おかみのひとりごと

不動産、工務店を切り盛りするおかみの日常

老いるということ。

2007-06-17 09:14:41 | Weblog
 
 90歳を過ぎた母が 介護4で 療養施設にお世話になって 3年。

 脆くなった体に追い打ちをかけるように 骨折の手術。 寝たっきりのものが

 なぜ 骨折? やっと 手術がおわったけれど 痛い 痛い と 可哀そうで

 たまらない。 日に日に 枯れてゆくような気がしてたまらない矢先。

 "私の 娘で 良かった??" との 言葉に 胸が キュー。。。

 実は 生後50日あまりで 養女にきた私は 父母の愛を一杯もらって育った。

 戦後 物資の豊かでない時代. ミルク代りに 米やもち米のスープを

 作り 育ててくれた。 父が戦地よりなかなか帰れず 新聞配達 店番

 田んぼや畑の 手伝い。。。 ずいぶん苦労したと思う。

 あの時代は 母だけに限らず みんな 苦労して 頑張った時代でもある。

 その母の一言が 私の心に " 私が 娘で よかった??"" と 問いかけた。

 残り少ない時間 悔いのない看護をしたい。