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人間賛歌・もっちゃん4649

生かされている命を

大分市までの中間地点に犬飼町があり、花好きのメルトモさんがいます。

彼女の家にお庭拝見で2回ほど伺ったことがあります。
彼女も3回くらい来てくださったかなあ?と思います。

彼女にいただいた藍染のテーブルクロスを思い出し、楽しいパソタイムを過ごす私の部屋に昨日から出して使わせてもらいました

古代伊万里焼の文様を染め出したシックな色調で、一段と格調高い部屋の雰囲気に大満足の笑みをもらしているのですよ~

これまでのHPが消失してしまったので、母の安否を気遣ってメールを下さいました。

名古屋の姉の連れ合いが70代に入ってから
認知症となり、体調も悪く入院なさったそうです。
小さい姉が看病疲れでますます小さく見えるのだと言う話をしてくれました。

立派な体格の自慢の義兄だったようですが、見るも無残に面影もなくなり哀れな姿に変わってしまったことを深く悲しんでおられました。

病気が人間性を奪い、生きる屍に蝕んでいくのが認知症ですからね~

大の男の人ならなおさらのご苦労だと推察できます。

母の認知症は前の記憶がないという軽度で過ぎています。

食事を忘れている時も真夏にはありましたが、今は自立を取り戻せていますし、楽しい笑い声で会話も成り立っています。
トイレもポータブルの使用がきちんとできているのです。

3年前に離縁されてもいいから介護に専念したいのだと妹たちに相談を持ちかけたことがありました。

妹たちの意見は、「もし、母が元気だったら姉ちゃんの事実を知ったら嘆き悲しむよ!
母は娘の離婚なんて望んでいないから~」と真剣に思いとどまらせようと私を説得するのでした。

人間として人の子として、一人暮らしで頑張ってきてくれた母を娘が4人もいるのに寂しく何の楽しみも張り合いもない生活をさせるためにお金で片付けろと言うの~?

今までの辛い哀しいことはすっかり忘れて、ありがとう、すまんな~と言う言葉だけを大事にしている認知症の母だからこそ、私は傍に寄り添ってあげたいのよ!とくたくたになるまで話し合いを重ねたものでした。

嫁ぎ先の家にも義母が健在で母と同じ歳でした。

どちらも大事な大恩のある親なのですが、遠距離の往復をいつまで続けられるか先の不安を感じ始めていました。

お互いの親はそれぞれ子どもが看るとしようという連れ合いの提案で、5年間の単身赴任となりました。

去年の6月に協議離婚が成立していましたから、今は5年に縛られることはなくなったと私は喜んでいます。

百でも二百でも一度きりのご縁で母娘として結ばれているのですもの~
長生きしてください~と達観できているのです。

離婚の事実を知らされたときのショックの代償として私の権利を遂行させてもらいます。

天下晴れて縛りのない自由人となれましたからね~

母を認知症のおかげで悲しませることがなく過ぎているのです。
私にすればこの上なく幸せなことなのです。

じっくりと腰を落ち着けて、生かされている命を大事に喜びの日々を積み重ねたいと燃えているのですよ~

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