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芦原温泉旅館の解体

2013年02月15日 13時37分44秒 | Weblog
福井県には幾つかの温泉街がありますが、一番大きいというか、
宿の数が多くて有名なのは、やっぱり「芦原(あわら)温泉」でしょう。

芦原温泉は、田んぼや畑が残る平野部に突然のように温泉街があります。
温泉の発見は明治時代1883年に灌漑用の井戸を掘って、源泉を発見
したことによるそうです。

そんな芦原温泉を我々の業界の新年会や忘年会では、あちこちの
温泉宿にお世話になってます。

その中でも120年の歴史を持つ「米和」という旅館を解体することになりました。
ちなみに、その米和を訪れた人のコメントがあったので掲載します。



~~~湯口から熱いお湯が注がれている。ひしゃくがあるのでお湯を飲んでみると、
すっきりした塩辛い味、ソバツユくらいの辛さ。かすかにイオウの甘い香りもある。
泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉。2つの源泉があって、53号泉は泉温69℃、
成分総量8400mg、54号泉は泉温69.5℃、成分総量8609mgである。

帰りに女将さんと話をした。「お湯の温度が高いので少し水を加えて調節しているけど
温泉は天然温泉そのままですよ。温泉の井戸は2本あってぜんぶここで使っています。
他からもらわないし、分けてもいない。温泉はこのあたりが一番温度が高いので、
沸かす必要がないのです。 」とのこと~~~

不幸にもボクはその老舗旅館にお世話になったことがないのが心残りですが、
隣の旅館のオーナーからの依頼なので、貴重な源泉はこれからも守られることでしょう。




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