Myselves

言葉と音楽に隠された魔法を探して放浪中。
そんな『自分自身』たちの旅の様子は?

本番 エピソードⅢ~ドヴォルジャーク 交響曲第8番~

2005-10-17 00:34:17 | 音楽
4部作の第3部。メインのドヴォルジャークの交響曲第8番とアンコール『結婚行進曲』終演まで。

休憩を挟んでメインの交響曲・ドヴォルジャークの交響曲第8番ト長調。プログラムの楽曲解説で、ヴィオラの先輩はある男の物語としていた。感動的な話。泣ける。

1楽章。午前中に合わせよう、と言っていたセクション間で音程のあわないところはやっぱりうまくいかなかった。精進しなきゃ。でもMちゃんとのソリはうまくいった。良いことだ。今までで一番良かった、かも。トロンボーンの音が目立つ。トップのIくん(2年)お疲れ。一番時間をかけて練習した楽章でもあるし、思い入れも深い、と思う。トップなのにアングレも吹いたMちゃん、よくがんばった! きれいだった!
2楽章。いきなり音程をはずしたような……。でも今までよりは良かったと思いたい。短いけれど美しいコンミスのソロに聞き惚れて落ちそうになりました。やばいやばい。クラの2人の音程と音色がそろっててすごかった。Hちゃん(2年男)とKちゃん(1年女)はレベルが高いなあ。ホルンとオーボエのところもうまくいった、はず。わかりません!
3楽章。良い曲だ。ワルツの雰囲気出てたと思う。1stヴァイオリンのメロディーも、そのほかの楽器の伴奏もね。途中のフルートとオーボエ、オーボエとファゴットのメロディーが魅せる。フルートのE先輩、Mちゃん、ファゴットのS先輩、素敵すぎですから! 隣で聴いてて、「みんな、この子が私の(オケでの)相方なんだよ! うちのパートのエースなんだよ!」と誇らしい気持ちになった。なんか母のような心境……? コーダ、死ぬかと思いました……。でもかんばった。うん。あの人も、3楽章が一番良かったと言っていた。私はあんまり目立たなかったけど、彼がそう言ったのはMちゃんのおかげかな。ってか3楽章を聴くと『ハウルの動く城』を思い出すのはなぜだろう。
4楽章。お兄ちゃん(4年、事情があって3回生扱い)とUちゃん(2年女)のファンファーレが会場に鳴り響いていた。ペットってすげぇ。そしてティンパニのK先輩も決まってた。チェロ、ヴィオラ、コンバス、ファゴット2ndもきれいにそろっていたと思う。ファゴットのMちゃんお疲れ様。で、私なんだが、途中でクラのHちゃんの伴奏をするところがある。静かだし、伴奏なんだけどめちゃくちゃ目立つ。でも全然緊張しなくて、Hちゃんのテナーを支えるアルト、って感じがした。
最後に向けて突き進んで自分が持ってる熱いものをすべて解放できたのではないかな。

花束贈呈などのあと、アンコールとしてメンデルスゾーン『結婚行進曲』。やっぱりペットのファンファーレが良い。みんな良いテンションで演奏できたのではないかな。練習時間としては最も少なかったけれど、そのわりには完成度が高かったのではないでしょうか? しかし、チューバのH先輩、そこで音をはずすのはいかがかと……。ちなみにこの曲、オーボエあんまりおいしくない。別にそれはそれでいいんだけどね。

終演。これで終わるのはもったいないね、とMちゃんと話していたらE先輩の姿を見つけて駆け寄る。泣くのは引退定演にとっておくよ、と言っていた私だが彼女の先輩を見たら涙が出てきた。やばい、今からこんなんだったら春は絶対泣く。

スペイン美女・Mとトルコの少年(爆)・文音のコンビはだいぶよくなってきたと思う。お互い初心者で始めたのに、クラをやっていたので指はよく回る&音程が正確なMちゃんに対し私はだめだめだと思う。でも、歌をやってるから歌い方とか息継ぎとかはなんとなくわかる。でもアルトだから旋律はちょっと苦手かも。
そんなわけで(?)次の春も2人でチャイ5やります。やると決めたからには極めるよ、オレは(だから女だって)。
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