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人間賛歌・もっちゃん4649

笑顔の教え

私の植えたサツマイモを母に食べさせてあげました。

ベニアズマですから紅と黄色の濃い対比が見るからに美味しそうで、
「裏の畑で採れたお芋ですよ~」と言葉を添えて母に持って行きました。

「おいしそうねえ~」とすぐに手を伸ばしていました。

ご飯の美味しい新米の旬なのに、ほとんど手をつけないで残すのですよ~

夏は麺類の口当りと喉越しがいいからか、ご飯に手をつけず、煮込みうどん専門でした。

秋になってからはサツマイモを好みやはりご飯を食べようとしません。

よくまあ飽きないものだと思うくらいですが、どちらも炭水化物だから~と食欲のある自分で食べたいものを選ぶということを優先させているのです。

バナナや柿やりんご・みかんも好物なので、いつでも食べられるように小さく切ってフォークを添えておくともぐもぐといつのまにか食べ終わり、なくなっています。

耳もかなり遠くなり、テレビの音量も小さいままでも平気になりました。

大音量にしている間は聞こえていたのです。

左がまだ会話が出来るくらいは聞こえています。

脚力はもう5歩くらいでしょうか、歩行できるのは・・・
ベッドに腰掛け横になって休むのに足はポータブルに乗せて、くの字に曲がって寝るようになりました。

足を床に垂らしたまま寝ていたのですが、左の膝の痛みのためか近くにある椅子かトイレの蓋の上に載せていることが多くなりました。

痛いとか苦しいとか言わないのです。
我慢して工夫しているのかもしれません。

もちろん、布団は掛けられないし寝かしてあげる介護が増えてきました。

トイレに起きてポータブルの蓋をあける大きな音が合図で私も起きたり、走って行ったりして見守るようにしています。

そのうち、寝たきりになって動けなくなるのでしょう。

いま少し動きたい起き上がりたい気力がありますからそれを大事にしているのです。

辛いも哀しいも一言も言いません。
だから私も一言も言わずニコニコと見守って少し手を添えてあげているのです。

そんな日々が続いています。

弱音をはかないのか、はけないのか~

心配そうな顔で見ていると、にこっと微笑みかけるのは決まって母です。

「だいじょうぶ!」と言うつもりでしょうか~?
「心配しないでいいよ~♪」といういたわりでしょうか~?

気遣いがあるのです。

親の姿は堪りませんねえ~
どんな時にも笑顔の教えなんですからね

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