ときどき、いくつかの大学・大学院のウェブページを拝見するのですが、国内の夜間MBA・MOTはしばしば変化しています。
たとえば、東京理科大学専門職大学院は平成23年度から、それまでの「総合科学技術経営研究科」から「イノベーション研究科」に名称変更し、募集人数も50名から60名に拡大。研究科名から「MOT(技術経営)」という文字は消えた(専攻名には残っていますが)。
東京農工大学大学院でも、同じく平成23年度から、それまであった「技術経営研究科」を廃止し、工学府の中に産業技術専攻を設置。研究科名から「MOT(技術経営)」という文字は消えた。
早稲田大学は、平成23年6月16日のプレスリリースで、平成24年度から、それまであったMOTプログラム(平成22年度と平成23年度は夜間主)を廃止し、「MBA夜間主総合」(新設)及び「MBA夜間主プロフェッショナル」(継続強化)の中にMOTに関するゼミを設置することとし、プログラム名から「MOT(技術経営)」を事実上なくすこととした。
都内にある名の通った大学をみると、平成20年度から中央大学に戦略経営研究科ができ、大学受験業界でいうところのMARCH(明治、青学、立教、中央、法政)のそれぞれに、いわゆるMBAが取得できる夜間コースが開設されている現状。
でも、それらMARCHのいずれにも、明確に「MOT(技術経営)」を専攻とするコースはない。法政大学のイノベーション・マネジメント研究科は「イノベーション」という観点から教育をしているが、学位は技術経営修士(専門職)ではない。
どうやら、「MOT(技術経営)」という看板は、全面に出ない方向に動きつつある。思えば、2005年前後、経済産業省は、「MOT(技術経営)」人材をたくさん作ると活き込んでいたと思うのですが。
看板はともあれ、何より教育水準(教授陣、学生の質、教育内容)がどうであるかが大切だと思う。その際、やはり「技術」を忘れた「経営」の教育になってはならない。通奏低音に、「MOT(技術経営)」の視点を含んだカリキュラムをもきちんと保持した夜間MBA・MOTが必要と思う今日この頃です。
たとえば、東京理科大学専門職大学院は平成23年度から、それまでの「総合科学技術経営研究科」から「イノベーション研究科」に名称変更し、募集人数も50名から60名に拡大。研究科名から「MOT(技術経営)」という文字は消えた(専攻名には残っていますが)。
東京農工大学大学院でも、同じく平成23年度から、それまであった「技術経営研究科」を廃止し、工学府の中に産業技術専攻を設置。研究科名から「MOT(技術経営)」という文字は消えた。
早稲田大学は、平成23年6月16日のプレスリリースで、平成24年度から、それまであったMOTプログラム(平成22年度と平成23年度は夜間主)を廃止し、「MBA夜間主総合」(新設)及び「MBA夜間主プロフェッショナル」(継続強化)の中にMOTに関するゼミを設置することとし、プログラム名から「MOT(技術経営)」を事実上なくすこととした。
都内にある名の通った大学をみると、平成20年度から中央大学に戦略経営研究科ができ、大学受験業界でいうところのMARCH(明治、青学、立教、中央、法政)のそれぞれに、いわゆるMBAが取得できる夜間コースが開設されている現状。
でも、それらMARCHのいずれにも、明確に「MOT(技術経営)」を専攻とするコースはない。法政大学のイノベーション・マネジメント研究科は「イノベーション」という観点から教育をしているが、学位は技術経営修士(専門職)ではない。
どうやら、「MOT(技術経営)」という看板は、全面に出ない方向に動きつつある。思えば、2005年前後、経済産業省は、「MOT(技術経営)」人材をたくさん作ると活き込んでいたと思うのですが。
看板はともあれ、何より教育水準(教授陣、学生の質、教育内容)がどうであるかが大切だと思う。その際、やはり「技術」を忘れた「経営」の教育になってはならない。通奏低音に、「MOT(技術経営)」の視点を含んだカリキュラムをもきちんと保持した夜間MBA・MOTが必要と思う今日この頃です。
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