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スター☆トゥインクルプリキュア 第16話感想

2019年05月21日 | スター☆トゥインクルプリキュア
 今話の名セリフ:「みんなの応援を力に、自分を信じて進む・・・! それが、私の信じる弓道です!」(香久矢まどか)

 「スター☆トゥインクルプリキュア」第16話「目指せ優勝☆まどかの一矢!」の感想です。


~ オープニング前 ~

 ある日、全国弓道王大会の予選会が行われ、まどかは明日の決勝に進みました。
    
    
   
   
 まどかは、父のために、明日の決勝は勝ちたいと言います。


~ Aパート ~
 父・冬貴は最近、宇宙人の捜索が思うようにできず、その原因は自分達にあると、まどかは感じており、大会で結果を残して、父に朗報を伝えようと考えていました。

「全国弓道王大会、とは! 中学生から大人までが競い合う究極の決定戦!」
   
   
    
「香久矢先輩は、その厳しい予選を勝ち抜いて、明日の決勝戦で、その王座をかけて戦いますの!」
    
    
   
「桜子さん・・・。弓道にも詳しいんだね・・・。」
「当然ですわ! 屈指の名門・姫ノ城家の人間たるもの、これくらい常識です!」
    
「調査の結果、決勝戦は強敵揃い・・・。ダークホースと呼ばれる手強い新人もいる・・・。香久矢先輩の連覇は簡単ではなくってよ・・・。」
「桜子さん、先に行ってるよ・・・。」
   
「香久矢先輩が優勝を逃せば、香久矢先輩の人気にも陰りが訪れる・・・。そこに、観星中の金星! 姫ノ城桜子が! ライジング!」
    
   
    
「オーホッホッホ!」
   
「えーっ!?」
   
「次、体育だよ。姫ノ城さん。」
「急ぐルン。」
    
 小さいお子さん達への弓道王大会の丁寧な解説、ありがとう。そして、多くの視聴者を大いに笑わせてくれて、お疲れ様です。(笑)
 まあ、まどかが優勝を逃したら君の時代が来るというのは・・・、
   
 ・・・と言わせていただこう。まどかの人気が下がったところで、君が何が目立った事をしなけりゃ、時代なんて一生来ないからな? まあ、ギャグ的な意味なら今のままでノープロブレムでしょうけど。(笑)


 その夜、まどかは明日に向けて練習をしていました。
    
    
    
   
「今年は初出場の選手が気になります。」
「弓道は自分と向き合い、自分を鍛える武道だ。最後に頼れるのもまた、自分だけだ・・・。」
    
「自分だけ・・・。」
    
    
   

 そして、翌日、決勝戦が行われました。
    
    
    
 彼女が、まどかの言っていた気になる選手。
 名前は「那須 ゆみか」。中学1年生で、天才中学生と評判です。

 ゆみかと入れ替わりに、まどかが競技に臨みますが・・・、
「応援なんて集中の邪魔よ。」
「え?」
    
   
    

 会場には、まどかの母・満佳も来ていました。
 ですが、冬貴は来ていません。職場は出たそうですが。

 そう言ってると、まどかの競技が始まりました。
   
    
    
    
    
    
   
 その後に射た3本もすべて的に当たり、最終戦へと進みました。

 しばらくして、最終戦開始。
   
    
   
    
   
    
    
   
    
    
    
「逸れた・・・。」
   
   
    
   
 まどかもゆみかも皆中(かいちゅう)。つまり、4本とも的に当たっています。
 まどかの最後の一射は中心から大きく外れたものの、矢が的に当たったかどうかが判定基準になっていますので、両者引き分け。休憩を挟んで、2人の決勝戦が行われます。
「まどかさーん!」
   
   
「お父様は、まだ・・・。」
「あなた、弱くなったね。」
    
「友達なんかと仲良しごっこしてるからよ。」
   
「的に当てた数は同じ。でも・・・、正確さは、私の方が上だった!」
    
    


~ Bパート ~
 少しして、ひかる達は、まどかの力になりたいと悩んでいました。
 それを聞いたフワは、念を込めると・・・、
   
 これは「フォーチュンカプセルメーカー」。星のかけらに願いを込めてカプセルに入れると、願いが叶うとか。ひかる達は、これを使って、お守りを作りました。
    
    
    

 その後、ひかる達は、まどかを昼食に誘いました。
 ひかる達は、えれなの作った昼食を美味しくいただきますが、まどかは、さっきゆみかに言われた事が気になって食欲が進みません。
「まどかさん。」
    
「私に・・・?」
「みんなで作ったんだ。まどかさんが優勝できますようにって。」
    
「私のために?」
「まどかさん。」
    
「アタシ達も一緒にいるよ。」
「ルン!」
「まどかさんなら大丈夫!」
   
「みんな・・・、ありがとう・・・。」
   
    
   
「フン! 友達なんか・・・。」
   
「ヒャハハハハハ! 本当は寂しいクセに!」
   
「誰!?」
「強がってるだけだっつーの!」
    
   
 そして、アイワーンはダークペンで、ゆみかの心を闇に染め、ノットリガーを生み出しました。
   
 すぐに、ひかる達はノットリガーを目にします。
「友達なんか邪魔・・・。友達なんかいらない・・・。1人が一番強いのに・・・!」
    
 ひかる達はプリキュアに変身します。

 バトルスタート。プリキュアはノットリガーにいい感じにダメージを与えていくものの、押されっぱなしとはいきません。
 弓矢を使って反撃してきますが、セレーネアローで相殺します。
「那須さんを解放して! こんな事に彼女の弓を使わせないで!」
    
「アタイに感謝しろっつーの! アンタの邪魔者をノットリガーにしてやったんだっつーの!」
    
   
「違います・・・。邪魔者なんかじゃありません・・・。彼女は、素晴らしい選手です・・・。私は弓道で・・・、彼女と決勝戦を戦いたいんです!」
    
 そして、いて座セレーネアローでノットリガーを追い詰めました。その後は、サザンクロスショットで撃退。

「私・・・。」
   
「那須さん。行きましょう。試合が始まります。」
    

 そして、優勝決定戦開始。冬貴も会場に来ていました。
   
   
   
「私は・・・、勝つ!」
    
    
「勝つために、友達なんか必要ない!」
    
    
   
    
    
    
『頼れるのは、自分だけ!』
    
「でも・・・、今は・・・、1人じゃない・・・。」
    
    
    
   
「勝つために、ずっと1人で練習してきた・・・! だから・・・! 負けない・・・! 負けたくない・・・!」
   
    
    
   
    
   
「みんなの応援を力に、自分を信じて進む・・・!」
    
「それが、私の信じる弓道です!」
    
   
    
    
    
    
    
    
「本当は初めからいらしてたんでしょ? まどかを1人で戦わせるために。」
   
   
「皆さんの応援のおかげね。」
「ああ。」
   

 という事で、まどかが優勝しました。
    
   
「来年も、またここで会いましょう。必ずね。」
    
   
「来年は負けないわ!」
   
    
   

 今回は、これで終了です。


次回:「敵? 味方? ブルーキャットの探しモノ☆
 再びゼニー星にやって来たひかる達。ドラムスの館からプリンセススターカラーペンの反応がしました。
 ドラムスの館の前で会ったのは宇宙怪盗ブルーキャット。ドラムスの館にあるお宝を狙っていますが、ありかが分からないから力を貸してほしいと言います。
 ひかる達は断ろうとしましたが、ドラムスがプリンセスの力をかけて、ひかる達に勝負を挑んできて・・・。


    今回のラッキー星座


【まとめ】
 全国弓道王大会に出場したまどかは、転載中学生と評判の「那須 ゆみか」と激闘を繰り広げ、皆の応援を力に自分を信じて進んだまどかが優勝しました。

 プリキュアは、多人数で戦うのが基本。そのため、「仲間」とか「友情」などと言った言葉は、プリキュアシリーズにおける重要ワードと言えるでしょう。
 ですが、今話は、「頼れるのは自分だけ」「友達なんか必要ない」など、対極的な言葉が多く出ており、プリキュアシリーズの基本概念を否定するようなところがあったように思います。

 確かに、まどかの父・冬貴の言っていた通り、弓道は自分と向き合い、自分を鍛える武道でしょう。
 他の代表的な武道といえば、相撲や柔道、剣道が思い付きますが、いずれも相手との組み合いが必須のもの。稽古は1人でもできますが、実戦に向けてとなれば、組み合いなしでは実戦への不安は大きく、相手の存在はまず必要でしょう。
 その一方で、弓道は、遠くにある的にどれだけ多く矢を当てられるかを競うもの。競う相手はいるものの、誰かと組み合ったりする事はなく、遠くにある的に矢をしっかり当てられるどうかは、技術を鍛えて、心を平穏にして臨む事が大切です。
 技術はともかく、心穏やかとなれば、周りが誰もいない静かな環境で1人だけで練習する方がやりやすいでしょう。そういう意味では、弓道は他の武道と比べると、孤高になりがちな武道のように思いますね。

 勝つためにずっと1人で練習してきたと、ゆみかが強調していたのは、そういう背景ゆえだと思いますが、天才中学生と言われていたのも影響しているでしょう。
 「天才」と聞くと、その道の才能に長けている「すごい人」というイメージが強く、平凡な人からすれば、近付き難い存在。「天才」である事も、ゆみかの孤高感を強めていったでしょう。

 それに付け加えて、弓道一筋なのも大きいでしょうね。
 ゆみかにとって、まどかは年上であり、まどかが弓道王大会優勝経験者という実力者である事も当然知っていたでしょう。にもかかわらず、敬語を使わずに話し、「あなた、弱くなったね」「正確さは私の方が上」などと、自分が実力者であるような物言いは、余程の自信があったように思いますね。
 そして、その自信は、相当の練習を積まなければ得られないでしょう。ゆみかは、友達と遊ぶ事よりも、1分1秒でも多く弓を射る事に情熱を注いできたんじゃないかと思いますね。
 その結果、1人でいる時間が圧倒的に多くなり、いつしか、1人が一番強いとか、周りの雑音が余計と思うようになり、応援は集中の邪魔とか、友達は不要という考えに繋がったのかもしれませんね。

 ですが、応援されれば、やはり嬉しいものでしょう。人は誰もが、誰かから認められたいと思ってますしね。
 それに、応援してくれる人達がいれば、その人達の期待に応えたいと頑張れるもの。最後は自分しか頼れない状況になっても、周りの応援があれば、孤独感を跳ね除けて強くなれるものです。

 ゆみかにしても、誰かから応援されれば、力になっていたでしょう。だけど、弓道に打ち込み過ぎた事と、どうしても優勝したい気持ちが強過ぎた事から、周りを見る余裕がなかったのかもしれませんね。
 そう思うと、今回まどかと直接対決できた事は、すごく良い経験になった事でしょう。弓道の実力よりも、精神的なところで、大きなものを得たと思いますね。応援や友達の大切さとか。
 今回の経験を機に、弓道以外のものにも目を向けて、強くなってほしいと思いますね。

 それだけに、今後どこかの回で再登場してほしいところ。今回だけの登場で終わらせてしまうのは、もったいないと思いますね。
 もし、再登場する事になったら、今話と比べてどれだけ精神的に強くなったかに注目したいと思います。

 さて、次回は、再びゼニー星が舞台に。また、ブルーキャットも再登場。
 ブルーキャットにかかわる謎が少しでも解明されてほしいな、と楽しみにしたいですね。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
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