日付:3月6日(土) 天気:曇り メンバー:s上さん、s木 コンディション:△
いつもの四阿屋へ。
今日はどのパーティもおらず、使い放題。それもそのはず。壁が濡れている。
昨日は晴れていたので大丈夫と思ったが、一昨日の長時間の雨の影響だろう。
それはそれで、アルパインの練習になるというポジティブシンキングで練習開始。
今回は取り付く際に、まず行う「セルフビレイ」について体験を通して学習した。
私にとってお手軽なディジーチェーンとメインザイルのどちらをセルフに選ぶべきかというところから。
トップが墜落した衝撃で支点のピンが外れ、物凄い荷重がセカンドのビレイにかかったことにより、ビレイの制御が不能となった場面を想定。
つまりビレイで落下を止められず、トップが崖下に宙吊りの状態という最悪な状況である。
セカンドが救助にいかなくてはいけない。あってはいけないが、絶対無いとも言い切れない。
そこをミスなく最適な行動を選び取る必要がある。
一つ一つのシステムの「理由」を知ることが、危機を脱出することにつながる。
思考停止で自動化して覚えているだけでは駄目だろう。
今回はメインザイルでセルフをとることの大事さを、染み入るように学んだのであった。
クライミングも濡れている中行った。濡れている壁を登るのは、ストイック(?)なムーブ流である。
この流儀のため、私はいつも以上に登ることができなかった。
ただモチベーションは上昇。s上さんの恒例「歩荷カンテ連続10本」を見て、私もそのうち!と思うのであった。
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