Alpine Style Mountaineering Team「MOVE」

福岡市在住の会員を中心に、九州全域の岩、沢、氷のクライミング活動をしています。現在会員募集中(初心者大歓迎)

2021年9月20日(月)佐賀(厳木岩屋)アルパイントレ

2021年09月25日 | 活動報告

メンバー:T田さん、M島さん、S木

佐賀県厳木町の岩屋へ来た。

アルパイントレをするために。

岩屋ICの近くにある。遠くからでも岩肌の露出が目立つ。

ゲレンデまでのアプローチで少々迷う。

たぶん登れば着くだろうと、ぐいぐい進むと、石碑のある小ピークに。

間違えた。急坂を引き返す。幾度と転びながら。よい準備運動だ。

しばらく進むと昔の炭焼き窯が見えた。ここを基地にして取り付くらしい。

取り付きにクラックが走る。1ピン目が結構遠い。

恐いなあと困っていたら、T田さんから助言。

草で覆われていて見えないが、クラックの中に木の根があるそうだ。その根を支点にすればよいとのこと。

そういうことかと、草取り開始。頑張ると支点(=根)が見えたが、そのサイドの隙間は僅かだった。

そこにスリングを入れ込むのも難しかったが、何とか成功。

こういう難しさが、ある意味工夫次第では面白いのかもしれない。

◆◆◆

何とか登るが途中で変な粉を吸い込み、むせて咳が止まらない。

アレルギー発作だ。さらにルートがよく分からなくなってしまった。

ということで降りることに。

◆◆◆

~1ピッチ目~

M島さんがいく。

これまた分かりにくいルートであり、

難儀しながらも登る。

~2ピッチ目~

トラバースルート。

S木、臆病風に吹かれて、しばらく固まる。

色々な葛藤に悩みながら、登り始めることに。

スリングをピンに通し、徐々に体を横に倒すスキルを使いながら進んでいく。

進みながら「途中で止めなくて良かった」と感じた。

しかし、草が多い。スタンスが分からない。要所要所抜いた。

このまま行けると思いきや、そうはいかなかった。

最後のところで足の踏み場が無いくらいの草が。

さらに上半身が反ってしまうくらい、岩が迫り出している。

そこをトラバースするのであるが恐くて進めなかった。

T田さんがいつの間にか、頭上からバックアップ用のロープを出してくれ、

安心しながらトラバースするのであった。

ここはリベンジしたい。

~3ピッチ目~

直上して終わった。

何とか何とか・・・。

まだ岩屋でやり残したことはある。

次も来たい。

いつもながら、クライミング後のノンアルは上手い。

温泉に浸かる前にぐいっと飲み干した。

 

 

 


2021年9月 日向神 愛のエリア上部

2021年09月25日 | 活動報告

メンバー:T田さん、M島さん、S木 場所:日向神 愛のエリア 上部

まず「夢中歩行」(5.10b)にトライ。

終了点手前で左と右のどちらか迷い左を選択。

難しかった。あとで調べると「ごめんねムササビ君」(5.11a)であった。

たくさんルートがあって、初見は大変だ。

お次は「本命チョコをあなたに」(5.10d)。

出だしが難しい。苔むしていて滑る。左足に重心を移し、そうすると、左手が届いた。

といっても途中も苦労する。なかなか上手くいかない。

・・・

「初夢」(5.10a)にもトライ。1ピン目が遠かったので、プリクリップ作戦。

これはパワー系の課題でなかなか・・・。

継続的に通いたい。

 


2021年8月 皿倉山ではなく、河頭山へ

2021年09月06日 | 活動報告

メンバー:T田さん、S木 場所:河頭山(北九州)

トレーニングで皿倉山へ。

展望台まで車で行き、すぐにゲレンデまでアプローチできる。

皿倉山の展望台を目指し、坂道を登っていると、何と先日の大雨の影響で土砂崩れ。

道が封鎖されていた。

どうしようということで、近場のボルダーで有名な河頭山へ。

トポを確認してみると、河頭山は「ハーフドームエリア」「トンネルサイドエリア」「白長須ラブエリア」の3つのエリアがある。

といっても周囲には幾多のボルダーが。遊ぼうと思えば、どの岩でも登って遊べそうだ。

とりあえず、「白長須ラブ」の中で練習することにした。

以下ルートを記載。全て木に支点をとりトップロープで行った。

スラブの練習。AもBも薄いカチがある。スメアリングで登る。ルート名不明(おそらくどこにも表記無し)。

クラックの課題。Cはクラック以外を掴んでもよい。Dはクラックのみをレイバックで登る。

パワー系で面白かった。

E:クラックに足を引っかけながら、左にトラバースしていく課題。

Fは苔のスラブを登るのが怖かった。一番面白い課題。

どなたかがルートとして設定してそうだが分からなかった(もし名前があれば教えて下さい)。

 

また来ようと思う。ただ世界一の蚊の名所と思う位、蚊の数が凄かった。

なのに、蚊取り線香をもたず、蚊に対して出血大サービスであった。