Myselves

言葉と音楽に隠された魔法を探して放浪中。
そんな『自分自身』たちの旅の様子は?

エラゴン

2007-01-20 00:21:38 | 映画
そういえば先日『エラゴン』を観てきました。いや、1人で行きましたが何か?
舞台でも映画でも行きたいものは1人でも行きますよ。『レミゼ』も『ミス・サイゴン』も1人で行ったし。『キング・アーサー』とか『ゲド戦記』もそうだったかも。





それはおいといて。



普通に面白かったですよ。大絶賛、というわけではありませんけどね。
主人公エラゴン役のエド・スペーリアスはそんなに美しい俳優さんじゃなかったけど、自然体の演技が出来ててよかったと思う。身近なヒーローって感じ。役を丁寧に作りこんでる、という印象を受けました。
ドラゴンのサフィラ(声:レイチェル・ワイズ)、赤ちゃんのときがめっちゃ可愛かった……!! なんか感じとしては子犬と子ウサギにちょっと似てたかも。ハグリッドの気持ちがわかるよ。あんなに可愛いんだったら私も欲しくなる。でも育つと凛々しいんだよね。
ブロム役のジェレミー・アイアンズ、ガルバトリックス役のジョン・マルコビッチはさすがベテランという感じでしたねー。なんかすごかったよ。画面に映ってるだけで雰囲気変わるもんな。いるんだよね、ああいう俳優。
ダーザ役のロバート・カーライル、圧巻でした。気味が悪い……でも強い。どことなくきれいなんだよね、それに。まあシリウス候補だったからそうだろうけど。それにしても上手いなあ。
アーリア役のシエンナ・ギロリーは気品が漂ってました。ファンタジーの姫君は強くて美しいのが鉄則か? 凛とした女性は好きです。かっこいい。演技はまあまあだったかなあ。
個人的に惚れた(?)のがマータグ役のギャレット・ヘドランド。いや、この人は美しかった。ちょっとしか出てこないのに美味しいし、いいですね。『トロイ』に出演? チェックしようかしら。

内容について。一部ネタバレ……?







なんとなくだけど『スター・ウォーズ 新たなる希望(エピソードⅣ)』に似てるな、って印象を受けた。
ガルバトリックス/パルパティーンが支配する王国/帝国による圧政とそれに反旗を翻そうとするものたち。姫君アーリア/レイアによってもたらされたドラゴンの卵/C-3POとR2-D2によって運命が変わる主人公、エラゴン/ルーク。彼はフォース/ドラゴンによって自由と正義(たぶん)のために戦う。もっとも、途中までブロム/オビ=ワンが導くわけだけど。ガルバトリックス/パルパティーンに忠誠を誓うダーザ/ダース・ヴェイダーも最大の敵となる。
とまあ超・大雑把に書くとこんな共通点があるけど、ほかにもあげるとすると主人公の仲間マータグ/ハン(これは異論があるかも)が美味しかったり、主人公が最初はめっちゃ弱かったり、とかね。あとは主人公は両親ではなくおじさんに農場で育てられてたり(ルークはオーウェンの実の甥じゃないけど)、そのおじが最初の方で殺されたり、最後にはウォーデン/反乱軍に主人公が合流したり、とかとかとか。
まあ、そんなことを考えると受け入れやすい、面白いというのは当たり前かもしれませんね。
いや、『エラゴン』は『エラゴン』で面白かったですよ? ドラゴンが完全な悪役じゃなかったり、魔法で出来ることに限度があったり、とね。世界観もしっかりしてるし、音楽もなかなか良かったし。あと空を飛んでいるときの感じとかよく出てたな、と。








そんな感じで。
続きが気になる映画ですね。謎もいっぱい残ってるし。楽しみ楽しみ♪

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