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トロピカル~ジュ!プリキュア 第2話感想

2021年03月09日 | トロピカル~ジュ!プリキュア
 今話の名セリフ:「私、決めたの・・・。後悔はしたくないから・・・。」(夏海まなつ)

 「トロピカル~ジュ!プリキュア」第2話「まなつとローラ! どっちのダイジが一番大事?」の感想です。


~ オープニング前 ~
   
「伝説の戦士・プリキュア・・・。とりあえず1人は見つけたけど、パクトはあと3つか・・・。」
    
「へー・・・、中、そうなってるんだ・・・。便利なポッドだね・・・。」
   
   
「女王様がくれたの。私、女王様にはすごく信頼されてるから。」
   
「そして、このオーシャンプリズムミラーも、女王候補の証! 私の夢は、人魚の国・グランオーシャンの女王になる事よ!」
    
 その直後、まなつは、母から声がかかりました。
 今日は入学式。急がないと遅刻してしまいます。 
「私の夢は、都会の学校に通って! でもって、放課後は楽しく部活!」
   
   
   
   
「あ! 学校のみんなやお母さんには、ローラの事、内緒の方がいいんだよね?」
「当たり前でしょ! これは女王様からの極秘のミッション! 人間の世界に行って、伝説の戦士・プリキュアを探して・・・。」
    
「じゃあね! 行ってきまーす!」
「行ってらっしゃーい!」
    
   
「って、聞きなさいよ!」
   
 そうは言っても、話長いからなあ。まったく、本名の長さといい、マジでかったりぃ・・・(お前の意見なんざ聞いてねーよ(笑))。とはいえ、オープニング前から表情豊かなところを見せてくれるのは癒されますね。


~ Aパート ~
   
   
「皆さん、入学おめでとうございます! 担任の桜川です!」
   
「これから1年、皆さんと一緒に仲良く楽しく、勉学に励んでいきましょう!」
   
「では、早速、順番に自己紹介を。」
「はい!」
「じゃあ、一番後ろのあなたから!」
「やった!」
    
   
「夏海まなつです! 南乃島からあおぞら市に来たばかりです! 中学に入ったら、部活を目一杯楽しみたいです!」
   
「友達も沢山作って・・・、思いっ切りトロピカろうと思います!」
    
「トロピカ・・・?」
「あれ? トロピカりそこねた?」
    
 そりゃあ、「『トロピカる』って何?」って思うのが普通の反応だしなあ。私も、今作開始前にこの言葉を聞いた時は、「トロをピカピカにして『トロピカる』なのかな?」って思ったくらいですし。(そう考えるのは異常やで?(笑))

「夏海さん、ありがとう!」
   
   
「よろしくね、夏海さん!」
   
 まなつの前の席にいる女の子は、昨日街を歩いていた時にコスメショップで見かけた子です。
「涼村さんごです! オシャレとコスメが大好きです! よろしくお願いします!」
   

 初日が終了。まなつとさんごは仲良く下校しました。
「覚えててくれたんだ! 嬉しい!」
「当たり前だよ! 昨日はなんか緊張しちゃって、お店には入れなかったけど・・・。」
    
    
「ねえ、それより、部活は決めた? 私はやりたい事沢山あり過ぎて、どの部にするか悩んじゃう・・・。」
    
   
「さんごは、あ・・・。さんごって呼んでもいいよね?」
「うん! もちろん!」
   
   
「さんごは、やっぱ、コスメ部とか?」
「いいね、コスメ部!」
「あ、でも、中学校にコスメ部ってあるのかな?」
「明日の部活オリエンテーションに出れば分かるんじゃないかな?」
    
「でも、さんごってすごいよね! あんな素敵なお店に1人で入れちゃうんだもん!」
「実はあそこ、私のお母さんのお店なの!」
「ええーっ!?」
   
    

 という事で、少しして・・・、
    
   
「わー! トロピカってるー!」
   
    
「あら。お帰り、さんご。もうお友達ができたのね。ようこそ、コスメショップ・プリティホリックへ。」
    
 すぐに、まなつは、彼女にあいさつしました。また、彼女の名は「涼村 みゆき」。
 みゆきは、2階のカフェスペースを案内しました。

 まなつが家に帰ってきた頃には、辺りは夕方になっていました。
 まなつは帰りが遅くなった事をローラに謝ろうとしましたが、ローラがマーメイドアクアポッドの中にいません。どこに行ったのか?
 床を見てみると、水で濡れた跡が。そして、その跡は、部屋の外にまで続いています。

 跡を辿っていくと・・・、
「何でお風呂!?」
「だって、まなつ、なかなか帰ってこないから退屈だったし・・・。」
    
「ごめん! ちょっと寄り道してた! 友達の家がコスメショップだったの!」
   
「涼村さんごちゃんっていってね、すっごくオシャレで可愛い子!」
   
「その子、プリキュアになれそう?」
「分かんないけど、なんか見てて癒される感じ? だってさ、すっごく可愛いんだもん!」
    
   
 このローラ、「私だってすっごく可愛いんだけど?」と言わんばかりに、むくれているように見えなくもないかも(実際は違いますが)。ローラそっちのけで話されちゃってるのが気の毒ですので、「分かんないけど、なんか見てて癒される感じ? だってさ、すっごく可愛いんだもん!」とでも言っておこう。(コピペで済ますな(笑))

 ちょうどその時、母が帰ってきました。バレたらまずいので、ローラにポッドに戻るよう言いますが、ローラは聞いてくれません。
「あ、そうだ! 後でお風呂より、もっといい所連れて行ってあげるから! ね?」
   
   

 その「いい所」というのは、今は使われていない水族館のプール。
    
「ねえ、ローラ。人魚の国って、どんな所なの?」
「深海に、ひっそりとある小さな国・・・。人魚と海の妖精が住んでるの・・・。とっても綺麗で、楽しい所・・・。」
    
    
    
「楽しそう! 私も行ってみたいな! 人魚の国!」
   
「いいよ! 今度一緒に行く?」
「本当に? 約束だよ!」
    
 ですが、その前に、あとまわしの魔女を倒すのが先決。彼女が人間からやる気を奪うのを阻止する必要があります。
「とにかくここで頑張って、プリキュアを見つけて、女王様に気に入られて、次期女王になるって、私の夢を叶えるの!」
    
   
「夢・・・。」
    
「やりたい事なら私にもあるよ!」
「今朝話してたやつ? 学校で部活だっけ?」
「そう! 友達いっぱい作って楽しい中学生活!」
    
「そんな事言わずに、伝説の戦士・プリキュアになったんだから、カッコ良く世界の危機を救っちゃおうよ!」
   
「ローラは救わないの?」
「だって、私、人魚だもん。人魚はプリキュアになれないの。」
   
「私は何でなれたんだろう?」
「それは・・・。」
    
「人間と人魚の心が通じ合ったからよ!」
「私達2人の、トロピカった熱い友情のおかげだね!」
    
「そうか! それでこのリップも、友情パワーでトロピカルチェンジしたんだ!」
「かもね!」
    

 その翌朝、ローラは、自分も学校に行きたいと言いました。学校に行けば、プリキュア候補が見つかるかもしれないからです。
 ですが、生徒達に見つかると大事になるのは間違いなし。しかし、ローラは、どうしても行きたいと押し通しました。
 それを聞いて、まなつはローラを学校に連れて行く事にしました。

 登校中、ローラは、プリキュアになれそうな子を探していました。

「あの子は強そうね・・・。でもちょっとキュートさに欠けるかしら・・・。」
    
 おまっ。キュートさに欠けるとか、なんて事言いやがる・・・。プリキュアスタッフ様の手にかかれば、どんな女の子もキュートなんだよ! 君の目は節穴か!(笑)

「あっちの子は、まあまあ可愛いけど、イマイチ個性がない感じ・・・。」
    
 おまっ。イマイチ個性がないとか、なんて事言いやがる・・・。プリキュアスタッフ様の手にかかれば、どんな女の子も個性あって輝いてるんだよ! 君の目は節穴か!(さっきのツッコミをちょっといじくっただけとか、手抜きにも程があるぞ(笑))

 ローラは、まなつにも意見を求めますが、さんごとおしゃべりしていて、それどころではありません。さらに、授業に入れば、何もやる事がなく、すごく退屈に感じます。

 その頃・・・、

「はあ・・・。かったりぃ・・・。」
   
「シェフ・チョンギーレ。食事の支度はできたのですか?」
「そこ置いてあんだろ。あとまわしの魔女様に食わせてやんな。食べるのをどんだけ後回しにしても、麺が伸びない特製ラーメンだ。」
    
   
 おいおい、なんかすっごいラーメン作ったな、お前。実はコイツら、ものすごい科学力を持っていて、その気になれば、あっという間にプリキュアを倒せるんじゃ・・・。うーむ・・・、どうやら、今作も世界平和は大変そうですな・・・。(前話感想と真逆の事言ってんぞ(笑))

「これはこれは、とても美味しそうだ。で、人間達のやる気パワーの方はどうしました?」
「ちっ・・・。またオレが行くのかよ・・・。かったりぃ・・・。」

    劇中では紹介されていませんが、名前は「バトラー」。
   


~ Bパート ~
 授業が終わり、これから部活オリエンテーション。ここまで退屈に感じてきたローラですが、その時間はまだ続きそうです。
 まなつは体育館に行く途中、スカートのポケットに入れたポッドを落としてしまいます。しかも、まなつは、その事に気付いていません。

 オリエンテーションが始まってすぐに、まなつは、ポッドがなくなっている事に気付きました。急いで探す事に。
 その頃、ローラは・・・、
「人間は沢山いるけど、やっぱ、みんなイマイチね・・・。これも何も反応しないし・・・。」
    
   
   
「人魚だ!」
   
 ローラが見つかった事は大騒ぎになり、まなつはパニックになりますが、すぐにポッドを発見。
「てへ。見つかっちゃった!」
   

「勝手にポッドから出ちゃ駄目だって言ってるのに!」
「だって、ポッドの中じゃ周りもよく見えないし、私にはまだ、他のプリキュア達を見つけるという使命があるから。」
   
「だからって、ここは学校なんだよ! 見つかって大騒ぎになったら、プリキュア探しどころじゃなくなっちゃうよ!」
   
「まなつは、のんき過ぎ! もっとプリキュアとしての自覚を持ってもらわないと!」
「自覚とか知らないし! あんな騒ぎを起こしておいて、何、勝手な事言ってんの!」
    
「勝手なのは、まなつの方じゃない! 世界がピンチって時に、部活とかしてる場合?」
    
「私にだって大事な事があるの! ローラなんて、もう知らない!」
   
「分かった! もういい! 他のプリキュア見つけてくるから!」
    
「知らない!」
   

 その後、まなつはオリエンテーションに戻り、ローラは街でプリキュア探し。
 街では、人々の騒ぎ声が聞こえてきました。それもそのはず。ヤラネーダが出現したからです。
   

 オリエンテーションは良い感じに進んでいますが、まなつは、集中できていません。
「プリキュアプリキュアって、そればっか・・・。私は楽しい学校生活を送りたいだけなのに・・・。」
   
「でも・・・。」
   
    
   
「あれが最後になるなんて、嫌だ・・・。」
   
    

 ローラは、ヤラネーダに追われていました。周りの人達に助けを求めるも、ヤラネーダに怯えていて、それどころではありません。
 少しして、ローラは、ヤラネーダに捕まりそうになります。その時・・・、
「ローラ!」
   
   
「遅くなってごめん!」
「まなつ! どうして!?」
   
   
「私、決めたの・・・。後悔はしたくないから・・・。」
「まなつ・・・。」
   
   
「ローラとずっと友達でいたいから・・・、ローラの事大事だから・・・、私、学校も目一杯楽しんで、プリキュアも目一杯やる!」
   
 そして、まなつはプリキュアに変身。

 バトルスタート。サマーは圧倒的な強さでヤラネーダを追い詰めます。
 その後、ローラはポッドを使って、ヤラネーダが奪ったやる気を取り戻しました。そして、おてんとサマーストライクでヤラネーダを撃退。

 少しして、オリエンテーションに戻ったまなつ。
「ありがとう、まなつ・・・。」
「え?」
   
「何でもない! これからもよろしくね・・・。」
「うん!」
   
    

 今回は、これで終了です。


次回:「自分を信じて! キュートいっぱい! キュアコーラル!
 水族館のプールで偶然、人魚のローラと出会ったさんご。
 自信がなく、自然と周りに合わせてしまうさんごは、自分に素直なまなつやローラの言葉が胸にささり・・・。


 放送終了直前には、近日公開されるプリキュア映画の告知がありました。なお、キャプチャー画像や感想は、記事の最後に述べます。


【まとめ】
 ローラは、まなつの通うあおぞら中学について来たものの、退屈のあまり、まなつに内緒で抜け出してしまい、互いのやりたい事でぶつかってしまいましたが、まなつは、学校もプリキュアも目一杯やると宣言し、プリキュアに変身して一気にヤラネーダをやっつけて、ローラと仲直りしました。

 さて、今作のテーマは「今一番大事な事」。初回でも、まなつは、父と別れる時に、「今一番大事な事をやれ!」と楽しく笑いながら、そう言ってましたが、2話目にして早くも、「今一番大事な事」をめぐって、ローラと言い合いになってしまいました。
 100人いれば100通りの個性があるように、「今一番大事な事」も人によって様々です。誰かと力を合わせなければできない事があれば、それを成し遂げるために、その誰かと「今一番大事な事」が一致する事はありますが、違うケースが大半でしょう。
 それに、「今一番大事な事」を成し遂げようにも、誰かの協力が必須な場合もあり、そうなると、誰かの「今一番大事な事」が2番、3番と繰り下げられてしまいます。自分の一番やりたい事が後回しになるのは、たまったものではないでしょう。ケンカに発展するのも分からなくはありません。

 それを避けるためには、他人の気持ちに立つなどして、折り合いをつける事が大事なのかな、と思いますね。「今一番大事な事」は、時と場合によっては一番から繰り下げて、誰かのために頑張る事を「今一番大事な事」にする。そういう心の余裕を持つ事が大切な気がしますね。
 自分と相手のどちらを一番から繰り下げるかは、バランスの問題でしょう。片方をずっと優先し続けていたら、もう片方はいつも自分が後回しにされる事に不満を感じて、心は離れてしまうもの。それでは、人間関係は壊れていってしまいます。
 そうならないために、「相手が自分のために頑張ってくれたんだから、今度は自分が・・・」といった恩返しの気持ちが大事なんじゃないかと思いますね。

 今回は、まなつが、ローラとずっと友達でいたい気持ちから、学校もプリキュアも頑張ると折り合いをつけましたが、今度はいつか、ローラがまなつのために一歩譲る姿勢を見せてほしいもの。
 まあ、そうは言っても、ローラはワガママなところもあれば、人間を下手に見ているところもありますので、なかなか難しいでしょう。ですが、まなつと長く付き合って、人間の良いところを多く知れば、評価は変わってくると思います。
 それに、まなつも、グランオーシャンやプリキュアの事とかをもっと知っていれば、ローラの気持ちに寄り添って、ケンカする事はなかったかもしれません。そう考えると、相手の事をよく知る事も、自分にとっても相手にとっても「今一番大事な事」をやるための重要な要素なのかな、と思いますね。

 今話のような「今一番大事な事」をめぐっての争いは、今後も起こりうるでしょう。今作の敵は、やる気を奪ってくるヤツらですが、自分の「今一番大事な事」を自由にさせてくれない友達や家族も、場合によっては大きな敵になるんじゃないかと思います。
 「今一番大事な事」のための自分と相手との調和は、今作における大きな課題なんじゃないかと、今話を見終えて感じました。この課題に、まなつ達はどう向き合い、どうクリアしていくのか、しっかり見ていきたいところですね。

 さて、次回は、2人目のプリキュアが登場。さんごがキュアコーラルに変身します。
 コーラルは、戦闘に適したコスチュームではないように見えますので、どんな戦いをするのか、すごく気になりますね。それに、オシャレに詳しいと思うと、変身シーンにはかなり気合を入れてそう。サマーの変身シーンはメイク要素が濃く、他の子達もそうなりそうですし。
 また、タイトルに「自分を信じて!」とあるのも気になるところ。「自信」が、この子のキーポイントになるのかも? 次回は、さんごにしっかり注目していきたいと思います。


 本編の感想は、これで以上です。
 最後に、後回しにしたプリキュア映画の告知映像について語っていきます。

 近日公開されるプリキュア映画は、前作「ヒーリングっど」と「プリキュア5」のコラボ作品。タイトルは「映画ヒーリングっど♡プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGo!Go!大変身!!」。
   

   
 こちらは、「ヒーリングっど」のプリキュア4人が、パートナーのヒーリングアニマルと合体した姿「パートナーフォーム」。和装は良いですね。

    
   
 キュアグレースとキュアドリームが手を取り合う場面も。このシーンは、いつ訪れるのか?
 なお、上映開始日は今月20日と、もう2週間を切ってますね。私は、今月中には見に行こうと思っています。

   
 同時上映として、「トロピカル~ジュ!プリキュア プチ とびこめ!コラボ♡ダンスパーティ!」があり、今作のプリキュアもちょっとだけ出演。
 上映時間は5分程度でしょうか。上映開始日時点では本編未登場のプリキュアがいるものの、女の子達が目一杯楽しめる作品に仕上がっていると期待しています。

   
 入場者プレゼントは「ゆめペンダント」。
 今回はミラクルライトじゃないんですね。まあ、コロナウイルス感染拡大防止を考えると、大っぴらにライトを触れないでしょうから、致し方ないでしょう。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。

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