まだゆっくりと朝食中だったので、とりあえず送ってこようと思ったのです。
すると、「景色を見るだけでもいいから、横に乗って行っていいかねえ?」とお誘いもしていないのにお待ちかねの言葉が返ってきたのです。
「ええ、郵便局に贈物を送りたいから行くだけだけど、いいの?」
「はいはい、支度をします。」といそいそと洗面所に行って頭をなでつけ始めました。
手提げカバンを持って玄関に出てきました。
「あら?なにも荷物は持たなくっていいのに~」
一通り財布やハンカチ・ティッシュ・化粧ポーチなどが入っているのです。
一頃のティッシュの山は今は作らなくなっていました。
お札の1枚1枚を包んで、おやつの残りをこれまたティッシュで丁寧に包み、ごちゃごちゃに詰め込んでいたのです。
認知症特有のパターンだそうです。
いつもパンパンに膨れているバッグでしたが、今では正常に戻っています。
「今日はお天気がいいから帰りにお墓参りをしましょう~♪」ということになり、小菊と金盞花と酒饅頭を買ってゆっくりと帰ってきました。
今までは造花を挿して奈良に帰っていました。
母が老いてからお参り出来なくなっていたので、せめて彩りを~と思ったからです。
今は悠々と時間がたっぷりあるし、その間の償いのつもりもあり贅沢感を味わっているのです。
川砂を敷き詰めたので、箒の筋目で仕上げるのも楽しいし、すっきりと心の筋目が付いたように清々しくなるのもうれしいのです。
みなちゃん、カウプレは3日のお雛様の日に届くそうですよ♪
おたのしみにねえ~
野草の丘から下の道が舗装されるのをじっと眺めていました。
湯気を立ててほやほやの道が出来ていくのです~
道の出来上がる瞬間をまじまじと眺めたことがないし、これから新しい歴史が始まるのだなあと感慨深く見せてもらっていました。
お宮さんの下から家の下を通りバイパスに通じる道路が4メートル幅に拡張されて、昨日きれいに出来上がりました。
まだ路肩の整備があると思いますが、とりあえず舗装の完了日となったのです。
消防車が通れる道幅になったことがまず一安心です。
大昔から火事を出さないことでも有名な村でした。
争いごとがなく助け合って暮らしてきた証だと思います。
明神様が村の入り口に鎮座して守ってくださっているせいかもしれません。
環境が大きく整備されて、やっと落ち着きのある山郷に戻ってきつつあるのです。
後は蛍の里公園が前の山の下に完成すればすべて終了となります。
今、石垣を組んでいるところです。
のどかな村にゆっくりと楽しめる水辺の公園が出現するそうですよ~
湧き水があるので、水辺の生物の観察に適していると聞いています。
近隣の村の人も散歩コースとして利用しています。
健康づくりが見直され、多くの人が歩こうと心がけるようになってきています。
穏やかな山間で、きれいな空気を吸ってのんびりと自然を満喫しながら自給自足の生活をしているだけでも長生きできると思うのに、プラス歩く場所が1周2キロのコースでお誂え向きにあるんですもの!
まさにユートピア~
クウも村人の人気者となっています。
下の道を通る時は必ず「クウちゃん~!」と声をかけて覗いてくれているのです。
尻尾を振る様がかわいいと喜んでくれています。
皆の癒しの存在になってきたようです。
過疎なので、皆身内のような温かさで包み込んでくださっています。
ありがたいなあと感じるひと時です~
今日はひなまつり~
散らし寿司の材料も揃えたし、女の子のお祝いを母としようと思っています~
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もっちゃん
tuyosi
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