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キラッとプリ☆チャン 第24話感想

2018年09月16日 | キラッとプリ☆チャン
 今話の名セリフ:「落ちない流れ星・・・。輝き続けるほうき星・・・。ずっと変わる事のない、ボク達の絆と一緒だ!」(緑川さら)

 「キラッとプリ☆チャン」第24話「星の願いかなえてみた!」の感想です。


~ オープニング前 ~

 今日は、きらりが丘中学校の体育祭。みらい達は、その準備に追われていました。
 そんな中、みらいは、あんなとさらを見て、先日めるが、あんなとさらと再会した時の事を思い出します。

「あんあん! さらら!」
「久しぶり・・・。」
    
「めるちゃん、あんなちゃん達と知り合い?」
「うん!」
「その子は・・・、紫藤めるは、メルティックスターの一員なんだ・・・。」
    
「やっぱり、どこかで見た顔だと・・・。」
「あんあん! さらら! カムバック! 帰ってきた! また3人一緒のメルティックスターだよ!」
    
「冗談じゃありませんわ・・・。」
「ほえ? あんあん・・・?」
    
「メルティックスターは私とさらで十分・・・。あなたともう一度一緒なんて、認められません事よ・・・。」
   


 めるはメルティックスターの一員ではあったものの、あんなはめるの帰りを歓迎していません。あんな、さら、めるの間には何があったのか?
 その頃、屋上にいためるは、さらとあんなを目にして、暗い気分になりますが、すぐにに何かを思い付きます。


    オープニング直後の提供画像


~ Aパート ~

 少しして、体育祭が始まりました。選手宣誓をするのは、あんな。
「アーッハッハ! この華々しいイベントの幕を開けるのは、やはり、この私!」
   
「宣誓! 清く、優雅に、麗しく、セレブリティーに競う事をここに誓いますわ!」
   
「汗くっさい体育祭の後には、私の美し過ぎるプレミアムライブを、お届けしますわ・・・。」
「ちょっと待ったー!」
    

 待ったをかけたのは、める。
「めるめるは、あんあんと勝負したい!」
「勝負?」
    
「体育祭、めるめるも参加する! それで、めるめるが、あんあんに競技で1つでも多く勝ったら・・・、もう1度めるめるがメルティックスターになる事を認めて!」
「はあ!?」
「める・・・。」
    
「勝負だなんて、どうして私がそんな事しなくちゃなりませんの!?」
「めるめるの実力を証明して、あんあんの方からメルティックスターに戻ってきて、言わせてみせる!」
   
   
「何を勝手な・・・。」
「いいよ!」
    
「さらら!」
「もし、めるがあんなよりすごいって分かったら、メルティックスターへの復帰を認めようじゃないか!」
    
「あんな。君もモヤモヤしているんだろ? だったら勝負してスッキリさせよう! その方が君らしいよ。」
   
    

 周りも勝負してほしいという声であふれ返ります。とはいえ、あんなとさらのままの2人チームでいい、3人チームに戻ってほしい、という意見は半々ですが。
「分かりました。皆がそこまで言うのなら・・・、この勝負、受けて立ちますわ!」
「やった! めるめる、絶対負けないよ!」
    
   


 その後、あんなは赤組、めるは白組として対決する事に。みらい、えも、りんかは白組につきました。
 そして、競技スタート。
   
「ごめん・・・。いきなり負けちゃった・・・。」
「すっごーい! みらみら! ベリーベリー可愛らしい走り方だったね! あの走り方、めるめるにも教えて!」
    
「あ、あんなので良かったら・・・。」
「イエース! サンキューサンキューベリーマッチ!」
    
   
「何で負けたクセにあんな楽しそうなんですの・・・。ムキー! 次で叩き潰してあげますわ!」
    

 めるさん、まだ体育祭始まったばかりなのに、スキンシップ激し過ぎぃ! それにしても、女の子走りがこんなに好評だとは。まあ、早くは走れないですけどね。(笑)


 次は玉入れ対決。
   
   
 めるのアイディアで、白組が勝利。

 少しして、みらいは、次の競技の準備中にさらを目にしました。みらいは、メルティックスターが再結成するのに勝負する必要はあるのかと疑問に感じています。
「突然の再会で、あんなも戸惑っているんだ。意地っ張りだから、あんなは。」
    
「みらい君、もう少しあの2人に付き合ってあげてくれるかな? みんなが力を貸してくれれば、きっとまたメルティックスターも・・・。」
「うん! もちろんだよ、さらちゃん!」
   
「私にできる事なら、何でもする!」
   
「ありがとう! やっぱり、ミラクルキラッツとボク達は、最高のライバルさ!」
「うん!」
    
   

 そんな中、競技は白熱し、どちらも譲らぬ熱戦に。
   
    
   

 そうこうしているうちに、午前の競技は終了。昼食の時間に。
    
「皆さん、タップリ召し上がって。そして・・・、午後からの競技には絶対勝つんですわよ!」
    
   
 そんな豪華な料理をタップリ食べて、絶対に勝てと言われてもなあ・・・。消化が進まず、悪影響が出るんじゃないかと。そう思うと、多く残っちゃいそうですので、この感想を書き終えたらタッパ持って、きらりが丘中学に行きますかね。(笑)


 あんなは、いつもの調子で盛り上げるも・・・、
    

 一方、めるは・・・、
    
   
 しかし、メルティックスターの話題が出ると、表情が沈みます。
「あんあん、めるめるの事、怒ってる・・・。ごめんね、ソーリーねって言いたくても、話をしてくれない・・・。だから・・・。」
    

「赤城あんなは何で怒ってるの?」
「たぶん・・・、めるめるが、あんあんの前からいなくなったからかな・・・。」
    


 今から3年前のある夜の事、あんな、さら、めるは3人仲良くプリチャンを楽しみ、帰路に就こうとしていました。
 その途中、流れ星を発見。3人は、お願い事をします。
「もっとみんなの心に届くパフォーマンスが身につきますように・・・。」
「今日も明日も明後日もエブリデイ、ドーナツが食べられますように!」
    
「世界中の皆さんが、私の魅力でパニックになりませんように・・・。私の才能で世界が滅びませんように・・・。」
   
 なんつーお願いしてんだよ、あんなは。いくら何でも、あんなの存在で世界中パニックでなるとか、世界が滅ぶとか、ねーっす。まあ、目の前に10億円をスッと出されたら、パニックになりますし、価値観がたやすく崩壊すると思いますが。(笑)

「あー・・・。」
「消えちゃった・・・。」
「あー! 流れ星はすぐに流れてしまって、つまんないですわ!」
   
「永久に落ちる事のない、私だけの流れ星があるといいのに!」

「あんあんだけの流れ星?」
   
   

「光り輝くスターを手に入れて、私達メルティックスターも、もっともーっと輝くのですわ!」
    
「メルティックスターが、もっともっと・・・。」
    

「だから、めるめる、落ちない流れ星探しに行った・・・。そして、めるめる、お星さま見つけた・・・。」
    
「あんあんのために・・・。」

「めるちゃん・・・。」
    
   


 その頃、あんなは・・・、
    
「あんな・・・。君は・・・。」
    

「めるのバカ・・・。」
   



~ Bパート ~
 しばらくして、午後の競技が開始。まずは応援合戦。
   
 少し前・・・、
「あんなちゃん、めるちゃんが何も言わないでいなくなったから怒ってるみたい・・・。お星さまを探すって言ってたけど・・・。」
   
「そもそも、お星さまなんてどうやって探すのさ? 意味分かんない。」
「私達、もっと力になれないかな?」
「競技してる中で、2人が話せるきっかけを作ってみたらどうかしら?」
『うん!』
   
   
「あんな・・・。」
    
「さあ! 次は私達ですわよ!」
   
「赤は情熱の赤! 赤城あんなの赤ですわ!」
   
   

「こ、個性的な応援でしたね・・・。ちなみに、応援合戦には勝敗はつきません。」
    
「まったく、私達の方がずっと勝っていたのに!」
「そうかな・・・?」
   
 うん。私も、勝っていたとは思えん。だから、良かったな。赤っ恥の赤にならなくて。(笑)


 午後も、互いに譲らずの熱戦が繰り広げられました。
   
 気付けば、最後の競技・リレー対決に。ここまで、赤組も白組も同点です。
「勝負はこのリレーで決まりますわ!」
「あんな、意地になるのはやめなよ。ちゃんと、めるの話を聞いて・・・。」
   

「拒否しますわ!」
    

 一方、みらい達は、この競技であんなとめるが話し合える策を考えていました。
「勝負もこれで最後だよ。」
「めるちゃんの想い、あんなちゃんに伝えましょ!」
   

「そう! めるちゃんの『キラッと』を届けるんだよ!」
「キラッと・・・。ハッ!」
    
「キラッと・・・。」
    


 そして、競技開始。
   
「めるは勝手にいなくなったんですのよ・・・。帰ってきたからすぐにお帰りなさいなんて、私のプライドが許せませんわ!」
   

 赤組のアンカーはあんな、白組のアンカーはみらいです。2人目が走り終えた時点では、赤組がリードしていますが、めるがすごいスピードでやって来ました。
 しかし、めるが着けているカチューシャを見ると・・・、
   
 赤になっています。めるはあんなに渡したいものがあると、事前に、さらとめるでメンバー交換したそうです。
「あんあーん!」
「受け取れませんわ。」
「負けちゃうよ?」
   
「ねえ。これ、憶えてる?」
    

   
「何ですの、これ?」
「あんあんのお星さま!」
   
「あのね、流れ星の中には、スーッと燃えて落ちた後、地面に残るものがあるの!」

   
「わざわざ北極から送ってもらったんだって。」
「これなら、なくならないよ!」
   
「何も分かってませんわね。空にないと、お祈りできないでしょう?」
    

「お空に?」
「そうでないと、私だけの流れ星ではありませんわ。まあ、これも1つもらっといてあげますけど。」
   

「だから・・・、めるめるは、落ちない流れ星探した・・・。ずっとずっと・・・。そして、見つけたの!」
   

「ま、まさか、そのために、あなたはアメリカに・・・。」
「あんな、走って! めるは君のために旅立って、君のために帰ってきたんだ!」
    
「今こそ、メルティックスターの走り出す時だ!」
   
   

「分かったでしょ? めるちゃんは、あんなちゃんだけのお星さまをどうしても見つけたかったの。それを探し続けて、どうしても帰ってこれなかったんだよ。」
   
   

 こうして、メルティックスターは再結成されました。もちろん、ライブもできます。
「私達3人の歌、覚えていまして?」
「もちろん! 忘れた事なんて、1ミリもないよ!」
   
   

「じゃあ、始めようか! ボク達の・・・、」
『メルティックスターのライブを!』
   
「メルティックスターですわ!」
   
「今日のコーデは、パンクキャットコーデ!」

「めるが着る新しいカラーに注目だよ!」
    
「さあ! メルティックスターのライブ、」
『スタート!』
   
 曲は「COMETIC SILHOUETTE」。
   
   
「せーので、やってみた!」
    

『レッツパーティー! 落ちる事ない流れ星!』
    
「あんな!」
「める!」
「さらら!」
   
『いいね! スイートスイートダンシングクイーン!』
   

 ライブが終わってから少しして・・・、
「このかけらは北極から持ってきたんだよ!」
「北極!?」
    
「地球の大気で燃え尽きなかった隕石は、北極で見つかる事が多いらしいわ。」
「そうなんだ・・・。」
   
「でも、落ちちゃった星は、もう流れ星じゃない。」
    
「だから、めるめるは探そうと思った! あんあんが言ってた絶対に落ちない流れ星を!」
   
「だから、めるめるはUSAに行った! そこでいーっぱい勉強して、落ちない流れ星を探すために、NASAに入った!」
   
「そこでやっと見つけたの!」
   
「あんあんのための・・・、落ちない流れ星!」
   

「これが・・・、あなたの見つけた、落ちない流れ星なんですの・・・?」
「うん! 世界でめるめるが最初に見つけた! だから名前つけた!」
    
「名前・・・。」
「うん! 名前は・・・、メルティックスター!」
    
「落ちない流れ星・・・。輝き続けるほうき星・・・。ずっと変わる事のない、ボク達の絆と一緒だ!」
    
「あんあん? 嬉しくないの? だって・・・、だって泣いてるよ?」
   
「嬉しくない訳がありませんですの! める・・・。める・・・。」
   

「ボク達はずっと待ってたんだ・・・。お帰り、める!」
    
「ただいま!」
   
「夜空に輝くほうき星。あんなちゃん達のほうき星! メルティックスターは、ここからまたキラッと、3人でスタートだね!」
   

 今回は、これで終了です。


次回:「めるが探偵やってみた!
 リーゼントが特徴のデザイナーズ7の一人が失踪したというニュースがキラ宿に流れました。
 めるは、道端で気絶していた男と出会いますが、どうやら記憶喪失のようです。めるが番組で男の記憶のヒントを探そうとする一方で、あんなとさらは、別のリーゼント頭の男にブランドプロデュースを持ちかけられていて・・・。


    次回予告直後の提供画像


【まとめ】
 メルティックスターに戻りたいと思っていためるは、長く姿を消していた事であんなに嫌われていましたが、めるは自分の気持ちをしっかりあんなに伝え、その気持ちがあんなに伝わって仲直りし、メルティックスターが再び3人体制で歩み出しました。

 うーむ・・・、やけに早いなあ。前話感想では、今月中には再結成されかもしれないと書いていたのに、まさか、こんなに早く再結成されるとは・・・。
 めるのゲームへの登場も、まだ半月程度あると思うと、今話の再結成は早いような気もしますが、あんなとめるの間のギスギス感を長く描くよりはマシですかね。
 女児向けアニメである事を踏まえると、ケンカしているところを多く出すのは、悪影響を与えてしまうでしょう(えもとあんなについては、「ケンカするほど仲が良い」ですので、もっとやれと思っていますが(笑))。そう考えると、今話の再結成は悪くはないのかもしれません。今後のストーリーで、時期尚早だったかどうかを判定したいものですね。

 さて、今話でメルティックスターが3人体制となって、ライブも華やかになり、ミラクルキラッツと肩を並べる良チームになりそうな期待感も出てきましたが、不安要素も見えてきました。
 今話を見終えてすごく気になったのが、あんなもめるも、「ごめん」を言わなかった事。特に、めるには、言ってほしかったですね。
 友達のために渡米して、大学に行かなければ学べない事を勉強し、さらに、NASAにまで入るなんて、すごい事でしょう。前作「アイドルタイムプリパラ」でも、「ごめんなさい」を言わなかった事がかえって感動度を引き上げていたと思った事もあります。
 ですが、互いに離れていたのが1日2日というものではなく、3年近くもの月日なんですから、残された側としてはものすごく心配するでしょう。それも、まだ子供となれば尚更だと思います。

 だからこそ、めるには、長くいなくなっていた事に謝ってほしかったかな、と思いますね。
 それに、プリチャンキャストで連絡を取り合う事だってできたはずです。めるとしては、帰国後にあんなとさらをビックリさせたいと思って、いなくなった理由を明かさなかった上、連絡もしなかったのでしょう。

 ですが、あんな、さら、めるの3人はチームを組んでいる訳であり、チームには、個々の行き過ぎた自由が他者に迷惑をかけさないために、ルールというものも存在します。
 コンプライアンスや報・連・相などといった厳格なものは求められないにせよ、数日で戻ってこられない事は分かっていたでしょうから、しばらくの間離れる事は言うべきだったように思いますね。理由を聞かれたら、星の勉強をしたいの一言で十分だったかもしれません。
 落ちない流れ星を目にしたいあんなのために、長くチームを離れた。そう聞くと、聞こえが良いように思いますが、人によっては自己満足にも捉えかねないでしょう。今話の再結成は、美談のように思えて、結果オーライという見方もあると思います。

 とまあ、めるに対して批判的な意見を述べていますが、これは、今話の内容が不満だったという訳ではありません。めるにとっての、そして、今後のメルティックスターにとっての課題だと思って述べました。
 前話、今話を見て思ったのですが、めるは少々自分勝手なところがあるかな、と感じています。あんなもそう感じるところはありますが、あんなは世界的財閥の令嬢であるという事から、品格を落とさないよう、我慢するところは我慢する「大人」な部分があると思っています。
 かたや、めるは良くも悪くも「子供」な気がしますね。「子供」だからこそ、笑顔に嘘偽りはなく、見てる人に楽しさを与えますが、他人への迷惑を深く考えないために、「誰かのために」が客観的にはそうではない可能性が高く、嫌な事からも逃げやすく、度が過ぎれば孤立化するおそれもあるでしょう。

 再結成前はあんなもさらも「子供」だった分、気兼ねなく付き合えたと思いますが、今は、あんなもさらも「大人」。めるは「子供」な部分を出し過ぎて、また2人に迷惑をかけないかどうかが気になるところです。
 長い月日を経てメルティックスターが再結成されたといっても、まだまだ気は抜けないと感じており、3人は今後の様々な困難にどう立ち向かうのか、しっかり注目していきたいと思います。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
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