トロピカル～ジュ！プリキュア 第２１話感想

　今話の名セリフ：「予定をしっかり決めなくてもいいんじゃないかな？ だって、南乃島よ！ もう本当にのんびりした所だから！」(夏海碧)

　「トロピカル～ジュ！プリキュア」第２１話「夏休み！ トロピカる部の合宿計画！」の感想です。


～ オープニング前 ～
　明日から夏休み。まなつは大喜びですが、ローラは不満を抱いています。
「せっかく人間の学校に通えるようになったのに、いきなりお休みなんて、どういう事？」
　　　
　相変わらず、ふてくされてるローラが可愛いなあ。いきなり休みになった事に文句があるなら、プリキュア化＆人間化させるタイミングが悪いと、スタッフ様に訴えたらいいんじゃないかな。(笑)

　学校はなくても、夏休みは楽しい事がいっぱい。部活で合宿する事もあり、まなつは、合宿をしたいと目を輝かせます。
「合宿って何？」
　　　
　まだ始まってから１分も経ってないのに、ギャグ顔で飛ばしてるなあ。秋映画では「ハートキャッチ」のえりかパイセンと共演するようですし、それに向けて、変顔の練習をしておこうって事なんでしょうかね。(笑)

「合宿っていうのは、部活動の練習や特訓のために、みんなでお泊りして生活する事。」
「みんなでお泊り・・・。へー、まあ、悪くないわね・・・。」
　　　　
　そうは言っても、本当は楽しみで仕方ないんだろ？ ホント、分かりやすいな(笑)。まあ、そこがいいんですけどね。

　いつ合宿をするか話す中、まなつの故郷・南乃島の話が出ました。まなつは、母と一緒に南乃島に帰る予定です。
　まなつが南乃島の素晴らしさを話すと、さんご達も行ってみたいと感じ、まなつは、ぜひ来てほしいと言いました。という事で、トロピカる部の合宿場所は南乃島に決定。


～ Ａパート ～
　それからしばらくして、まなつの家に集まって、合宿のしおり作り。
「今回の合宿のテーマは、『トロピカる精神と、トロピカる肉体を鍛えよう！』だよ！」
　　　
　　　　
「トロピカる精神と・・・、」
「トロピカる肉体・・・？」
　　　
　ノリと勢いから出た言葉で、ツッコんだら負けってやつなんじゃないかな、たぶん。(笑)

　海で遊んだり、スキューバダイビングをしたり、洞窟探検だったり、島のお祭りなど、やってみたい事は沢山あります。
　そうこう話すうちに時間は過ぎていき、合宿のスケジュールは、やりたい事でびっしり。
　　　
「予定をしっかり決めなくてもいいんじゃないかな？ だって、南乃島よ！ もう本当にのんびりしたところだから！」
「確かに・・・。」
　　　
「砂浜に座って、風に吹かれているだけでも気持ちいい島だからね！ まずは、島に行って、それから考えてみてもいいんじゃないかな？」
　　　
「今一番大事な事をやるのがトロピカる部だもんね！」
「ここまで予定を決め込むのは、らしくないかもな！」
　　　

　その頃、あとまわしの魔女の館では、地上の暑さを嫌がって、誰もやる気パワーを奪いに出向こうとしません。しかも、夏は休みにしようと言い出す始末。
「では、やる気パワーを集めに行った者から、順番に夏休みを取る事を許しましょう。」
　　　
「はい！ はい！ はーい！」
「私が・・・。」
「俺が行く！」
　　　　
「では、チョンギーレさん。頼みましたよ。」
　　　
『えー！』
「悪いな。一足先に休ませてもらうぜ！」
　　　
　でも、来月にはまた出撃要請を出されちゃって、すぐに休みが終わっちゃうんじゃないかな。配下の数が少ないですし、バトラーが出撃するとは思えないですし。バトラーにいいように利用されてるような気がするのですが、まあ、コイツらの事ですから、そういうのを考えるのも後回しなんでしょう、きっと。(笑)

　夜になり、まなつとローラは、南乃島に行く準備をしていました。
　明日は、まなつの母・碧が水族館の仕事のため、フェリー乗り場で合流する事になりました。

　そして、就寝。
「ローラ。どれだけ明日が楽しみでも、今日は早く寝なきゃだよ！」
「分かってるわよ！ 子供じゃないんだから！ お休みなさい・・・。」
「お休み！」
　　　　
「ん・・・。」
「じー・・・。」
　　　
　　　
「うわっ！」
「ローラ。今日は一緒に寝ない？」
　　　
「え？」
「私、なんか、ドキドキソワソワしちゃって、全然眠れずになくて・・・。」
　　　
　　　
「しょうがないわね・・・。本当に子供なんだから！」
「ありがとう！ ローラ！」
　　　　
　　　
「実は私も眠れずになかったの・・・。みんなと旅行って初めてだし・・・。って！」
　　　
　　　　
「もう！」
　　　
　　　


～ Ｂパート ～
　そして、翌日、まなつとローラは、公園で３人を待ち合わせます。
「まなつ！ ローラ！」
「あ！ さんご！」
　　　
　　　
「おはよう・・・。」
「おはよう。っていうか、大丈夫？」
「どうしたのよ？ その荷物。」
　　　
「夏の新作コスメ、いっぱい持ってきちゃった！ 島に着いたら、みんなで試そうね！」
「それは嬉しいけど・・・。」
　　　　
「なんだけど、やっぱ、ちょっと重過ぎて、体力の限界・・・。」
「私、バッグ１つ持つよ！」
「あ、ありがとう・・・。」
　　　
　ちょっ。島に行く前に力尽きちゃダメー！ おい、さんご推しの野郎ども。私なんかの感想を見てる暇があるんだったら、荷物持ちを手伝えよ。後で膝枕してくれるそうだからな！(いいかげんな事言うな(笑))

「お待たせ・・・。」
「あ！ みのりんせんぱ、い！？」
　　　　
「みのりん先輩もすごい荷物！」
「この夏は、全１００巻の小説を読むって決めてたから、持ってきた・・・。あと、みんなにオススメの本を・・・。」
　　　　
　いくらみのりが速読術に優れていても、島にいる間に全部は読み切れんだろ。持ってくる量を少しは減らしなさい。という事で、みのりが好きな野郎どもも、私なんかの感想を見てる暇があるんだったら(以下略 ＆ 笑)

「みのりん先輩のオススメ！？ 面白そう！」
「しょうがないわね。持ってあげるから、バッグ１つ貸しなさい！」
「あ、ありがとう・・・。」
　　　　
　　　
「おーい！ みんな！」
「まさか、あすか先輩も大荷物なんじゃ・・・。」
　　　
　　　　
「悪い！ 待たせちゃったな！」
「それより、その荷物、一体何なの？」
　　　
「こっちはお弁当！ これ作ってたら遅くなっちゃったんだ！ フェリー乗ってる時に、みんなで食べようと思って。」
　　　
「あすか先輩のお弁当！」
「もうお腹空いてきちゃったよ！」
　　　
「そっちの枕は？」
「いや、枕が変わると寝られないタチでさ・・・。」
　　　
　枕が変わったら寝られないとか、なんか可愛くて癒されますね。「枕を入れるバッグないの？」とツッコむのが、どうでもよくなってきました。(笑)

「よーし！ みんな集まった事だし、フェリー乗り場に出発しよう！」
『おー！』
　　　

　しかし、チョンギーレが街中に。まなつのトランクがゼンゼンヤラネーダになりました。
　　　
　まなつ達はプリキュアに変身します。
『はーっ！』
「年中無休だ！」
『トロピカル～ジュ！プリキュア！』
　　　　
　　　　
　　　　
　ああ、確かに年中無休だね。休みをほしがる魔女の部下達と違って、やる気があっていいね！ こんなにやる気の差が出ちゃったら、来月中には魔女を倒しちゃってもおかしくないな！(９９.９％ないと思いますが(笑))

　バトルスタート。ゼンゼンヤラネーダは、トランクに入っている物を武器として攻撃してきます。
　サマー達はダメージは受けてないものの、フェリーの出発時間が近付いているため、早く倒さなければなりません。ですが、ゼンゼンヤラネーダの攻撃が激しく、防戦一方です。
　ですが、少しして・・・、
　　　　
　トランクのキーを発見。これで、ゼンゼンヤラネーダの強力な牙を封じる作戦に出ます。

　ゼンゼンヤラネーダの突撃をコーラルがバリアで防ぎ、パパイアが、ぱんぱかパパイアショット。
　フラミンゴが蹴りで、ゼンゼンヤラネーダの口を抑えつけ、サマーが鍵を閉めます。ゼンゼンヤラネーダの攻撃を封じたところで、ラメールが、ゼンゼンヤラネーダが奪ったやる気を取り返しました。
　そして、すぐさま、くるくるラメールストリーム。ゼンゼンヤラネーダをやっつけました。

　その後、まなつ達は大急ぎで、フェリー乗り場に。どうにか間に合い、先に着いていた碧と合流しました。
　フェリーに乗ったまなつ達は昼食を楽しんだり、気持ちいい風を浴びたりしました。
　　　
　　　　

　しばらくして、南乃島に到着。まなつの父・大洋など、多くの島民が、まなつ達を出迎えました。
「お父さん！ ただいまー！」
　　　　
　　　　

　今回は、これで終了です。


次回：「ヒミツの大冒険！ 人魚の宝を探せ！」
　南乃島での合宿初日、トロピカる部は、まなつオススメの美しい秘密のビーチを満喫します。
　その後、島の長老から人魚の宝の話を聞き、北の浜の洞窟にやって来ました。しかし、途中でローラがはぐれてしまい・・・。

　なお、次回の放送は、８月１日(日)となります。次の日曜日である２５日は放映休止ですので、間違えないように！


【まとめ】
　明日から夏休みのトロピカる部は、まなつの故郷・南乃島で合宿を行う事に決め、合宿のしおりを作って、スケジュールを計画し、その翌朝、フェリー乗り場に向かう途中でゼンゼンヤラネーダが現れたものの、チームワークを活かして退治し、フェリーに乗り込み、南乃島に到着しました。

　さて、今回は、夏合宿に向けての準備回。
　お楽しみ本番は次回からではあるものの、今作の楽しい作風ゆえか、合宿本番のような楽しさがあったと思え、個性が際立っていた事もあり、すごく見応えのある話に仕上がっていたと思います。

　Ｂパートの島に持っていく荷物については、個性が出ていて面白かったですね。
　まなつは、好物のトロピカルメロンパンを島民の分まで用意してたり、遊び道具を持ってたりと、久々の島生活を満喫するつもりなのが目に見えますね。
　夏休みの宿題を持ってきていないのは、今後の伏線でしょうか。まあ、まなつなら、夏休み終了日になって宿題をやってないなんて事に気付くのは十分ありえますよね。(笑)

　次に、さんごとみのりは、それぞれの好きなコスメ、本を沢山持っていくものの、重過ぎてへばる事態に。まなつも結構用意してましたが、まなつは体力お化けですので、参考にしちゃ駄目でしょう。(笑)
　つい好きな物を沢山持っていこうとして大荷物になっちゃうのは、旅行や親戚の家に行ったりする時の「あるある」でしょうか。私も、小中学生の時は、ＴＶゲームを沢山持って行って、親を困らせていましたね。
　しかも、沢山持っていたところで、全部は使わない事も「あるある」でしょう。皆さんも、持っていく荷物は程々にね！

　あすかは、バッグ１つと枕、島に行く時の昼食と軽めの荷物。昼食を大量に用意していたのは、料理が得意で面倒見の良いあすからしいですね。
　まなつ、さんご、みのりと違って、バッグが１つだけだったあたり、着替えとか夏休みの宿題とか、持っていくものを最小限にしてそうですね。まあ、実際はダンベルも入れていて、かなりの重量がある事も考えられますが。(笑)

　ローラは、荷物のついての言及はなかったものの、Ａパートでは、合宿が楽しみで眠れない場面がありました。これも、旅行や親戚の家に行く前の「あるある」ですね。
　他にも、合宿と聞いて、まあ悪くないとそっけなく返事したり、合宿が楽しみで眠れないまなつを子供扱いするところも。まったく、素直じゃない上、ローラも子供なのに(笑)。でも、そこが良いですよね。

　さて、次回は、いよいよ合宿スタートとなりますが、タイトルに「人魚の宝」とあるあたり、重要アイテムを手に入れる話になるのかも？
　まったり夏を満喫する話になりそうですが、シリアスな展開にもなりそうで、目が離せないですね。



　今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。