アジサイや菊・バラのさし芽をして楽しんでいましたから、今朝は水遣りをしないでいい~♪助かったと喜んでいます~

花庭に水遣りをするのは嫌なことではないはずなのに、なんで助かった~とホッとするのでしょう~?
いつも自分の心に癒しの水をかけているんだな~って、潤ってくるのがわかるのにね~
たまに手抜きが出来るうれしさを感じるのかもしれませんねえ~
亭主元気で留守がいい~と父親が出張という日は食事の用意も気が抜けて、有り合わせで~なんて済ませて喜んでいましたから共通の心理でしょうか~?
昨日は千葉の妹から母の日の感謝の電話がありました。
電話がかかると母は自分が留守を預かっていると思って、はいはいと言いながらベッドから降りようとします。
もうすでにその頃は呼び出し音が8回くらいになっています。
一人暮らしの家だとわかっているからかなり長く待っていてくれるのが普通です。
私は水遣りの最中でした~
長靴を履いていたし、ホースを持っているし~
どうしたものかと思案しましたが、慌ててスリッパをはかないままで歩いて滑ったら大変だと思い、急いで駆け込みました。
温かな声の2番目の妹でした。
「母に電話を~と昨日気が付いた時は夜遅くなっていたので~」ということで、ひとしきり近況を報告しました。
母の声を聞きたいということなので、「すぐ近くにいるけど慌てるといけないから待ってね~」と言って母を呼びました。
右の耳に強く押し当てるとやや聞こえるようです。
話が噛み合っているのかどうか~?
「また、来てくださいね~待っていますから~」
ふだんから丁寧な言葉遣いの母だけれど、妙に丁寧すぎるわね~
その場の雰囲気は正しくとらえているので間違ったことは言わないけども~
娘だとわかっているのかしら~?
「替わらないでいいですか?ではお元気で~」とあっさり切っていたから、それも変だわ~
母の心には何も残っていないし伝わっていないと思ったけれど、千葉の妹は元気な張りのある母の声を聞けただけでも安心し満足しているのね~と思いました。
目に見える世界だけが母の世界です。
ヤクルトのお姉さんにもゆっくりお茶を飲んでお話していって~と親しみを示します。
なるべく母の部屋まで入って声をかけてもらうように頼んであります。
飴を補充しておくと、それを手づかみで持たせてあげています。
「また、きてね~」と親しみを込めて見送っています。
私がここにいることも別の部屋にいるとわからないようです。
時々押し車を押して歩いてきて、「あら、誰もいないと思っていたけどここにいたの~?
あまり静かだから私一人だと思っていたのよ~」とよく言っているのです。
母の世界は11畳の空間で毎日過ぎていきます。
窓から見える外の眺めも母の世界ですねえ~
電線に鳥が止まっているよ~とか、前の山の木の葉の動きとか~
犬走りにも植木鉢を並べて、季節を楽しんでもらっています。
私が介護に専念しているから安心してくれているのはわかるけど、電話で話したから母が喜んでいると思うのは自己満足に過ぎないと伝えておきますね。
あなたの絵手紙が一番心に届いていますよ~
写真もいいわね~
何度も手に取り喜びます


目に見え、手で触れるものが今の母に伝わる方法ですよ~

元気な間に顔を見せると今なら話ができますよ~と毎日思っているのです。
電池が切れないうちに、喜びの顔を見せてくれるうちに~ね

長女の私だけが欲張りすぎているのはよくありません。
今の母に伝わる方法は手紙や写真を届ける方法です。
もちろん、顔を見せてあげると大喜びしてくれますよ~
計画してみてくださいね~♪
