「Go!プリンセスプリキュア」第33話「教えてシャムール♪ 願い叶える幸せレッスン!」の感想です。
~ オープニング前 ~
はるか達は、ミス・シャムールのプリンセスレッスンに取り組んでいました。今日の課題は、メイク。
今回も、オープニングの主題歌紹介部分が変わりました。今回は、ステラの左に、キミマロが追加。
また、オープニング直後の提供画像も、劇場告知動画に。

~ Aパート ~
そして、メイクに取り掛かったはるか達。まずは、きららとみなみが完成させました。
きららは仕事柄ゆえ、みなみはパーティーに出席するためにメイクする機会が多く、手馴れています。
続いて、トワ。
よく分からないとは言うものの、なかなかのもの。小さい頃に、メイドに少し教わった事があるようです。
最後は、はるか。
「私のメイク、どうですか~?」
・・・。まあ、とりあえず、鏡見ればいいんじゃね? たぶん、割れちゃうんじゃないかと。(笑)
これは塗り過ぎだと、シャムールは注意。あくまで繊細に、エレガントに、とアドバイスします。
そんな中、はるか達は、妖精「クロロ」を目にします。
31話でも触れられていたように、この子は、元々はロック。ようやく目覚めたものの、元気がありません。
シャムールは、クロロの事は自分に任せて、はるか達はレッスンに励むよう言います。
それから後日、寮の自室でメイクの練習に励むはるか。まだ塗り過ぎなようで、上手くいきません。
そこで、はるかはレッスンパッドを使って、シャムールを呼び出そうとしますが、反応しません。シャムールは朝、クロロと一緒に出かけたと、パフは言います。
パフが指を差した先は、夢ヶ浜。どうして、夢ヶ浜に行ったのか? シャムールは、この世界は初めてなのか? 心配になったはるか達は、夢ヶ浜に向かいました。
少しして、はるかは、屋根の上にシャムールとクロロがいるのを目にしました。
バスを降りて急いで、その家に向かいますが、いませんでした。しかし、その直後、道路の向こう側にいるのを見かけました。
ですが、信号待ちの時に、どこかに行ってしまいました。その後も、発見しては掴まえられずの連続です。

しばらくして、曲芸をするシャムールを発見します。
芸は大評判。観客達が去った後、はるか達はシャムールに声をかけました。
ですが、シャムールは、事情を話すのは後にし、次の場所に行こうとしていました。一体どこに行くのか? はるか達もついて行きます。
少しして、沢山の猫がいる場所に来ました。
シャムールはクロロを紹介し、クロロは元気がないながらも名乗ります。
シャムールは、様々に学問に詳しく、特に、語学が得意との事。そのために、シャムールは猫達とコミュニケーションがとれており、時々、猫の集会に参加しているほどです。
そんな中、三毛猫チームと黒猫チームがケンカを始めました。
そこで、シャムールは、レッスンフェアリーパワーで、レッスン空間に、はるか達、三毛猫チーム、黒猫チームを招待。
ついでに、三毛猫や黒猫達も二本足で立つようになり、しゃべれるようにもなりました。
毎日毛並みを揃えるように、猫にだってオシャレは大切です。という事で、オシャレ対決で勝負をつける事に。
黒猫チームは、ボスと思われる黒猫を、三毛猫チームはクロロを、それぞれコーディネートします。ついでに、きららとトワは黒猫チームに、はるかとみなみは三毛猫チームに、それぞれ協力する事になりました。これも、オシャレを磨くためのレッスンです。
より素敵なコーデをした方が勝ちです。
という事で、勝負スタート。
三毛猫チームは、クロロにどんな服を着せようか盛り上がりますが、クロロは暗い気分です。
「オシャレなんてしても意味ないロロ・・・。王国に帰りたいロロ・・・。みんなに会いたいロロ・・・。」
そんなクロロにシャムールが声をかけます。
「クロロ。ミーも同じ気持ちよ。でも、悲しんでいても、願いは叶わないわ。」
「じゃあ、どうすればいいロロ?」
一方、ディスダークでは、ストップとフリーズがシャットの部屋に乱入。シャットは化粧中でした。
クローズは、有無を言わさぬ怖さで、シャットに、人間の絶望を集めるよう命令します。
~ Bパート ~
そして、どちらのチームも、コーディネートが完成しました。
勝利チームはどちらか?
が、その前に休憩。シャムールは、お茶のセットを用意しました。

そして、お菓子をいただくはるか達。お菓子は、超がつくほどの絶品でした。
それも、そのはず。シャムールは、この街の色んなお菓子を食べ歩いて、勉強したからです。

今だ暗い気分のクロロも、ドーナツを一口食べると、たちまち食が進み、少しだけ元気が出ました。
「願いを叶える方法、レッスン1。美味しいものを食べる事。まずは、しっかり食べるのが、元気にもハッピーにもなる近道よ。」
その直後、シャットが現れました。しかし、シャムールは、シャットのメイクがみっともない事を指摘します。
シャットは、周りの妖精や猫達がオシャレにしているのに、腹を立て、黒猫達の夢を絶望の檻に閉じ込め、ゼツボーグを召喚します。
黒猫達の夢
猫を絶望の檻に閉じ込めるとか、26話といい、シャットは、いい感じに暴走してるよなあ。こんなお遊びができるのは、シャットだけでしょうね。そこにシビれる! あこがれるゥ!(笑)
という事で、はるか達は、変身して戦います。しかし、意外にも、フローラ達は苦戦します。
この機に乗じて、シャットは、妖精達を攻撃しようとします。ですが、ここは、シャムールが相手します。
シャムールは、バレエの動きを駆使して、シャットの攻撃を軽々と回避します。

「ただの妖精ではないな、何者だ!?」
「ロイヤルティーチャー、ミス・シャムールよ。」
「身だしなみの乱れは、心の乱れ。今あなたの心は、とても乱れている!」
「ああっ、こ、これは、クローズ達にジャマされて・・・、」
「言い訳はノー! 誰にジャマされても信念があればやり通せるものよ! それができないほどに、今あなたは自信をなくしている。イエ~ス?」
何か悩みがあるんじゃないかと聞かれたシャットは、最近嫌な事ばかりだと吐露します。
この瞬間、シャムール>>>(越えられない壁)>>>シャットが確定しちまったわ(笑)。いやー、ホント、シャットのギャグキャラっぷりが酷いですね。いいぞ、もっとやれ。(笑)
そこで、シャムールは、メイクセットを出し、メイクを決めて気持ちを整えるようアドバイスします。
そして、シャットは、シャムールと一緒にメイクに取り掛かりました。

なあ、おい。今って、バトル中だよな? なのに、敵幹部が呑気にメイクしてるって、どういう事? シャット以外ではこんな芸当ができないと思うと、ある意味、シャットはすごいヤツだと思いますね。そこにシビれ(以下略 & 笑)
「笑顔を守るのが、プリンセスプリキュアの使命。元気のない人を励ますのも、プリンセスのたしなみよ。たとえ、戦う相手であっても、それがエレガントというものよ。違うかしら!?」
「確かに、人がへこんで弱ってるところを突くのは、美しくないかもね!」
「そして、ピンチは自分を高めるチャンスでもあるわ!」
「いついかなる時でも、つよく、やさしく、美しく!」
「そして、正々堂々と! それが、プリンセスだと思います!」


「願いを叶える方法、レッスン2! 心を強く持って、前向きにゴーよ!」
そして、フローラ達は、エクラエスポワールで、3体のゼツボーグを浄化します。
ちょうどその頃、シャットのメイクもでき上がりました。
シャムールも、よく似合っていると、シャットのメイクを認めます。
「そうだ・・・。私は、やればできるのだ・・・。私は、美しいー!」
シャットは、上機嫌にそう言って、撤退します。
なんか、シャットの笑顔が素敵に見えて、困るんですけど。まあ、ゼツボーグは敗れても、お前が幸せそうで何よりだよ。(笑)
そして、絶望の檻に閉じ込められた黒猫達を解放。
「王国はいつかプリンセスプリキュアが必ず取り戻してくれる。ミーは、そう信じてるの。だから、ミーは、今はこの世界で色々な事を学ぶの。そして、それをいつか王国に帰った時、誰かに教え役立てたい。それが、ミーの夢よ。」
「夢?」
「うん。レッスン3! 今を大事にしながら、よく遊び、よく学ぶ。そうすれば、きっと夢に繋がるわ。」
「ボクも頑張るロロ! 王国に帰れる日まで、いっぱい勉強して、元気に楽しむロロ!」
「それが、ユーの夢かしら?」
「そうロロ!」
「グーッド!」

ディスダークに帰ったシャットは上機嫌で、そばを通ったクローズ達に、自分の美しさをアピール。
「クローズ、今、私を見ただろ? 素通りできない、この美しさ! 参ったか! ハハハハ! 美しいって罪ー♪」
ああ、参った。参ったよ。絶望に満ちた職場で、そんな元気を晒せるなんて、ホントすごいわ、お前。そこに(以下略 & 笑)
しかし、クローズ達は、下らないと一蹴。しかし、絶望の森は育っていると言います。
しばらくして、猫達は、ケンカを収めたお礼にプレゼント。
これは、ホープキングダムの王家の紋章。という事は、カナタが近くにいるのかも? はるか達は、希望にあふれます。
今回は、これで終了です。
今回のエンディングの個別部分は、スカーレットパートでした。
次回:「ピンチすぎる~! はるかのプリンセスコンテスト!」
はるかは、「王子様に会えるかもしれない」というプリンセスコンテストに出る事になりました。
コンテストでは、プリンセスのファッションでウォーキングする事になり、きららの指導の下、はるかは一生懸命練習します。しかし、メイクもウォーキングも上手にできなくなってしまい、はるかは弱気になってしまいます。
果たして、コンテストの行方は? そして、はるか達は、カナタに会う事ができるのか?
次回予告直後の提供画像も、劇場告知動画でした。

【まとめ】
ホープキングダムに帰れない事に暗い気分だったクロロでしたが、シャムール達の励ましにより、再び前を向く事ができました。
という事で、今回のテーマは「夢を叶えるための秘訣」でしょう。
29話感想でも述べたように、「夢」を叶えるとなれば、必ずと言ってもいいくらい、「挫折」がつきまといます。「夢」を叶える過程において、落ち込む事は、しばしばあります。
それでもなお「夢」を叶えるには、「絶望しない事」が大事です。それは、29話で先代のプリンセスプリキュアに問われた答えですね。
「じゃあ、そのためには、具体的にどうすればいいのか?」というのが、今回の話だったでしょう。今回は、29話の延長的な話だったと思います。
その問いの答えは、シャムールが言っていたように、「美味しいものを食べる事」「心を強く持って、前向きに」「今を大事にしながら、よく遊び、よく学ぶ」でしょうね。至ってありきたりな生活を送る事であり、私達大人にとっては、当然心得ているようなものでしょう。
しかし、このアニメのメイン視聴層は未就学女児。シャムールが言っていた3か条が、我々人間にとって当然持つべきものだと言っても、ピンと来ませんよね。
それを今回は、分かりやすく説明していたと思います。クロロとか沢山の猫などの可愛いキャラが沢山出ていましたし、ゼツボーグもギャグ風味で怖さがありませんでしたし、シャットもいつも以上の愉快さを見せていましたしね。
これだけ多くの可愛さが出ていれば、女児達にはすごく受け入れやすかったんじゃないのでしょうか。その分、シャムールが言っていた「夢を叶えるための秘訣」も覚えやすかったんじゃないかと思いますね。
シャムールが言っていた3か条を持っていれば、夢に近付く。それは、間違いないでしょう。
だがしかし、31話感想でも述べたように、夢と絶望は表裏一体的なものであるのも、また事実。夢に近付けば近付くほど、その挫折から生じる絶望も大きくなるものです。
31話以降、ゼツボーグが召喚されては、絶望の種が育っていく描写があり、今後、大きな絶望が世界を襲う前触れと考えられるでしょう。そうなった時でも、はるか達は、シャムールが言っていた3か条を忘れずに前を向く事ができるのか、注目したいと思います。
~ オープニング前 ~
はるか達は、ミス・シャムールのプリンセスレッスンに取り組んでいました。今日の課題は、メイク。
今回も、オープニングの主題歌紹介部分が変わりました。今回は、ステラの左に、キミマロが追加。



~ Aパート ~
そして、メイクに取り掛かったはるか達。まずは、きららとみなみが完成させました。


続いて、トワ。

最後は、はるか。
「私のメイク、どうですか~?」

これは塗り過ぎだと、シャムールは注意。あくまで繊細に、エレガントに、とアドバイスします。
そんな中、はるか達は、妖精「クロロ」を目にします。

シャムールは、クロロの事は自分に任せて、はるか達はレッスンに励むよう言います。
それから後日、寮の自室でメイクの練習に励むはるか。まだ塗り過ぎなようで、上手くいきません。
そこで、はるかはレッスンパッドを使って、シャムールを呼び出そうとしますが、反応しません。シャムールは朝、クロロと一緒に出かけたと、パフは言います。
パフが指を差した先は、夢ヶ浜。どうして、夢ヶ浜に行ったのか? シャムールは、この世界は初めてなのか? 心配になったはるか達は、夢ヶ浜に向かいました。
少しして、はるかは、屋根の上にシャムールとクロロがいるのを目にしました。







ですが、シャムールは、事情を話すのは後にし、次の場所に行こうとしていました。一体どこに行くのか? はるか達もついて行きます。
少しして、沢山の猫がいる場所に来ました。

シャムールは、様々に学問に詳しく、特に、語学が得意との事。そのために、シャムールは猫達とコミュニケーションがとれており、時々、猫の集会に参加しているほどです。
そんな中、三毛猫チームと黒猫チームがケンカを始めました。




黒猫チームは、ボスと思われる黒猫を、三毛猫チームはクロロを、それぞれコーディネートします。ついでに、きららとトワは黒猫チームに、はるかとみなみは三毛猫チームに、それぞれ協力する事になりました。これも、オシャレを磨くためのレッスンです。
より素敵なコーデをした方が勝ちです。
という事で、勝負スタート。
三毛猫チームは、クロロにどんな服を着せようか盛り上がりますが、クロロは暗い気分です。
「オシャレなんてしても意味ないロロ・・・。王国に帰りたいロロ・・・。みんなに会いたいロロ・・・。」

「クロロ。ミーも同じ気持ちよ。でも、悲しんでいても、願いは叶わないわ。」
「じゃあ、どうすればいいロロ?」
一方、ディスダークでは、ストップとフリーズがシャットの部屋に乱入。シャットは化粧中でした。
クローズは、有無を言わさぬ怖さで、シャットに、人間の絶望を集めるよう命令します。
~ Bパート ~
そして、どちらのチームも、コーディネートが完成しました。


が、その前に休憩。シャムールは、お茶のセットを用意しました。

そして、お菓子をいただくはるか達。お菓子は、超がつくほどの絶品でした。
それも、そのはず。シャムールは、この街の色んなお菓子を食べ歩いて、勉強したからです。





シャットは、周りの妖精や猫達がオシャレにしているのに、腹を立て、黒猫達の夢を絶望の檻に閉じ込め、ゼツボーグを召喚します。


という事で、はるか達は、変身して戦います。しかし、意外にも、フローラ達は苦戦します。
この機に乗じて、シャットは、妖精達を攻撃しようとします。ですが、ここは、シャムールが相手します。




「ロイヤルティーチャー、ミス・シャムールよ。」

「ああっ、こ、これは、クローズ達にジャマされて・・・、」
「言い訳はノー! 誰にジャマされても信念があればやり通せるものよ! それができないほどに、今あなたは自信をなくしている。イエ~ス?」


そこで、シャムールは、メイクセットを出し、メイクを決めて気持ちを整えるようアドバイスします。




「笑顔を守るのが、プリンセスプリキュアの使命。元気のない人を励ますのも、プリンセスのたしなみよ。たとえ、戦う相手であっても、それがエレガントというものよ。違うかしら!?」


「そして、ピンチは自分を高めるチャンスでもあるわ!」
「いついかなる時でも、つよく、やさしく、美しく!」
「そして、正々堂々と! それが、プリンセスだと思います!」







ちょうどその頃、シャットのメイクもでき上がりました。

「そうだ・・・。私は、やればできるのだ・・・。私は、美しいー!」
シャットは、上機嫌にそう言って、撤退します。


そして、絶望の檻に閉じ込められた黒猫達を解放。
「王国はいつかプリンセスプリキュアが必ず取り戻してくれる。ミーは、そう信じてるの。だから、ミーは、今はこの世界で色々な事を学ぶの。そして、それをいつか王国に帰った時、誰かに教え役立てたい。それが、ミーの夢よ。」

「うん。レッスン3! 今を大事にしながら、よく遊び、よく学ぶ。そうすれば、きっと夢に繋がるわ。」


「そうロロ!」
「グーッド!」

ディスダークに帰ったシャットは上機嫌で、そばを通ったクローズ達に、自分の美しさをアピール。
「クローズ、今、私を見ただろ? 素通りできない、この美しさ! 参ったか! ハハハハ! 美しいって罪ー♪」

しかし、クローズ達は、下らないと一蹴。しかし、絶望の森は育っていると言います。
しばらくして、猫達は、ケンカを収めたお礼にプレゼント。

今回は、これで終了です。
今回のエンディングの個別部分は、スカーレットパートでした。
次回:「ピンチすぎる~! はるかのプリンセスコンテスト!」
はるかは、「王子様に会えるかもしれない」というプリンセスコンテストに出る事になりました。
コンテストでは、プリンセスのファッションでウォーキングする事になり、きららの指導の下、はるかは一生懸命練習します。しかし、メイクもウォーキングも上手にできなくなってしまい、はるかは弱気になってしまいます。
果たして、コンテストの行方は? そして、はるか達は、カナタに会う事ができるのか?
次回予告直後の提供画像も、劇場告知動画でした。


【まとめ】
ホープキングダムに帰れない事に暗い気分だったクロロでしたが、シャムール達の励ましにより、再び前を向く事ができました。
という事で、今回のテーマは「夢を叶えるための秘訣」でしょう。
29話感想でも述べたように、「夢」を叶えるとなれば、必ずと言ってもいいくらい、「挫折」がつきまといます。「夢」を叶える過程において、落ち込む事は、しばしばあります。
それでもなお「夢」を叶えるには、「絶望しない事」が大事です。それは、29話で先代のプリンセスプリキュアに問われた答えですね。
「じゃあ、そのためには、具体的にどうすればいいのか?」というのが、今回の話だったでしょう。今回は、29話の延長的な話だったと思います。
その問いの答えは、シャムールが言っていたように、「美味しいものを食べる事」「心を強く持って、前向きに」「今を大事にしながら、よく遊び、よく学ぶ」でしょうね。至ってありきたりな生活を送る事であり、私達大人にとっては、当然心得ているようなものでしょう。
しかし、このアニメのメイン視聴層は未就学女児。シャムールが言っていた3か条が、我々人間にとって当然持つべきものだと言っても、ピンと来ませんよね。
それを今回は、分かりやすく説明していたと思います。クロロとか沢山の猫などの可愛いキャラが沢山出ていましたし、ゼツボーグもギャグ風味で怖さがありませんでしたし、シャットもいつも以上の愉快さを見せていましたしね。
これだけ多くの可愛さが出ていれば、女児達にはすごく受け入れやすかったんじゃないのでしょうか。その分、シャムールが言っていた「夢を叶えるための秘訣」も覚えやすかったんじゃないかと思いますね。
シャムールが言っていた3か条を持っていれば、夢に近付く。それは、間違いないでしょう。
だがしかし、31話感想でも述べたように、夢と絶望は表裏一体的なものであるのも、また事実。夢に近付けば近付くほど、その挫折から生じる絶望も大きくなるものです。
31話以降、ゼツボーグが召喚されては、絶望の種が育っていく描写があり、今後、大きな絶望が世界を襲う前触れと考えられるでしょう。そうなった時でも、はるか達は、シャムールが言っていた3か条を忘れずに前を向く事ができるのか、注目したいと思います。