本番 エピソードⅣ～それから～

4部作の第4部。終演後～3次会終了後まで。

すばやく片付けをしたはずなのに時間がない。というか、着替えないでずっと片付けてたんだけど。
会場を移動する。その間にしゃべったりアンケートを読んだり。電車が混んでて花がつぶれそうだ。怖い怖い。

レセプションは新宿歌舞伎町のお店。夕食をとったりおしゃべりしたり、各パートリーダーやコンミス、指揮者者の先生などから一言ずつもらったりもした。基本的には夕食とおしゃべりだけどね（笑）。お互いにほめあったり謙遜しあったり、和気藹々と過ごす。
さて、今回ホルンの先輩で『シルヴィア』の1stを吹いた先輩が引退する。本当はもう引退してるんだけど、今回は乗ってもらったらしい。彼女は就職するのでこれがさいごだとか。私もいっぱいかわいがってもらった。ありがとうございました、M先輩。
そして帰るというUちゃんを引き留めて、パート員にプレゼントを渡す。この前TDLに行って買ってきたものなんだけどね。Uちゃんはともかく、2人には二次会のときでも良かったかなあ。

二次会。同じく新宿は歌舞伎町。
会場に行くときに雨が降っていたので傘を差す。指揮者の先生がそばにいたのでさしてあげた。しかし、ちびの文音だったからかえって大変だったかも。それでちょっとオケとか本番とかについて話す。なぜか人生論まで話が広がったのが不思議なところ。
そしてお店へ。なぜかウォッカベースのカクテルを大量に飲んだ私。頭痛が……！
チェロの1年生の女の子やヴァイオリンの同学年の子、クラのSちゃん（2年女、シルヴィアの2nd）とKちゃん（1年女、ドヴォ8の2nd）や団長、MちゃんやTなどいろんな人と話す。はしゃぐ。変なテンションだった。オケじゃこんなキャラじゃなかったんだけど！　ってかヴァイオリン2年のHちゃんと2人でTにウォッカベースのカクテルを飲ませた。「お前ロシ科だろ！」とか言って。あぁ、キャラ壊れた。もっとも、Tにはとっくに本性ばれてるけど。もうどうでもいいや（←開き直り）
しかも二次会費用が足りなかったHちゃん（クラ、ドヴォ8の1st）にお金まで貸しちゃったよ。今度会ったら請求しよう。

まだ帰れる時間ではあったけど、ノリと勢いでカラオケへ。お兄ちゃんの高校時代の友人が近くのカラオケにいたらしいのでそこへ。おかげでちょっと安く上がった。11時くらいに入って5時まで。途中で寝ないかな、私。

が、そんな心配は無用だった。やけにテンションが高くなって、古い歌から新しい歌、演歌やアニソンとオールジャンルで繰り広げられる。私は晃弥の影響も手伝って（晃弥が好きになる前から注目してたけど！）ポルノグラフィティの曲が中心。ってか男性ボーカルしか歌ってねえ！　GLAYの「SOUL LOVE」を原キーで歌ってたら隣に座ったペットのMちゃん（1年女）に「かっこいい」と言われた。悪い気はしないんだけどね、Mちゃん。私、女性ボーカルは声が出ないの（←大げさですが、ある意味本当です。声域アルトよりテノールのほうが近いので……）。
妙にテンションが高いお兄ちゃん、「ドラゴンボール」とか歌ってたなあ。踊りつきで……。しかもコンバスのS先輩も一緒に歌ってた。もちろんダンスもね。韓国語専攻のE先輩（フルート）とM先輩（ホルン）、BoAの曲を韓国語で歌ってた。すげえ。フルートのKちゃん（2年女）が洋楽歌ってたな。可愛い外見だが意外と低音がきれい。高音も普通に可愛いけどねvv　クラのSちゃんの椎名林檎に一同「エロい！」と言う。うまいんだよ。うまいんだけどね、セクシーすぎるよSちゃん。コンバスのK（1年男）、ペットのUちゃん（2年女）がいろいろ歌ってたのが印象的。上手だなあ。ペットのYちゃん（2年女）がこぶしを回して「津軽海峡・冬景色」を歌ってた。北海道出身の彼女、同郷のクラのSちゃん、Kちゃん（シルヴィア1st）と「故郷を思い出すね」と言っていた。ふーん。ホルンのTちゃん（1年女）の声が可愛い。いいなあ。お姉さんうらやましいよ（←アンタ誰）。
しかし特筆すべきはホルンのSちゃん（1年男）。歌うまい！　なぜか「天城越え」を熱唱してくれた。なんで歌えるんだろう。ってかうますぎだし。ほかにも一緒にポルノとか歌ったし、お世辞にも上手とはいえない私をカバーしてくれてよかった。
しかし、うちのパート4人中3人がここにいたのってどうだろう。合宿最終日も最後まで起きてたし。途中で仮眠をとっていたMちゃんはともかく、Tと私はずっと起きてた。なんなんだ、シルヴィア奏者。

やがて時間が来たので解散。かろうじて始発は動いていたので帰る。ペットのCちゃん（1年女）と途中まで一緒に帰った。この子は良い子だ。可愛いし（コラ）。
Cちゃんと別れて帰宅。最寄駅から家までの間にパート員3人にお疲れ様でしたメールを送る。いや、私パートリーダーじゃないんだけど。

そんなわけで秋の定期演奏会は終わったのである。


先輩がいなくなったのは正直寂しかった。
でも、もう大丈夫だ。
こんな素敵な人たちと一緒に演奏できるんだから。
どのパートも良いけど、やっぱりオーボエパートは最高だ。
あなたたちと一緒に吹けて、本当に良かった。