Msk-Mtnのブログ

プリキュアについて熱く語る一独身男性のブログ

劇場版スター☆トゥインクルプリキュア 感想

2019年11月30日 | スター☆トゥインクルプリキュア
 大変長らくお待たせしました。「映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて」の感想です。


 今回は、映画館に行った時に観客はどのくらいいたのかなどといった前振りは省略して、とっとと本編の感想に入ります。もう上映開始日から1か月以上も経ってますしね。それどころか、投稿日の翌日はもう12月という・・・。ネタバレが嫌な人は、くれぐれも注意して下さい。
 なお、TV本編感想と異なり、ストーリー解説部分の文字サイズは、私の感想も含めて通常サイズにしています(フォントサイズ3)。また、私の感想にアンダーラインを入れていませんので、あらかじめご了承下さい。(と言っても、そんなに入ってないと思いますが)
 あと、いつも通り、TV本編で流れた劇場版告知映像のキャプチャー画像も載せています。映画は見ていないけど、ネタバレOKな方は、画像を見て臨場感を味わっていただければ幸いです。


 では、ネタバレOKな方は、画面をどんどん下にスクロールして下さい。





































 今回の話は、宇宙からスタート。ひかる達はプリキュアに変身してノットレイダーと戦っていました。相手は、テンジョウと大量のノットレイ達。
    
 ノットレイ達が相手であれば何ら問題のない相手。5人は軽々と蹴散らしていきます。
 さらに、宇宙のどこかの星の爆発により生じた大量の流れ星も味方しました。また、星空警察の警部補「マリー・アン」も登場し、加勢します。
 そして、5人はスタートゥインクルイマジネーションを発動し、テンジョウ達を追い払いました。

 という事で、早くも、TV本編の最強技が発動。これ、まだ、オープニングなんですよね。しかも、映画始まってからまだ10分も経っていないという。
 ついでに、この映画でも、ノットレイ達は、いいやられ役、お疲れ様です。スタートゥインクルイマジネーションまでもろに受けるとか、オーバーキルもいいところだ。労災の請求はちゃんとやっておけよ?(笑)

 その後、アンは、前に会った時と同じく、ユニを捕まえようとします。
 ユニは、ロケットに乗ってプルンスに、逃げるよう指示しました。ロケットが動いた拍子に、アンはミラクルライトを落としてしまいます。
 アンは、その事に気付かず、ユニの後を追いかけました。ララは住む場所がなくなってしまいました。
 
 その翌朝、目覚ましのベルが鳴ってもなかなか起きないひかるとララ。
 そんな中、小っちゃな星のかけらが、ひかるの部屋の中でコロコロと動いていました。これは、宇宙にいた時に、ララの髪の中に紛れ込んだもの。星のかけらは、コスモグミ入れの中に入っていきました。
 その直後、ようやく、ひかるとララが起床。

 朝食を食べていては遅刻してしまうために、すぐに家を出る2人。どうやら、遅くまでUMAの事などを話していたようです。
 ララは、これなら、えれなやまどかの家に泊まれば良かったと言いますが、それは無理なお話。えれなとまどかは既に修学旅行で沖縄に行ったため。ひかるの家に泊まるしか選択肢がありませんでした。

 映画限定とはいえ、ひかるとララが一緒に住む展開が来ました! やったぜ!
 で、キミ達は、一緒にお風呂に入ったの? ララはずっとロケット暮らしで地球の風呂に入った事はないから、きっと一緒に入る事になったんだろうな。昨夜何を話していたのかはどうでもいいから、一緒に風呂に入ったのか、そうじゃないのか、この結論だけは聞かせてほしい!(相変わらず、老けたお兄さん全開だな(笑))

 お腹が空いたひかるとララは、コスモグミを食べる事に。ですが、ひかるが食べようとしているのはグミではありません。
 気付いた途端、異様な音が鳴り、学校へワープ。グミだと思っていたのは、グミ入れの中に紛れ込んだ星のかけら。生物のようで、ひかるはUMAではないかと考えます。
 ひかるは、星のかけらに慎重に近付いてなだめると、星のかけらはおとなしくなり、ひかるに懐いてくれました。

 学校が終わって家に帰ったひかるとララは、何か食べさせようとしますが、食べようとはしません。星のかけらは、ひかるには懐きますが、ララにはなかなか懐いてくれないようで。
 えれなとまどかは今頃、沖縄にいます。ひかるは、ミラクルライトを振りながら、2人がいる沖縄に行こうと考えました。すると、星のかけらの姿が変わります。
   
 さらに、ミラクルライトが光って、ひかる達はどこかへワープ。目の前にはシーサー像。沖縄に来たようです。
    
 これは、星の子の能力のようで、ミラクルライトを振りながら自分の行きたい場所を想像すると、その場所へワープするようです。

 ララも、ひかると同じように、自分の行きたい場所を想像してワープしようと試みました。
 ですが、星の子は無反応。ララは、不満を感じます。
   

 ひかるは、えれなとまどかに会いに行きたいとミラクルライトを振りました。すると・・・、
   
    
   
 えれなとまどかはダイビング中で海の中にいたため、ひかる達も海の中へワープ。ひかる達はすぐにワープで脱出します。
 ララは、溺れたら危ないと、星の子を叱りますが、これに対して、星の子はトゲを出してきました。これを見たひかるは、ララをかばいながら、ダメだと注意します。
 ひかるに怒らせて良くなかったと感じたのか、星の子は、どこかへ行ってしまいました。ひかる達は手分けして、星の子を探す事に。

 しばらくして、ララは、ミラクルライトを使って、とある雑貨屋でオルゴールを聞いている星の子を発見しました。
 ララは、星の子を連れ帰ろうとしますが、星の子は相変わらずララの言う事を聞いてくれません。無理矢理引っ張ってどうにか連れて行く事ができました。
    
   
 その後、ララ達は花畑に来ました。すぐに、星の子はララを攻撃してきます。
   
 ララは、星の子に対して、悪い人に連れて行かれたらどうするんだとか、周りはひかるのような良い人達ばかりではないなどと注意。そして、もう知らないと言わんばかりに、星の子を置いていきました。
    
   
 星の子は、ララに付いていきますが、ララは、知らないと怒ります。すると、星の子は泣き出してしまい、ララは困惑。
   
 直後、ララは、星の子がさっきオルゴールを聞いていた事を思い出し、その曲を子守歌のように歌いました。
 すると、星の子は泣き止み、ララも気持ちが落ち着き、一緒に帰りました。
    
    
   

 少しして、ひかる達と合流。ひかるは、ララと星の子が仲良くなった事に安心します。
 ここで、ひかるは、星の子に「ユーマ」という名前をつけました。皆で記念写真を撮って、修学旅行中のえれな、まどかと別れます。
 しばらくして、ひかる達は、綺麗な星々が広がっている夜空を見上げたり、オルゴールの曲を歌ったりして、沖縄から帰りました。なお、オルゴールの曲は、流れ星の歌だとか。

 沖縄から帰ってきたひかる達は、今度はユーマと一緒に地球の不思議スポットを巡っていきました。ナスカの地上絵、ギアナ高地、ウユニ塩湖などなど。
    
    
   

 その頃、ユニは、長い逃走劇の末、アン警部補に追い詰められていました。
 ですが、ミラクルライトを落とした事に気付いてパニックに陥ります。その時、巨大な宇宙船が頭上を通過。
 アンによると、宇宙ハンターのものだとか。「スタードロップ」が危ないと、アンは言います。

 宇宙船は地球にやって来ました。それも、ひかる達のいる観星町に。
 宇宙ハンター達は、次元装置を使い、町の人達を眠らせてユーマをさらおうとしました。ひかるは、プリキュアに変身しようとするも、スターカラーペンを弾かれてしまいます。
 しかし、そこに、修学旅行から戻ってきたばかりのえれなとまどかが。ユニとアンも来ていました。
 という事で、ひかる達5人は、プリキュアに変身して宇宙ハンターと戦います。

 プリキュアも敵も5人という事で、各個1対1で戦う事に。
 まず、ミルキーの相手は「ハイドロ」。ハイドロは、変幻自在に姿を変えてくるため、苦戦を強いられます。しし座ミルキーショックもかわされてしまい、大ダメージを受けます。

 コスモは、自分よりもひとまわり大きい「チョップ」が相手。コスモは、チョップを宇宙船におびき寄せました。
 ここで思いっ切り戦えば、自分の宇宙船が壊れかねないため、攻撃が弱まると考えましたが、チョップは、そんな事もお構いなしに攻撃してきます。おとめ座レインボースプラッシュもバリアを張られてしまいました。

 セレーネは「ジャイロⅢ」と戦いますが、相手の強力な火力に押されます。
 ソレイユは「ダイブ」と戦う事に。相手は、影に潜む強敵。攻撃を当てられません。
 スターの相手は「バーン」。相手のパンチ力が強く、おうし座スターパンチも通用しませんでした。

 宇宙ハンター達に敗れたプリキュア。そして、バーン達はスタードロップをよこせと言います。
 スタードロップとは、ユーマの事。星の爆発によって生まれた星の子は、ものすごく珍しいもののため、相当の価値があり、宇宙ハンター達は、オークションにかけて大儲けしようと企んでいました。

 ですが、プリキュアは負けないと、プリキュアを信じるフワの思いが、ミラクルライトにイマジネーションの光を灯します。
 という事で、ここでライトタイム。ミラクルライトの力で、スター達は12星座のドレスに身を包み、パワーアップしました。
   
 そして、反撃。
    
    
   
 5人とも、宇宙ハンターの攻撃をものともせず、宇宙ハンターをやっつけました。

 アンは、5人の宇宙ハンターを逮捕しましたが、これで終わりとはいきませんでした。アンは、ユーマもを連れて行くと言います。
 スタードロップであるユーマは、いずれ、本物の星へと成長していきます。ですが、その過程において、悪い影響を受けてしまうと危険な星になる事もあるそうで。
 そこのため、星空警察で保護する必要があり、アンはミラクルライトを使って、スタードロップを見つける事を任務としているとの事です。
    
   
 しかし、ララは、ユーマと離れたくないと思っていました。ユーマを守るんだったら自分でもできるのだし、大きくなったらユーマの星で暮らすとも言います。
 ですが、ユニやプルンスは、現実的ではない上、ユーマの未来を考えれば離れた方が良いと、ララの考えに反対します。それに、ユーマも、宇宙に帰りたいのかもしれません。えれなとまどかも何も言わず。
 初めにユーマと親しくなったひかるでさえも、何も言えませんでした。誰もユーマと離れるのが嫌だと言わない事に、ララは疑問を感じます。

 そんな中、捕らえられていたバーンが拘束から抜け出して、ユーマを捕まえました。
    
 バーンから悪い影響を受けたユーマは、一気に巨大で黒い星に成長。このままでは地球も呑み込みかねません。
 しかも、宇宙には、宇宙ハンターが沢山。スタードロップが巨大な星に成長した今が狙い目だと、こぞってやって来ました。
   
 これでは、ユーマの星に近付くのも困難。そこで、ソレイユ、セレーネ、コスモが宇宙ハンター達を相手する事にし、スターとミルキーをユーマに会わせる事にしました。
 再度、12星座のドレスに身を包み、ソレイユ達3人は宇宙ハンターを次々と撃退していきます。スターとミルキーは一気にユーマの星へ。

 そして、ユーマの星に到着したスターとミルキー。そこには、前にユーマと一緒に見た風景が広がっていました。
 2人は、雷に打たれて変身が解け、海に落ちてしまいます。もうユーマとは分かり合えないのか?
 ララがそう考えた時、流れ星の歌がどこかから聞こえてきました。ララは流れ星の歌を歌い、ひかるも一緒に歌います。
   
    
   
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
   

 プリキュアの歌がユーマの星に降り注ぐと、星が美しく生まれ変わり、ひかる達の目の前には、花畑が広がっていました。
 そして、ユーマが、ひかる達の近くに。ユーマの姿は、ララに似ていました。
 この星の姿は、ユーマの未来のイメージ。ほどなくこの星は終わりを告げ、ユーマは、元の小さな星に戻りました。
 ユーマとララはお別れとなりますが、ララは、今度は、別れたくないとワガママは言わず、暖かな気持ちでユーマを見送りました。ララに、想いのこもったペンを星への道標に残して・・・。


 エンディングは「Twinkle Stars」。ただし、こちらで歌われているのは、本編と違って、アンの声役でもある知念里奈さんが歌っているバージョン。


 最後は来年の春映画の告知。次のタイトルは「ミラクルリープ みんなと不思議な1日」。
 出演するのは、直近3作のキャラだけの模様。つまり、次回作、今作、前作「HUGっと」の3作品からの出演ですね。
 上映開始日は、来年の3月20日(金・祝)。まだまだ先の事ですが、楽しみですね。まあ、その時には、また年齢が1つ上がり、少しばかり暗い気分にもなっていますが。(笑)


【まとめ】
 やっぱり、ララって、いい子だよなあ・・・。不器用ながらも、ユーマと仲良くなろうとしたり、分かり合おうとするララが、本当に愛おしい・・・。

 今回の映画の感想を簡単にまとめると、こんな感じですね。ララが主役の良い映画だったと思います。
 特に、最初はユーマと上手く付き合えずに苦労したものの、自分の目で見た事や自分の耳で聞いた事をしっかり活かして、ユーマと仲良くなろうと懸命だったのが、すごく良かったですね。
 万能ツール・AIに頼れば、ユーマと分かり合うのは容易だったのかもしれませんが、たとえ失敗が多くても、自分の力でどうにか頑張ろうとするのが、ララの魅力。
 考えて、想像して、自分の力で何とでもなる。いつかそう言っていた事が、この映画でも存分に発揮されていたと思いますね。やっぱり、ララって、すごい子だわ・・・。
 TV本編でのメイン回と同じく、ララの多大な成長を感じられたのは、すごく良かったです。

 また、最後に、ユーマが、髪形を除いてララそっくりの姿になったのも、なかなか憎い演出でした。最初は、ララの言う事を聞いてくれなかったのが、あれなのですから、ララの想いがすごく伝わったんだろうな、と感心しました。
 ちなみに、髪型は、キュアスターのツインテール。そのため、ひかララの子だと思った大きなお友達もそれなりにいるでしょう。映画限定とはいえ、同じ屋根の下で一緒に住んでいた訳ですし、もしかしたら、夜はめちゃくちゃアレしてたのかもしれませんね。(感動映画に下らん妄想入れんな(笑))

 キラキラで夢やときめきがいっぱいだけど、ほんのちょっぴり切ない物語。上映開始前は、そのように映画の内容が語られていましたが、確かにその通りだったと思います。
 映画オリジナルの12星座のドレスはあったものの、それを最大の見所とはせず、また、現時点の最強技・スタートゥインクルイマジネーションが開始わずか10分足らずで披露されたりと、今回の映画は、戦う事を主体とせず、今作後半に入ってからの大きなテーマである「分かり合う」事に重きを置いていたように思いますね。

 その上で「相手の気持ちに立つ」というところが、この映画の大きなテーマだと感じました。
 互いに好き合っているからといって、何をしてもいい訳ではない。これからもユーマと良い思い出を作りたいとか、自分だったらユーマを悪者を守る事ができるなどといった言い分は美しいように聞こえますが、ユーマの気持ちを考えないようでは、ただのワガママになってしまいます。ユーマを物扱いしているという点では、宇宙ハンター達とさほど変わりなく、「分かり合う」うちには入らないでしょう。
 大事なのは、相手の気持ち。我を抑えて、相手が何をしたいのか、どう思っているのかなどを考えて、尊重して、そして、行動する。それが重要なのでしょうね。
 「相手の気持ちに立つ」事が大きなテーマだと感じただけに、この映画を見終えた時は、誰かに対して少しばかり優しくなれそうな内容だと思いました。


 そんな訳で、今回の映画もすごく面白くかったです。
 今回の劇場版も、感動をありがとうございました! そして、この作品の制作、お疲れ様でした!



 「映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて」の感想は、これにて終了です。かなり今更の感想ですが、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
 この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« スター☆トゥインクルプリキュ... | トップ | スター☆トゥインクルプリキュ... »
最新の画像もっと見る

スター☆トゥインクルプリキュア」カテゴリの最新記事