最初会った時にブルーの衣装がお似合いの貴婦人だと感じました
傲慢な貴婦人はいけ好かないけれど、この野草は上品で美しい青紫色のドレス姿で下向きに開花します。
「母は傲慢だ～」と息子によく言われていた言葉をこの花に会うと思い出すのです。
母の介護のお陰で野草に出会い、いろんなことを学び反省させられています。
皆に好感を持っていただけるように棘をなくし毒を消し、楚々とした豊かな女性になりたいものです
昨日一日はなにもハプニングは起きず平穏そのものでした。
でも、母のしぐさや言動にビクビクと警戒しながらの一日でしたから、精神的にはかなり重労働でしたかしら～？
手放しには安心できない状態が続いてはいます。
ケアマネさんと話し合って、急なことなのでショートの利用者がいっぱいだし、別の施設の利用で１７日に一泊できると決まりました。
場所は家に近くなり、今春開設されたばかりでホテル並みの明るい建物だそうです。
やや高価だという話ですが、良い話だと喜んでいます。
とりあえず毎月２回の予約をしたいとお願いしておきました。
とたんに体の箍がゆるんだのか、立ちくらみを覚え、限度ギリギリだったのだと思い知ることができました。
「倒れてしまったらそれこそ代わりがいないのだからね～」と訪問入浴のヘルパーさんたちに懇々と諭されて背中を押されてわかったのです。
母の近くに寄り添っていさえすれば、このままを維持できると頑なに信じていました。
父が亡くなって後の１３年を独居暮らしに任せていたせいだと悔いていたのです。
でも、時の流れはだんだん緩やかでしたが母を遠くに押し流していました。
思うようには守りきれない限度があるとわかりました。
近くで第三者が的確なアドバイスを下さるおかげでとことん行き詰まることもなく助けていただけるのだとありがたく思っています。
母が気を遣い疲れて帰ってきても、私がリフレッシュできて明るく優しく対応できる方がプラスの大きい介護ができますものね～
今日は半月に一度の往診を午後にいただきます。
明日は訪問入浴・・・
土曜日を楽しみにゆっくり過ごしますね～
明るい出口がすぐそこに見えていますからね
あなたも気をつけてお元気でお過ごしくださいな
