え・・・? お化けの人形も、お腹減るの?」
   
   
「ごちゃごちゃ言ってると祟るわよ!」
「へへーっ!」
    
「こ、これをお供えします・・・!」
   
 その後、ローラ達の声が。まなつを探しに来ました。
 誰かが来たと察したエルダは、毎日お供えする事、他の人達には内緒にする事を告げます。
 直後、他の4人も人形を見ますが、特に変なところはないと判断し、部屋を出ました。遅れて、まなつも部屋を出ます。

 誰もいなくなったところで、エルダは、まなつが置いていったメロンパンをいただきました。

「美味しい! これで、みんなが迎えに来るまでどうにかなりそうね!」
    
「でも、誰だか知らないけど、腰抜けなヤツでよかったわ!」
   

 その翌日以降も、まなつは、例の人形にお供え。
    
    
    
「黄色くてフワフワのが美味しかったわ!」
「黄色・・・。卵焼き? そっか、良かった・・・。」
    
「あと、最初のメロンパンとかいうのも美味しかった! また持って来て!」
「だよね! 美味しいよね! トロピカルメロンパン! 私の大好物なの!」
    
「そうなの! いい趣味ね! あなた、人間のくせになかなかだわ!」
「いやー、それほどでもないですけど!」
    
「うん! それほどでもないわ!」
   
   

「そうだ、人形さん。あなた、どうして、こんな所にいるの?」
「え? えっと、それはね・・・。」
「それは?」
   
「ま、待ってるの!」
「誰を?」
   
「え、えっとね・・・。えっと・・・。そう! 友達! 前にこの屋敷にいた子で、いつも遊んでたの!」
    
「前ってどれくらい?」
「分かんない! すっごく前! その子、私の事、大好きって言ってくれてたのに、ある日突然いなくなっちゃったの。」
   
「でも私、信じてるの。ずっと一緒って約束したんだから! いつか必ずまた会えるって!」
   
「だから私は待っているの! あの子の事を、このお屋敷でずっと! ずーっとね!」
   
「という訳なの! 分かった?」
   
「ん?」
「そうなんだ・・・。寂しかったんだね!」
   
    
「え・・・。泣いてる?」
「分かった! 私頑張ってお供え物持ってくるから! 寂しいかもしれないけど、一緒に頑張ろうね!」
    
   
「あなた、なんか変だけど、結構いいヤツね・・・。」
「ありがとう、人形さん!」
   

 そして、気分よく館を出るまなつ。しかし、近くのショベルを見て、もうすぐこの建物が壊される事を思い出します。
 その翌日・・・、

「壊される? ここが?」
「うん! でも、偉い人に、やめてって掛け合ってみる!」
   
「だってなくなったら、人形さん困るもんね!」
「うん・・・。確かに困る・・・。」
    
「分かった! 人形さんは心配しないで!」
「うん・・・。」
   

 同じ頃、チョンギーレとヌメリーがエルダを探しに回っていました。そんな中、ローラ達4人の姿を目にします。
 4人が来たのは、例の廃屋。まなつがこの館で何かをしに来ているんじゃないかと気になって、やって来ました。
 その直後、チョンギーレは館には行かせまいと、ゼンゼンヤラネーダを生み出します。
   
 4人はプリキュアに変身します。

 その後、激しいバトルの影響で館が揺れます。エルダは、人形のある机下から飛び出してしまい、まなつに見つかりそうになりますが、何とか隠れる事ができました。
 まなつは、ゼンゼンヤラネーダが現れたのを見て、外に出ます。屋敷は自分が守ると言い残して。
「あいつ・・・。」
   
    
「プリキュア・・・。」
   

 そして、まなつもプリキュアに変身。ゼンゼンヤラネーダとの戦いに加勢しました。
 一方、エルダは、ヌメリーに発見され、一緒に帰る事になりました。ですが、館に残された人形を見て、思うところが?

 プリキュア達は、ゼンゼンヤラネーダが投げ出した大量の砂に埋められます。点呼をとりますが、1人いません。
 その1人はサマー。サマーは大量の砂攻撃を回避し、屋敷を守るため、単身ゼンゼンヤランネーダと戦っていました。
「これ以上暴れないで!」
   
「約束したの・・・。どうにかするって! 人形さんはここでずっと友達の事を待ってるの!」
   
「一人きりで、お腹が減っても、寂しくても、それでも信じて、ずっと待ってるって! 最初は怖かったけど、今はそうじゃないって分かったから! 一緒に頑張ろうって約束したから!」
    
「だから、ここは壊させない!」

   
   
「なー! お腹痛い! エルダ、もう帰る! すぐ、おうち帰る!」
    
「可哀想に・・・。何か変なものでも食べたのね・・・。すぐに戻るわよ!」
   
 とは言っても、今は戦闘中。しかも、すぐに決着がつきそうにはありません。
 という事で、チョンギーレはゼンゼンヤラネーダに少し待つよう指示しますが、攻撃が緩まった今がチャンスと、サマーはゼンゼンヤラネーダを全力で押し返し、他の4人が拘束されている砂山にぶつけました。
 4人が助かったところで、くるくるラメールストリーム。ゼンゼンヤラネーダをやっつけました。

 それから後日、トロピカる部の廃屋調査は校内新聞に載りました。
   
 なお、まなつが再び屋敷を訪れた時、人形はなくなっていました。その何日後かに屋敷は取り壊され、あの人形が何だったのかは謎のままで終わりました。
 ですが、本当になくなったのではなく、実際は・・・、
「エルダ! 飯だぞ!」
「はーい!」
    
   

 今回は、これで終了です。


次回:「名探偵みのりん! 消えたメロンパン事件!
 学校の購買で売っている超レア限定品・プレミアムトロピカルメロンパンをやっとの思いで手に入れたまなつ。
 しかし、部室に置いてちょっと目を離した隙に、突然なくなってしまいました。みのりが探偵役となり、トロピカる部全員で、消えたメロンパンを追う事に。


【まとめ】 ※今回も、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
 まなつ達は、学校新聞の「怪談・七不思議大調査キャンペーン」で、学校の裏山にある古い屋敷を調査し、まなつは、屋敷にある人形から毎日食べ物をお供えするよう要求され、人形の声の主であるエルダと、互いに正体に気付かないまま仲良くなったものの、何日か後に屋敷はとり壊され、人形は行方不明となりましたが、エルダが持ち帰っていました。

 まなつがいい子過ぎて、めちゃくちゃ感動した! 生きてるって感じ!
 今話の感想を簡単にまとめると、こんな感じですね。「そこは『生きてるって感じ!』じゃなくて、『トロピカってる!』じゃないの?」というツッコミもありそうですが、まあ、聞き流します。そういう天邪鬼っぷりが私ですので。(笑)

 エルダがついたウソとはいえ、ずっと1人で友達を待ってると聞いて、泣いてまで感動したり、屋敷が壊されそうになると知るや、お偉いさんに掛け合おうと考えたり、プリキュアになった後も、ゼンゼンヤラネーダからたった1人で屋敷を必死に守ったりと、すごく友情に厚い子だと思いました。
 また、Aパートでも、皆のやりたい事を尊重し、お化けが苦手なのを我慢して怪談調査に乗っかったのも、他人思いで良かったところですね。こんな感じで、故郷の南乃島でも多くの島民から好かれていたのでしょう。
 予告ではお化けが苦手そうなところが映し出され、お化けに怯える姿に可愛さを感じるんだろうな、と今話視聴前は思っていましたが、蓋を開けてみれば、それ以上に、他人思いの熱い子だと知る事ができて、すごく見応えがありました。お化けが苦手なまなつも、今回の件で苦手意識がなくなったんじゃないかな、と期待したいですね。

 あと、エルダも、かなり味のあるキャラとして描かれていたと思います。人形の声の主になって、お供えを要求して飢えをしのぐとか、結構したたかですよね。
 即興の作り話でまなつを感動させたのも、なかなかのもの。おままごとで鍛えられた感じですかね。

 また、敵であるプリキュアが食べ物をくれたり、互いに顔は見えずとも仲良くなったり、必死で屋敷を守ろうとしていた姿に思うところも。
 まなつ達と敵キャラ達が和解しそうな伏線っぽいですね。特に、前作は敵キャラとは誰とも和解する事なくストーリーが終わっただけに、かなり期待したいところ。
 ヤツらは、今はやる気を嫌っていますが、誰かのために全力で頑張るまなつのやる気がなければ、エルダは無事にあとまわしの魔女の館に帰れなかったかもしれないでしょう。
 やる気が大切なものだと気付く時はいずれ来るとは思いますが、それは、いつになるのか? 今後の敵サイドの心情変化が少し楽しみになってきました。

 ここからは、目立ったシーンではなかったものの、印象に残ったところを2つほど。
 まずは、廃屋調査の時のあすかとローラの髪型が違っていた事。過去作では、いつもと違う髪型を見ると「おお! なかなか似合ってる!」と思った事がほとんどでしたが、今回も同じ感想でした。
 あすかは、普段よりもかなり大人びた印象を受けました。頼れるお姉さん度はアップしていて、あの場を上手く仕切っていたように感じます。
 ローラは、着ていた服との相乗効果で、結構カッコよく見えました。いつもは、自分は可愛いと信じて疑わないローラですが、こういうのもアリですね。
 今回は、あすかとローラの2人だけでしたが、他の3人も、いつもと違う髪型が出てくる回はあるでしょう。今作は、メイクを変身に取り入れていますので、いつもと違う髪型で出てくる事は多くなるのかな、と楽しみにしたいと思います。

 他にも、Aパート、Bパート、それぞれにあった点呼のシーンも印象に残りました。メイン視聴層の女の子達にとって、災害時における大切な事を学ぶ良い機会だったんじゃないかと思います。
 点呼といえば、地震や大雨などによる緊急避難時の基本事項。これを早くやるかやらないかで、災害に巻き込まれた人達の安全確保に繋がり、早く点呼を行った結果、全員の無事を確認できれば安心できますし、逆に点呼が遅くなると、誰かがいない事に気付くのが遅れて、早急に救出に向かえば助けられたのが残念ながら亡くなってしまったという事もあります。
 特に、今年は東日本大震災後10年を迎えた年であり、ここ最近は、大雨により、土砂災害や冠水などが起きた地域も多くあります。それだけに、あの点呼のシーンは、ササッと流し見で済ませてはいけない重要ポイントだと感じました。

 さて、次回は・・・、
   
 出たよ、12話にも出てきたダサアイテム・星眼鏡。いつもの眼鏡の方がすごく賢く見えるのに、どうして、こうネタに走るのか。(笑)
 これはもう、ギャグ回の匂いがプンプンですな! 過去には並外れた洞察力を見せた話もありましたが、次回は「迷探偵」で終わりそうな気がしますね。(笑)
 普段は口数が少なくてポーカーフェイスなみのりが次回は大暴走をしてくれると大いに期待して、今からツッコミの準備体操をしておきます。(笑)



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。

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