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頬袋日記

いまいち飼育法の確立されてない動物「ハムスター」に翻弄されっぱなしの「ニンゲン」の観察記録。

ハムスターを迎えるにあたって必要なもの~床材(敷材)~

2013-11-10 20:25:03 | 用品のこと
※これは、私が今度ハムスターを迎えるにあたって、これは必要そうだなあという覚え書きであって、これが絶対に必要という「正解」ではありません。



ケージを用意したら次は床材(敷材)の準備です。いわゆる「地下型の巣箱」のような特殊なケージを使っていない限り必要になります。
床材にどのようなものを使うかというのも飼い主さんによって多種多様なので、私が今まで使用してきた床材についてまずは書いていきたいと思います。

①新聞紙
「ねずみ」たちの床材にこれを使用していました。メリットといえば、何と言っても安いことです。デメリットは、月の購読料4~5000円が結構痛いということ。実家で暮らしている時はなんとも思わなかったけど、一人暮らし始めるとこの出費がすごく痛いんだよなあ。あと、毛色が白いハムスターだと、インクがついて汚れてしまうことがあるとも言います。インク自体は、現在は大豆由来のインクを使っているそうなので安全とは言えます。
私はこの新聞紙を裂いて使っていましたが、折りたたんでケージ内にカーペットの様に敷いて使っている方もいます。

②牧草(チモシーなど)
兄ねずみが謎の脱毛症を起こした時、一時的に牧草を使用したことがあります。
ウサギの食生活の必需品ともいえるこの牧草ですが、ハムスターの床材としては危険極まりないです。硬くて長い牧草がときおり突き出していて、ハムスターの目を傷つける恐れがあります。さらには吸水性が悪く、カビたり腐ったりと、ハムスター飼育には無用の長物ではないかと思われます。
でも、牧草を使い始めてから兄ねずみの脱毛症が治ったという不思議。

③ウッドチップ
こがねさんをお迎えしたペットショップで使用していた床材が、白樺のウッドチップでした。本などを読んで、針葉樹のウッドチップはアレルギーの危険性があるが広葉樹は安全性が高い、という情報を仕入れていたので、躊躇いなくこれをメイン床材として使うことに。
こがねさんが腎疾患であると判明してから、尿の異常を発見しやすくするために紙の床材に切り替えました。そしてその直後、動物病院のブログで、ウッドチップで目を傷つけた小動物の症例が紹介されており、私はいままでなんと恐ろしい物を使っていたんだと思いました。また、白樺のアレルギーというものも存在するようです。
ウッドチップでも、実験動物用のものは粉塵も出にくく柔らかいため、安全性が高いと言われています。一度使ってみたいのですが入手経路がわからない…。

④紙の床材
こがねさんが腎疾患になってから使い始めました。今使っているのは「ケアペーパー」と「ペパーレミックス」です。
ケアペーパーは何重にも重ねた白い紙を細長く切ってある感じです。ほぐすとふわふわのベッドになります。
ペパーレミックスは紙を捻って棒状にしたものを細かく切ってある感じです。一粒の大きさはケアペーパーより小さくなります。なぜか、たまにカラフルに着色された粒があり、脱臭効果があるとか聞いたことがありますがはてさて。元は猫のトイレ砂だったということで、吸水性が期待されます。

また、紙製の床材があるからといって、ティッシュペーパーを使用するのは危険です。誤飲による事故などが懸念されます。
…ここまで書いて、じゃあなんで紙の床材は安全と言われてるんだろう?紙と言ってもいろんなタイプがあるよなあ…と、むくむくと疑問が頭をもたげてきました。

こんな感じですが、もし今後新しく床材を使うとしたら、一度は実験動物用の床材に手を出してみたいですね。実験結果に誤差を出さないように、実験動物のための飼育用品ってかなり質が良いそうですよ。

また、「巣材」といって、巣の中に詰める綿などが売られていることがありますが、ハムスターは自分で床材を巣の中に運び込んで寝床をセッティングするため、基本的に不要です。また、綿は腸閉塞や四肢切断の原因となり、死につながるアイテムですので、これに関しては絶対使いません。未だにペットショップには欠かさず入荷されてるけど、どうしてなんでしょう?

悪趣味な、ブログ?

2013-11-10 19:57:45 | 毎日のお世話…こがねの場合(ゴールデン)
お薬を飲ませたあとのこがねさんの様子です。



薬を飲ませたあともぐったりとして動けなくなってしまうので、なるべく餌や給水器から近くもなく遠くもない場所にそっと置いてやるようにしました。
餌皿を見ると、ベビーキャロットには口をつけているものの、ペレットにはやはり口をつけていません。ふやかしたペレットはすぐ悪くなってしまうので、朝四時に改めて新しくふやかしたものを用意したのですが、それもどうやら気に入らない様子です。



ベビーキャロットの左端に歯形がついています。口をつけているとはいえ、噛む力は衰えている様子です。



餌を今までよりもっとこがねさんの寝床に近づけてみました。ペレットは野草をふりかけた後にお湯をふりかけてふやかし、野菜はベビーキャロットに加えスイートコーン、ブロッコリースプラウト、ミニトマトなどを乗せました。ブロッコリースプラウトを入れすぎてわっさわさです。



餌を前にしても、こがねさんは苦しそうです。



ガタッ!



こがねさんが動き出しました。歩く、というより身をよじって、かたつむりのように進んでゆきます。



一息ついてから、



野菜に向かって突っ込みます。どうやらお目当ては、ミニトマトのようです。



ミニトマトを餌皿から取り出そうとしたもののうまくいかなかったようで、ぱったり倒れてしまいました。
(この写真のすぐ後、再チャレンジに見事成功し、ミニトマトを堪能していました。)



このように老いていき衰えてゆくこがねさんの写真を撮影し、苦しそうにあえぐ姿まで公開するのは、悪趣味なことかもしれないなとチラリと思います。
今までにハムスターブログなどをいくつか見てきましたが、大抵のブログに登場するハムスターは「ある日突然」死んでしまうか、具合が悪くなったという報告とともになりを潜め、そして訃報とともに現れるというパターンが大多数でした。それが悪いこととは言わないし、ブログを書いている人も人間ですから、辛くて更新どころじゃないというのもわかります。

ただ、たまには私のような人間がブログを書いていたほうが、ハムスターは一生可愛いままで、手に乗ったり、回し車を回しているんだというある種の誤解を解くことができるのではないかと思ったのです。まったくもって、自己弁護にしか過ぎないのですが、手にも乗らずかたつむりのように這うことしかできず、それでいて時には噛み付いてくる「ハムスター」に、自分なら何ができるだろうか?と、問いかける暇くらいはできるかと思うのです。

※ここでご連絡※
「ミニデュナ」を引き取ってくださる方はいらっしゃいませんか?
こがねさんが2ヶ月弱生活していたものです。
既に梱包済みです。
一度、リサイクル関係の掲示板で引き取り手が見つかったのですが、辞退されてしまったので、希望する方に差し上げたいと思います。
コメント欄等にお問い合わせをいただければと思います。では。