(写真は、金箔ソフトクリーム)
今回、9/2~3日の日程で、風の盆、白川郷へ
パック旅行で行ったときの話しを、スタート
まで戻します。
パック旅行ツアーは、9月2日の朝、新幹線で
昼過ぎに金沢駅に着きました。
夕方にスタートする「風の盆」まで、未だだいぶ
時間があるので、パック旅行は、金沢駅前から、
金沢の街の中心の「ひがし茶屋街」へ向かいます。
「ひがし茶屋街」は、江戸時代末期の茶屋の特徴を
良く残しており、重要伝統的建造物群保存地区に
指定されています。
1820年に加賀藩の許可を得て、ひがし茶屋街が
開かれ、以来、城下随一の賑わいを見せていた
そうです。
茶屋街の通りに面して、1階は、紅殻格子(べに
がらごうし)と呼ばれる揃いの出格子で、2階は、
座敷を備える吹き抜けの縁側のお茶屋です。
茶屋街に並ぶ店々は、外観は、江戸時代の茶屋の
風情を残したまま、中は、和菓子屋、金箔などの
土産物屋、食事処などに改装されています。
江戸時代のセットのような街中をプラプラと散策
しました。
メインストリートは、大勢の観光客で大混雑
ですが、浴衣姿の若い女性もちらほらと
見かけられます。
先ず、上の写真右側の建物の「箔一」(はくいち)
に入り、金沢名物の「金箔ソフトクリーム」を
食べます。(891円)
金箔1枚がそのままかけられています。
ソフトクリームは美味しかったですが、金箔は
味がしませんでした・・・
食べ終わると、唇に金箔がたくさん付いて
いました。
やはり、茶屋の中を見ておきたいので、1820年に
建てられたという前頁の写真の茶屋建築の「志摩」
に入ってみました。
(国重要文化財:撮影可:500円)
2階の優美で粋な造りの客間、典型的なお茶屋の
庭、井戸、石室などを、創建当時のままの姿で
見る事が出来ます。
次頁の写真の台所の説明には「お茶室は
あくまでも遊芸を楽しむ所で、料理は
仕出し屋等から取り寄せられていた」と
書かれています。
茶屋建築は、2階を客間(座敷)とするため、
2階部分を高く作り、通りに面して、高欄と
張り出しの縁側を設けているのが特徴だそうです。
2階の客間で、ひがし茶屋街のお茶屋の説明を
受けます。
その説明によると、一見さんお断りで、地元の
金持ちの旦那だけがお客だったそうです。
そして、驚くことに、武士は、お茶屋への出入り
禁止だったそうです。
琴、琵琶、太鼓などが置いてあり、お座敷の
雰囲気を味わうことが出来ます。
(2階から眺める中庭)
上の写真は、「石室」への入口の石段で、石室
とは、食物などを保存するための石組み造りの
貯蔵庫で、内部には井戸が掘られているそうです。
「志摩」を出て、茶屋街の景観を楽しみながらを
散策します。
ツアーバスの駐車場に戻り、重箱に入った「利家
御膳」(1050円)を、バスの中で食べながら、
越中八尾の風の盆へ向かいます。
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