「プリパラ」第22話「学園祭でライブクマ~!」の感想です。
~ オープニング前 ~
今回は、レッスン室から。
これまでのSoLaMi SMILEとDressing Pafeの対戦結果は五分五分。
シオンは、いつか白黒つけると言いますが、みれぃは、パプリカ学園の学園祭「パプリカ祭」で決着をつけよう、と言います。グラウンドにスクリーンを設置して、ライブを中継し、全生徒に見てもらい、より盛り上がった方が勝ち、というものです。
しかし、プリパラ嫌いの校長が許すとは思えません。しかし、グラウンドは中学部のスペースなので、小学部の校長である彼女には関係ない、とみれぃは言います。
という訳で、両チームとも、「パプリカ祭」のイベントを盛り上げて、勝利を手にしようと意気込みます。
~ Aパート ~
その後、めが兄ぃがSoLaMi SMILEの元にやって来ました。めが兄ぃは新曲を提供し、学園祭のイベントの成功を応援します。
その直後、めが兄ぃはDressing Pafeの3人にも、新曲を提供します。再び、両チームとも、ライブイベントの勝利に意気込みます。
また、受付めが姉ぇは、新曲用にコーデをいくつか登録しました。SoLaMi SMILEの3人は、プリパラタウンへのゲートをくぐって、どんなコーデなのかを確かめます。
その夜、のんにも、らぁらが「パプリカ祭」のライブイベントに出る事が知れ渡っていました。のんは、ピンクアクトレスのライブが良かったと言うものの、姉を応援します。
ホント、のんは、ピンクアクトレス好きやのう。ピンクアクトレスといえば、9話に出てきた「キュピコン娘」こと、ななみがいるチームですが、のんは、ああいうのが好きなのだろううか? 姉よりしっかり者な反面、ななみみたくハジけてみたい願望があるのかもしれませんね。
「パプリカ祭」の日が迫り、学園内では、その準備が進んでいました。
また、SoLaMi SMILEとDressing Pafeが学園祭のライブイベントに出る事から、生徒達は期待を馳せます。なおは、らぁらのライブを応援します。
そんな中、校長が風紀委員達に、校長室へ来るよう呼びかけます。校長、自分で「ピンポンパンポーン」って言うなよ。まあ、それが、校長クオリティってやつですね(笑)。
少しして、みれぃ達風紀委員は、校長室に集まりました。校長は、学園祭のライブイベントは絶対に許可できない、と言います。
しかし、イベント会場は中学部のスペースなので、小学部の校長には関係ないと、みれぃは反論。雨宮は、毅然に対応するみれぃに憧れます。
だが、校長は、校則87条を知らないのか、と言います。校則87条は「生徒は、学園創立者の像に落書きしてはならない」というものですが、それではありません。
校長の言う「校則」とは、「パプリカ学園校則」ではなく、「校長先生則」。
その存在は、校長しか知らないもの。その87条は次の通り。
それでも、みれぃは、告知もしたし、ポスターも出したと、却下しないよう求めますが、校長は聞き入れません。という訳で、ライブイベントは中止となります。
その後、ライブイベントの中止が全生徒に知れ渡ります。生徒達の失望に合わせるかのように、雨も降り出します。
~ Bパート ~
Dressing Pafeの3人は雨の中、一緒に下校します。
「私、ライブの中継したかった。」
「レオナ?」
「どっちが勝ったとかじゃなくて、プリパラに来る事ができない小学部の子や男の子達も、間近で見られたらいいなって・・・。」
「そりゃ、ボクだって・・・。」
そんな中、シオンは何かを思い付きます。
一方、みれぃは1人で下校。何者かが、みれぃに声をかけます。
「ぼ、僕は、その・・・、めが弟です! 」
「めが弟?」
「みれぃのライブを、パプリカ祭でSoLaMi SMILEのライブを、僕は、見たいんです!」
「あなた、私がアイドルだと、」
「諦めないで下さい。委員長なら・・・、いえ、みれぃなら、校長先生則を越えて、ライブを中継する手段を考えられるはずです。みれぃの輝く姿を見せて下さい!」
みれぃを応援する声の主は雨宮。電信柱に上って、声をかけていました。
みれぃは、雨宮に振り向く事なく、
「当たり前よ! 私なら、できるわ! 諦めた訳じゃなくて、どう逆転しようか、計算していただけよ! そう、計算していただけ・・・。」
と言います。そして、熟考の末、ある考えが浮かびます。
「完璧な答えが出たわ! めが弟君、実行委員達に伝えて。ライブ中継を手伝ってもらうって。」
「はい!」
「ありがとう、雨宮君。」
「頑張って、みれぃ。」
その後、みれぃは、らぁらとそふぃに連絡をとり、校長を正面から正々堂々とねじ伏せると意気込みます。
少しして、SoLaMi SMILEの3人は、パプリカ祭のライブイベントの件について、受付めが姉ぇに頼み事をします。Dressing Pafeの3人も一緒でした。
そして、パプリカ祭当日を迎え、学園内は多くの人達でにぎわいます。校長も、ライブイベントをつぶす事ができて、最高の気分だと上機嫌です。
時が進み、辺りが夕方になると、雨宮が校内放送で、スペシャルイベントを行うと流します。その内容は、校門前でプリパライベントを中継するもの。
寝耳に水の校長は、生徒達をイベントに行かせないと止めようとしますが、盛り上がる生徒が沢山いるために止められません。
それでも、校長は、イベントを阻止しようと校門前に向かいますが、雨宮が止めます。
「きょ、許可は、とってあります!」
「許可?」
「こ、ここは、学園の敷地外です。校長先生則は及びません。」
「では、一体、誰の許可を取ったと言うのです?」
「警察です!」
「警察?」
「道路交通法に基づき申請し、使用許可を得ました! これは、正式な書類です!」
「そ、そんな手があっただなんて・・・!」
それから少しして、校門前に大型トレーラーがやって来ます。
その後、トレーラーは、特設モニターへと形を変えます。
これで、準備完了。ここからはライブの時間です。
まずは、Dressing Pafeの出番。コーデは、18話と同じく、「マーチングスターコーデ」。
3人は、モニターを通じてライブを見ているファン達に、一緒に盛り上がろうと呼びかけます。曲は、新曲「CHANGE! MY WORLD」。
メイキングドラマは、「全力ダッシュ! とばせバルーン!」。
「女の子も男の子も!」
「学園の生徒達みんなが!」
「楽しんでくれている!」
『とっても嬉しい!』
曲のカッコ良さは「No D&D code」に劣るものの、「三位一体で開くと信じてる」とか「女の子も男の子も歌おうよ」といったフレーズや、歌詞の所々に英語が散りばめられているのは、このチームらしくて良いですね。3人チームですし、シオンがよく使う四字熟語が入っていますし、Bパート開始直後に言っていたレオナの思いも入っていますし、ドロシーは所々で英語を使いますし。
続いて、SoLaMi SMILEの出番。
今回のコーデは、らぁらは「わたあめふわふわコーデ」、みれぃは「ポップコーンポンポンコーデ」、そふぃは「チョコホイップまぜまぜコーデ」。
曲は、新曲「HAPPY ぱ LUCKY」。
メイキングドラマは、「ときめきプレゼントフォーユー」。
「みんなに届け!」
「私達の思い!」
「レッドフラッシュのピザもどうぞ!」
こっちは、目を張るような歌詞があまりなく、「Pretty Prism Paradise!!!」の方が良かったかな、と思います。とはいえ、「ケンケンパッ」の動きが可愛さを感じさせて良いですね。ランウェイ前は、ステージを広く使っているのも良いと思います。
ライブを見たファンは大いに盛り上がる一方、校長は動悸を感じるほど、気分が悪くなります。
対決の結果は引き分け。とはいえ、どっちも盛り上がって良かった、とらぁらとレオナは喜びます。
ここで、ドロシーが、レオナの喜んでいる顔を見て呆れた表情をしたのも気になるところですね。勝ち負けが最も大事ではない事に気付いたかも? SoLaMi SMILEに対する見方も変わりそうで、今後に期待したいですね。
それから、しばらくして、学園祭が終わり、校長はプリパラへの嫌悪感をむき出しにします。
「はっきり分かりましたわ・・・。私は、甘過ぎました・・・。徹底的にやりますわ! プリパラがこの世から消滅するまで! もう容赦はしません! 絶対に!」
今回は、これで終了です。
次回:「プリパラ最後の日でっすわ!」
大神田校長は中学の校長も兼任する事になりました。
プリパラ狩りに本腰を入れた校長は、中学部の生徒のプリチケを没収し始め、そふぃ、シオン、ドロシー、レオナのプリチケも取り上げられてしまいます。
生徒達は、もうプリパラに行けなくなってしまうのか? らぁら達は校長の暴走を止められるのか?
【まとめ】
学園祭のライブイベントは校長により中止にされたものの、メインアイドル6人や生徒達の強い思いが、校長の反対を押しきり、ライブイベントは成功に終わりました。
今回のライブでステージに立ったのは、メインアイドル6人でしたが、彼女達を応援する者達の強い思いがなければ、このライブは実現できませんでした。
彼らは、今回のライブを間近で見る事はできませんでしたが、アイドルとファンが一体となったライブになったのは間違いないでしょう。アイドルとファンが思いを1つにして、ライブを成功に導く事が今回のポイントだったと思います。
特に、雨宮は、かなりいい働きをしたと思います。まさか、雨宮株が急上昇するとは思わなかった・・・。
雨宮は、みれぃの本質をしっかり理解しているように思えて、良かったです。アイドルのみれぃは、元々の真面目な姿とはうってかわって、ポップなぶりっ子アイドルとして活動していますが、それでも、誰かのために頑張りたいという思いは共通しています。
雨宮がいつ、アイドルのみれぃと普段のみれぃが同一である事を知ったのかは分かりませんが、それでも、外見の違いには捉われず、内面をしっかり理解して、応援したいと考えたのでしょう。Bパートで「めが弟」として応援したのは、見事だったと思います。特に、ライブ直前に、警察の使用許可を得た書類を校長に見せたのは、すごくカッコ良かった!
18話感想では、「アイドルのみれぃを見て、ついて行けるかな?(笑)」と書きましたが、大丈夫そうですね。雨宮には、これからも、みれぃの事をドンドン応援してほしいと期待しています。
だが、その一方で、ライブイベントを強行した事が、校長のプリパラ狩りに火をつけてしまい、次回は、中学の校長も兼任する事になり、プリチケ狩りが本格化する事が予想されます。
校長がプリパラを嫌うに至った理由は、20話でも考察したように、過去にプリパラでものすごく苦い経験をした事が考えられるでしょう。
しかし、本当にそうだったとしても、今の子供達に罪はありません。校長だって、その事は分かっているでしょう。
それに、校長は、子供達が健やかに成長する事を望んでいるはずです。教育者のキャリアも長い事を考えると、単なる逆恨みで、子供達をプリパラに行かせないと奔走しているとは思えないんですよね。
校長はプリパラ狩りに精を出していますけど、プリパラが嫌いなら、プリパラから遠く離れたエリアでの教育者になるという選択肢だってありますし、むしろ、その方が得策と言えるでしょう。その地域で、プリパラの事を忘れるくらい、子供達の教育に精を出せば、多くの子供達から好かれ、自分も子供達も幸せを一杯感じる事ができるでしょうから。
にもかかわらず、プリパラの近くにある学校の校長先生になって、プリパラ狩りに励んでいるのは、何か深い理由があるのだと思います。
私は、「自分がプリパラで感じた嫌な思いを、子供達に味わせたくないから」だと推測しています。プリパラが近くにあればあるほど、プリパラに行かないよう口で言っても行ってしまう子供達が多いですから、あえて、プリパラの近くにある学校の校長に就任して、本格的にプリパラ狩りに取り組んでいるのかな、と思っています。
校長がプリパラ狩りに奔走しているのは、子供達から生きがいを奪うためではなく、辛い思いから守りたいという正義心から、心を鬼にしてやっている事だと、私は考えています。
とまあ、校長が子供達をプリパラに行かせない理由について、考察してみましたが、考え過ぎな上、校長を善人と捉え過ぎですかね?
まあ、何にせよ、次回は、校長のプリパラ狩りがこれまでよりも強まる以上、プリパラを嫌う理由や、子供達をプリパラに行かせない理由を明かしてほしいですね。そして、年内には、プリパラに対する見方を変えてほしいと、期待しています。
~ オープニング前 ~
今回は、レッスン室から。
これまでのSoLaMi SMILEとDressing Pafeの対戦結果は五分五分。
シオンは、いつか白黒つけると言いますが、みれぃは、パプリカ学園の学園祭「パプリカ祭」で決着をつけよう、と言います。グラウンドにスクリーンを設置して、ライブを中継し、全生徒に見てもらい、より盛り上がった方が勝ち、というものです。
しかし、プリパラ嫌いの校長が許すとは思えません。しかし、グラウンドは中学部のスペースなので、小学部の校長である彼女には関係ない、とみれぃは言います。
という訳で、両チームとも、「パプリカ祭」のイベントを盛り上げて、勝利を手にしようと意気込みます。
~ Aパート ~
その後、めが兄ぃがSoLaMi SMILEの元にやって来ました。めが兄ぃは新曲を提供し、学園祭のイベントの成功を応援します。
その直後、めが兄ぃはDressing Pafeの3人にも、新曲を提供します。再び、両チームとも、ライブイベントの勝利に意気込みます。
また、受付めが姉ぇは、新曲用にコーデをいくつか登録しました。SoLaMi SMILEの3人は、プリパラタウンへのゲートをくぐって、どんなコーデなのかを確かめます。
キリンドレス ペンギンモコモコドレス
レインボーダイヤドレス 森ガールドレス
ドリームアテンダントドレス 星のドレス
アニマルドレス ラムネキラキラドレス
どのコーデも、いいものばかり。クマは、どのコーデ選んでも、Dressing Pafeに勝っちゃうと、テンションが上がります。その夜、のんにも、らぁらが「パプリカ祭」のライブイベントに出る事が知れ渡っていました。のんは、ピンクアクトレスのライブが良かったと言うものの、姉を応援します。
ホント、のんは、ピンクアクトレス好きやのう。ピンクアクトレスといえば、9話に出てきた「キュピコン娘」こと、ななみがいるチームですが、のんは、ああいうのが好きなのだろううか? 姉よりしっかり者な反面、ななみみたくハジけてみたい願望があるのかもしれませんね。
「パプリカ祭」の日が迫り、学園内では、その準備が進んでいました。
また、SoLaMi SMILEとDressing Pafeが学園祭のライブイベントに出る事から、生徒達は期待を馳せます。なおは、らぁらのライブを応援します。
そんな中、校長が風紀委員達に、校長室へ来るよう呼びかけます。校長、自分で「ピンポンパンポーン」って言うなよ。まあ、それが、校長クオリティってやつですね(笑)。
少しして、みれぃ達風紀委員は、校長室に集まりました。校長は、学園祭のライブイベントは絶対に許可できない、と言います。
しかし、イベント会場は中学部のスペースなので、小学部の校長には関係ないと、みれぃは反論。雨宮は、毅然に対応するみれぃに憧れます。
だが、校長は、校則87条を知らないのか、と言います。校則87条は「生徒は、学園創立者の像に落書きしてはならない」というものですが、それではありません。
校長の言う「校則」とは、「パプリカ学園校則」ではなく、「校長先生則」。
その存在は、校長しか知らないもの。その87条は次の通り。
それでも、みれぃは、告知もしたし、ポスターも出したと、却下しないよう求めますが、校長は聞き入れません。という訳で、ライブイベントは中止となります。
その後、ライブイベントの中止が全生徒に知れ渡ります。生徒達の失望に合わせるかのように、雨も降り出します。
~ Bパート ~
Dressing Pafeの3人は雨の中、一緒に下校します。
「私、ライブの中継したかった。」
「レオナ?」
「どっちが勝ったとかじゃなくて、プリパラに来る事ができない小学部の子や男の子達も、間近で見られたらいいなって・・・。」
「そりゃ、ボクだって・・・。」
そんな中、シオンは何かを思い付きます。
一方、みれぃは1人で下校。何者かが、みれぃに声をかけます。
「ぼ、僕は、その・・・、めが弟です! 」
「めが弟?」
「みれぃのライブを、パプリカ祭でSoLaMi SMILEのライブを、僕は、見たいんです!」
「あなた、私がアイドルだと、」
「諦めないで下さい。委員長なら・・・、いえ、みれぃなら、校長先生則を越えて、ライブを中継する手段を考えられるはずです。みれぃの輝く姿を見せて下さい!」
みれぃを応援する声の主は雨宮。電信柱に上って、声をかけていました。
みれぃは、雨宮に振り向く事なく、
「当たり前よ! 私なら、できるわ! 諦めた訳じゃなくて、どう逆転しようか、計算していただけよ! そう、計算していただけ・・・。」
と言います。そして、熟考の末、ある考えが浮かびます。
「完璧な答えが出たわ! めが弟君、実行委員達に伝えて。ライブ中継を手伝ってもらうって。」
「はい!」
「ありがとう、雨宮君。」
「頑張って、みれぃ。」
その後、みれぃは、らぁらとそふぃに連絡をとり、校長を正面から正々堂々とねじ伏せると意気込みます。
少しして、SoLaMi SMILEの3人は、パプリカ祭のライブイベントの件について、受付めが姉ぇに頼み事をします。Dressing Pafeの3人も一緒でした。
そして、パプリカ祭当日を迎え、学園内は多くの人達でにぎわいます。校長も、ライブイベントをつぶす事ができて、最高の気分だと上機嫌です。
時が進み、辺りが夕方になると、雨宮が校内放送で、スペシャルイベントを行うと流します。その内容は、校門前でプリパライベントを中継するもの。
寝耳に水の校長は、生徒達をイベントに行かせないと止めようとしますが、盛り上がる生徒が沢山いるために止められません。
それでも、校長は、イベントを阻止しようと校門前に向かいますが、雨宮が止めます。
「きょ、許可は、とってあります!」
「許可?」
「こ、ここは、学園の敷地外です。校長先生則は及びません。」
「では、一体、誰の許可を取ったと言うのです?」
「警察です!」
「警察?」
「道路交通法に基づき申請し、使用許可を得ました! これは、正式な書類です!」
「そ、そんな手があっただなんて・・・!」
それから少しして、校門前に大型トレーラーがやって来ます。
その後、トレーラーは、特設モニターへと形を変えます。
これで、準備完了。ここからはライブの時間です。
まずは、Dressing Pafeの出番。コーデは、18話と同じく、「マーチングスターコーデ」。
3人は、モニターを通じてライブを見ているファン達に、一緒に盛り上がろうと呼びかけます。曲は、新曲「CHANGE! MY WORLD」。
メイキングドラマは、「全力ダッシュ! とばせバルーン!」。
「女の子も男の子も!」
「学園の生徒達みんなが!」
「楽しんでくれている!」
『とっても嬉しい!』
曲のカッコ良さは「No D&D code」に劣るものの、「三位一体で開くと信じてる」とか「女の子も男の子も歌おうよ」といったフレーズや、歌詞の所々に英語が散りばめられているのは、このチームらしくて良いですね。3人チームですし、シオンがよく使う四字熟語が入っていますし、Bパート開始直後に言っていたレオナの思いも入っていますし、ドロシーは所々で英語を使いますし。
続いて、SoLaMi SMILEの出番。
今回のコーデは、らぁらは「わたあめふわふわコーデ」、みれぃは「ポップコーンポンポンコーデ」、そふぃは「チョコホイップまぜまぜコーデ」。
メイキングドラマは、「ときめきプレゼントフォーユー」。
「みんなに届け!」
「私達の思い!」
「レッドフラッシュのピザもどうぞ!」
こっちは、目を張るような歌詞があまりなく、「Pretty Prism Paradise!!!」の方が良かったかな、と思います。とはいえ、「ケンケンパッ」の動きが可愛さを感じさせて良いですね。ランウェイ前は、ステージを広く使っているのも良いと思います。
ライブを見たファンは大いに盛り上がる一方、校長は動悸を感じるほど、気分が悪くなります。
対決の結果は引き分け。とはいえ、どっちも盛り上がって良かった、とらぁらとレオナは喜びます。
ここで、ドロシーが、レオナの喜んでいる顔を見て呆れた表情をしたのも気になるところですね。勝ち負けが最も大事ではない事に気付いたかも? SoLaMi SMILEに対する見方も変わりそうで、今後に期待したいですね。
それから、しばらくして、学園祭が終わり、校長はプリパラへの嫌悪感をむき出しにします。
「はっきり分かりましたわ・・・。私は、甘過ぎました・・・。徹底的にやりますわ! プリパラがこの世から消滅するまで! もう容赦はしません! 絶対に!」
今回は、これで終了です。
次回:「プリパラ最後の日でっすわ!」
大神田校長は中学の校長も兼任する事になりました。
プリパラ狩りに本腰を入れた校長は、中学部の生徒のプリチケを没収し始め、そふぃ、シオン、ドロシー、レオナのプリチケも取り上げられてしまいます。
生徒達は、もうプリパラに行けなくなってしまうのか? らぁら達は校長の暴走を止められるのか?
【まとめ】
学園祭のライブイベントは校長により中止にされたものの、メインアイドル6人や生徒達の強い思いが、校長の反対を押しきり、ライブイベントは成功に終わりました。
今回のライブでステージに立ったのは、メインアイドル6人でしたが、彼女達を応援する者達の強い思いがなければ、このライブは実現できませんでした。
彼らは、今回のライブを間近で見る事はできませんでしたが、アイドルとファンが一体となったライブになったのは間違いないでしょう。アイドルとファンが思いを1つにして、ライブを成功に導く事が今回のポイントだったと思います。
特に、雨宮は、かなりいい働きをしたと思います。まさか、雨宮株が急上昇するとは思わなかった・・・。
雨宮は、みれぃの本質をしっかり理解しているように思えて、良かったです。アイドルのみれぃは、元々の真面目な姿とはうってかわって、ポップなぶりっ子アイドルとして活動していますが、それでも、誰かのために頑張りたいという思いは共通しています。
雨宮がいつ、アイドルのみれぃと普段のみれぃが同一である事を知ったのかは分かりませんが、それでも、外見の違いには捉われず、内面をしっかり理解して、応援したいと考えたのでしょう。Bパートで「めが弟」として応援したのは、見事だったと思います。特に、ライブ直前に、警察の使用許可を得た書類を校長に見せたのは、すごくカッコ良かった!
18話感想では、「アイドルのみれぃを見て、ついて行けるかな?(笑)」と書きましたが、大丈夫そうですね。雨宮には、これからも、みれぃの事をドンドン応援してほしいと期待しています。
だが、その一方で、ライブイベントを強行した事が、校長のプリパラ狩りに火をつけてしまい、次回は、中学の校長も兼任する事になり、プリチケ狩りが本格化する事が予想されます。
校長がプリパラを嫌うに至った理由は、20話でも考察したように、過去にプリパラでものすごく苦い経験をした事が考えられるでしょう。
しかし、本当にそうだったとしても、今の子供達に罪はありません。校長だって、その事は分かっているでしょう。
それに、校長は、子供達が健やかに成長する事を望んでいるはずです。教育者のキャリアも長い事を考えると、単なる逆恨みで、子供達をプリパラに行かせないと奔走しているとは思えないんですよね。
校長はプリパラ狩りに精を出していますけど、プリパラが嫌いなら、プリパラから遠く離れたエリアでの教育者になるという選択肢だってありますし、むしろ、その方が得策と言えるでしょう。その地域で、プリパラの事を忘れるくらい、子供達の教育に精を出せば、多くの子供達から好かれ、自分も子供達も幸せを一杯感じる事ができるでしょうから。
にもかかわらず、プリパラの近くにある学校の校長先生になって、プリパラ狩りに励んでいるのは、何か深い理由があるのだと思います。
私は、「自分がプリパラで感じた嫌な思いを、子供達に味わせたくないから」だと推測しています。プリパラが近くにあればあるほど、プリパラに行かないよう口で言っても行ってしまう子供達が多いですから、あえて、プリパラの近くにある学校の校長に就任して、本格的にプリパラ狩りに取り組んでいるのかな、と思っています。
校長がプリパラ狩りに奔走しているのは、子供達から生きがいを奪うためではなく、辛い思いから守りたいという正義心から、心を鬼にしてやっている事だと、私は考えています。
とまあ、校長が子供達をプリパラに行かせない理由について、考察してみましたが、考え過ぎな上、校長を善人と捉え過ぎですかね?
まあ、何にせよ、次回は、校長のプリパラ狩りがこれまでよりも強まる以上、プリパラを嫌う理由や、子供達をプリパラに行かせない理由を明かしてほしいですね。そして、年内には、プリパラに対する見方を変えてほしいと、期待しています。