Alpine Style Mountaineering Team「MOVE」

福岡市在住の会員を中心に、九州全域の岩、沢、氷のクライミング活動をしています。現在会員募集中(初心者大歓迎)

7月27日 脊振山系滝川谷 SLは疲れるBy楠

2014年07月28日 | 活動報告

今日は シロクマ改班は滝川谷に行ってきました

メンバーは CL シロクマ改 SL 楠 M 間野、岡部の4人

前回の日向神と同じメンバーでした

楠は前日、地域のお祭りのため、朝7時から夜11時まで焼き鳥屋で

バラを1300本焼いてました

帰ってメールを見ると SL楠 と書いてあるではないか

SLはサブリーダー サブとは言えリーダー 得意のマジすか

沢初めてのMの2人 寒いだの、痛いだの、お腹減っただの

声には出さないがきっと思うはず 何せ自分が寒さで死にそうだったので

なので、自分の道具のほかに、服3着、環付カラビナ6枚、スリング5本、ヌンチャク6本

後届いたばかりのアイスアックスを嬉々としてザックに付ける

ザックパンパンで重い これでリードか~~~TT

8時40分 いざ入渓

最初の3mの滝を正面から攻撃

水量が多い、滝裏から表に抜けるときに凄い水圧だ

今日は手度耐えあり だが昨日の焼き鳥1300本焼いた手が

すでに震え始めてます TT

皆次々に軽快に登ってくる。SLとしてほっと一息

岡部さん

間野さん

沢の爽やかさと、岡部さんのシルエット

小滝、ナメを軽快に走破し行くと、先行パーティーにゴルジュで追いつく

ゴルジュを巻くか、直登か迷っていた見たいだが、我々が追い付いたので

巻いて登って行く

楠はもちろん直登。左から狙ったが、当然無理だったので

右から狙う

下の壁を掴み、両壁に足を突っ張り登って行く

上部の流れは、流れの中に足掛かりを見つけ、階段の様に歩き登って行く

ゴルジュを抜ける5mほどの滝

これも滝裏から直登するために、裏に入る

水撃を受けながら、シャワー過ぎのシャワークライミングを楽しむ

体はびしょ濡れだが、気持ちは熱い

腕はしびれてるが、体が動く

 

最後に大量の水がフォールしている滝が現れる

水量との戦いにはプロテクションが必要

岩に寄るが、流れの外にはセットするところが無い

滝の中に頭を突っ込む 首が折れそうだが

クラックを探す。腕が水圧で下に持って行かれる

その中を探す。 手探りで探すと、ジャミングぐらいのクラックがあった

カムを水に負けじとセットしようとする。ジリジリ腕を上げながら

重い カムは軽いが水が・・・・   割れ目にガリガリさせながらセット

何度も引っ張り、確認をする  ほっと一息 ロープを掛け上を見る

1mちょっと 右のガバを取り、足場を滝の中に探し立ち上がる

一気にるける 

後は次々に登ってくる

11:15 10mの大滝で終了

ここでシロクマ改さんのラーメンをご馳走に

ヤッパリ沢の終わりは シロクマ改さんのラーメン

間野さん 寒さに震えながら 美味しかったですか?

みなさんお疲れ様でした

P.S. リードしながらの皆の面倒、ギア大丈夫、寒くない、足痛くない

    など  SLはつかれるけど、いい勉強になりました。

Ji


川上渓谷支谷 サマン谷 (沢登り)

2014年07月27日 | 活動報告

日程  /  2014年7月27日(日)

天気  /  晴れのちくもり一時雨

参加者  /  CL 冨永、M今村

ルート  /  8:50尾平駐車場~9:05入渓~12:30遡行終了~13:00林道出発~13:30下山 

 ムーブの今村です。祖母山の麓である川上渓谷の支流サマン谷で沢登りを楽しんできました。今回のサマン谷は尾平登山口の黄色い吊り橋より200m先から入渓できる。短い沢ですが沢登りの楽しさを凝縮したような面白い沢でした。あと沢の終了点の右手にすぐ林道があり尾平登山口まで30分で下山できます。

7月6日のアキキリ谷に引き続きの沢登りでまだまだ課題はいっぱいありますが、これから少しずつ技術と判断力を拡げていきたいと思います。

 

黄色の吊り橋から200m程でサマン谷入口

最初のCS5m滝、直登は難しいので右から攻めます

右側クラック伝いに岩上に登る

エメラルドグリーンの釜へ

大釜の流木を慎重に登る

チョックストーン

最後の難関CS10m

ナメに出たら終了点間近。
休憩をとったのち林道まで登って遡行終了しました。

 

 

 

 


八ヶ岳全山縦走(個人山行報告)

2014年07月26日 | 活動報告

ムーブの今村です。個人山行として八ヶ岳を縦走してきました。

当初の計画では後立山を猿倉から入り扇沢へ下りる予定でしたが、梅雨明けぎりぎりの状態でしかも足の遅い低気圧がなかなか移動してくれません。新宿駅で天気図を片手に検討しましたが、今回は初心者を連れての縦走なので泣く泣くBプランの八ヶ岳になった次第です。

どうせなら南から北へぬけてやろうと思い、17日の初日は観音平の駐車場で幕営。18日より編笠山から4日間かけて北八ツの蓼科牧場へ下りました。

初心者を連れての縦走でしたのでかなりスローペースな行程でしたが、登山者も少なくのんびり景色を楽しみながら歩けました。

 

▼コースタイム

【17日】
新宿 - 小淵沢 - 観音平(幕営)
 
【18日】
06:43観音平 - 07:45雲海 - 08:35押手川 - 10:10編笠山 - 11:00青年小屋 - 13:10権現小屋 - 14:00権現岳 - 15:15ツルネ - 15:35キレット小屋(幕営)
 
【19日】
06:00キレット小屋 - 08:00赤岳 - 09:15赤岳頂上荘 - 09:52地蔵尾根分岐 - 10:45三叉峰 - 11:05横岳 - 11:20台座の頭 - 11:40硫黄岳山荘 - 11:24硫黄岳 - 13:00夏沢峠 - 13:40箕冠山 -  14:15根石岳 - 14:20白砂新道入口 - 15:00東天狗 - 16:00黒百合ヒュッテ(幕営)
 
【20日】
05:40黒百合ヒュッテ - 05:45中山峠 - 6:20中山展望台 - 07:20高見石小屋 - 08:10丸山 - 09:00麦草峠 - 10:36茶臼山 - 11:25縞枯山 - 11:55雨池峠 - 12:40坪庭 - 13:10北横岳ヒュッテ - 13:35北横岳 - 14:40亀甲池 - 15:30双子池キャンプ場(幕営)
 
【21日】
05:27双子池キャンプ場 - 06:05双子山 - 06:22大河原峠 - 08:00蓼科山荘 - 09:00蓼科山 - 10:20蓼科山荘 - 11:10蓼科山七合目 - 11:50蓼科牧場
 
写真のアップ大変なのでかなり割愛させていただきした。
 
 ▼18日
雲海から望む富士山
 
編笠山
 
 青年小屋
 
権現小屋
権現岳
 
キレット小屋への稜線に咲くコマクサ
 
▼19日
 
キレット小屋から望む赤岳
 
阿弥陀岳

赤岳

行者小屋

地蔵尾根

横岳への稜線

ウルップ草

横岳

硫黄岳

爆裂火口跡
夏沢峠

黒百合ヒュッテ

▼20日

高見石小屋
 
麦草峠
 
縞枯山荘
 
坪庭
 
北横岳ヒュッテ
 
北横岳
 
双子池(雌池)
 
▼21日
 
大河原峠

蓼科山頂ヒュッテ

蓼科山山頂

蓼科山七合目

ゴンドラリフト
 
蓼科牧場

7月19日 日向神 SKルート   新人2人と共に4人で尺取虫

2014年07月21日 | 活動報告

うす雲を 突き抜け日差す 梅雨開けや

 

今日は 岡部さん(インドア1回だけで、しかも外岩初めて)、

間野さん(マルチ40年ぶ)の新人2人と

シロクマ改さん、楠の4人で行ってきました

前日の雨で岩肌を心配してましたが、楠はもっと心配事が

この4人、楠もマルチ5回目のほぼ新人。ベテラン1人に新人3人

トップはシロクマ改さんが登るので、2人の面倒は誰が見るのか

楠でしょ TT

最後に登るのは、楠以外考えられない

SKルート、核心は難しい。しかも昨日は雨 岩肌はどうなんだ?、

それのほかに新人への登り方、確保、ロープ裁き、水を飲むタイミングなどなど

いつもは教えてもらってる事ばかりを、教えれるのか 心配です

近くの道端に邪魔にならないように車を止めアプローチへ

アプローチシューズは買ったばかりのオレンジのサンダル

なんとシロクマ改さんとまったく同じではないか 

サンダルでアプローチする事5分後、9時に取り付きに到着

ここで装備を装着し、いざ1P目

ビレイヤーは間野さん

シロクマ改さんが登り始め様としてるので

確保器を確認すると、ロープを握って確保器を使用してない。これはヤバイ

「シロクマ改さんストップ。確保してない」

と大声で叫び、登りそうなのを止める

確保器をセットし、シロクマ改さんのリードが始まる

心配していた通り、岩が水気を含み、フリクションが取りずらい

取れないなら岩を変えるが、取れなさそうで取れる一番難しいとこ

空は梅雨が明けてるの日が射している。上は乾いてのを確信する。

シロクマ改さんは状態が悪い岩を丁寧に登っていく

さすがに抜群の安定感 35mで1Pめを切って、外岩初めての岡部さんが登る

ツルツルすべる岩に足を遊ばれ、力で登っていく。A0を使うように下から声をかける

ロープを外す余裕が無いところはヌンチャクを外させる。

がヌンチャクを外したハンガーに指をかけている。

「ハンガーに指を掛けないで」

と大声で指示出す。ドッペルで少し間を置き真野さんが登る

2人同時に下から指示を出す。いつもは指示をもらっている俺が 

登るより緊張が走る。これは大変だ

2P、3Pを終わり、ダムを望む。素晴らしい景色だ

思ったとおり上は乾いていた

4P目のもろい岩を右に避けながら、ホールドの少ない左のリードをとる

下から見るとホールドは取れるのか?

ここが危ないとリードしながら注意を出すシロクマ改さん

俺が確認をしながら、登っていく人に「そこ右」「取ったらダメ」など指示を出す

メチャ疲れる 体力は残っているのに 神経磨り減りまくり

5P目に残置カラビナがある核心に着く

どう見てもルートが無い。しかも撤退用のカラビナまである

シロクマ改さんが一度偵察。ヌンチャクを1本掛け戻ってくると

ルートを確認しいざトライ

無いホールドと格闘しながら、ナイスムーブでクリアー

残り3人はこれはA0やね、ということでA0で登る

実は楠はリード志願なので、今日はA0無しと決めていた

ここもシロクマ改さんのルートを頭に叩き込み、何とかフリーでクリアー

落ちなくて良かった ^^

ここからは気持ちよいクライミング

登っていく岡部さん

登っていく真野さん

それをビレイするシロクマ改さん

2時過ぎに登頂

今日は鳥の声を楽しむ余裕なし

でもなんとかフリーでクリアーできた

だが最後がこんなに疲れるとは 精神的にゲッソリ 

いつも会長有り難うございます

Ji

 

 

 

 

 


7月12日 四阿屋  マルチへのその一 カンテ制覇せよ

2014年07月14日 | 活動報告

ムーブにはコソ練という大っぴらな練習が週一でラリーグラス長岡店で行ってます

あと、シロクマ改さんおすすめの筋トレがあり、楠は日々励んどります

先週は11日がラリーグラスでの練習日でした

楠は課題であったハングの10bをなんとすんなりクリアー

筋トレと、毎週のラリーでの練習がついに実った!!とです

ラリーグラス様 いつもありがとうございます

 

翌日12日(土)は四阿での外岩練習

久しぶりに沢から岩へ、しかも昨日の10bクリアーで気合十分

少し早く来たので鳥の声を聴きながら寝てました

そこへシロクマ改さんと今村君登場

シロクマ改さんが 「マルチへの一歩はカンテから」

との指導でさっそくカンテへ取りつき

ムーブに入る前はソロで良く登っていたのもあり

しかも昨日の10bクリアーも伴って、楽勝だぜ 

と思い取りつくと、ホールドがなんか取り辛い

何故と思いつつ登が3ボルト目でテンション

「ガビーン(TT) なして登れんと」

とつぶやきながら、無念のA0で登る

シロクマ改さん、今村君と何事も無かったようにクリアー

「寂しいでやんす」 by楠

それならと得意?のリトルドラゴンへ我儘をいって変更

シロクマ改さんがトップロープを掛けに

楠はこれは譲れんとばかりに一番下の苔が出ている壁からチャレンジ

トップの三角岩までは順調に登る が 三角岩の直登に手間取る

何度も落ちるが何とかクリアー

皆もクリアー

今日は昨日の練習のしすぎで、腕が朝からパンプしていた事にしよう

 

Ji