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Motofukuの下松(くだまつ)考察ブログ

山口県にある下松市について考察します

破邪の御太刀(下松市重要文化財)

2015-10-16 16:50:17 | 歴史
日本で最も大きい日本刀
破邪の御太刀が明日10月17日、花岡八幡宮の例大祭に一般公開されるようです。

全長は3メートル45センチ、重さは75キロほどあるそうです。

1859年に当神社の1150年式年祭にて氏子さんが奉納したそうです。

時は幕末、浦賀にペリーが来て日本中が開国か攘夷で荒れていた頃。

薩摩藩に仕えていた藤原北辰国綱という刀鍛冶が、倒幕の為長州にやってきました。
彼が弟子5人、手伝い2人を従え、300貫の砂鉄を使い、地元の末武川を一時的に堰き止め、
作り上げたのが破邪の御太刀です。

巨大な太刀で夷狄に対し威厳を表し、
攘夷志士たちの士気を昂めようとしたといわれています。

その大きさゆえ終戦間際、大砲の弾として戦時供出されそうになったという逸話もあります。

なかなか見るチャンスがないので、ぜひ一度見ておきたいですね。


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