阿蘇の野草の中で、花が咲き始めると一番心が騒ぐのはこのユウスゲの花なのです。
夕方4時過ぎから咲き始めて、夜に満開となり翌朝にはしぼんでしまう一夜花なのです。
花より先に”ゆうすげの恋”(森進一)の歌詞でイメージを以前から描いていました。
ゆうすげは 淡い黄色よ~♪
夜に咲き 朝に散る花
あなたは夜更けに来て 朝帰る
その度別れの匂いをおいてゆく
さよならは 言わないで
なんともロマンチックで人恋しくなる情感たっぷりの哀調を帯びた演歌でした。
阿蘇の草原でじっと恋人を待ち続けてひっそりと咲き佇んでいる花の姿はひとしお恋しい人の顔を思い浮かばせます。
野草の丘にも植えていますが、やはり阿蘇の草原で人待ち顔に咲くユウスゲが趣があって大好きです。
いくつになっても心に秘めた人はいますからね~

会いたいなあ~!
一夜でいいから~^^
強い心がぷっつりと折れてしまいそうになることも何回もありました。
まだまだ道は続きますから、夢でも良いから会えないかしら~?とブルーになるのです。
レモンイエロウのきれいな透明感は純粋な初恋のイメージ。
今朝は私のウイークポイントをお話しました。
いくつになってもロマンチックな情熱家なんですよ~

野草の丘で9月いっぱい次々に花を見せてくれます。
いつも夕闇迫る庭に出て、丸太の切り株に腰掛けて遠く奈良の空を見やっています。
話し相手はユウスゲの花です~

こんな暢気なお話が出来るのも母の体調がここ2ヶ月あまり全く心配がなく落ち着いてくれているからなのです


朝夕は初秋を感じます。
人恋しいロマンチックな秋を早楽しめそうです

あなたもお元気でね~

良い日曜日をお楽しみくださいね
