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頬袋日記

いまいち飼育法の確立されてない動物「ハムスター」に翻弄されっぱなしの「ニンゲン」の観察記録。

ハムスターを迎えるにあたって必要なもの~ケージ~

2013-11-08 20:01:10 | 用品のこと
※これは、私が今度ハムスターを迎えるにあたって、これは必要そうだなあという覚え書きであって、これが絶対に必要という「正解」ではありません。




よく間違えてる人がいますが「ゲージ」ではなく「ケージ」であります。Cage。
ハムスターを育てるにあたってケージの必要性を疑った事のある人は少ないと思います。ところが、一度だけ、ネット上でではありますが、ゲージを使わずにハムスターを飼育している人を見たことがあります。その人はサボテンを育てている鉢植えの根元に飼育用品を設置し、ハムスターを放していました。
…いろいろな意味で怖すぎて、私は絶対に真似したくないです。

市販の「ハムスター用ケージ」というのは大抵、ドワーフハムスターを飼うにも狭すぎることがあるので、飼い慣れている人はあまりハムスター用ケージというものを買わないのかもしれません。
ゴールデンハムスターに必要なケージの底面積は、最低で60cm×30cmだと言われています。
私は知識がなかったがゆえにこがねさんをかなり狭いケージで長いこと飼育してしまいました。

現在は衣装ケースを改造したものにお引越しさせていますが、これが若くて力のある、特にメスのゴールデンハムスターだったとしたら、内部からケージを破壊されて脱走されるかもしれません。衣装ケースには底面に「コロ」を固定するための出っ張りがあるものが多いため、そこを齧って穴を開けてしまうのです。
また、表示上の寸法が「74×40」などとなっていても、衣装ケースというのはきっちりとした直方体ではなく、底に近づくにつれて幅が狭くなっているものも多いのです。なのでもしかすると、想像していたより内寸がずっと狭い環境でハムスターを育てることにもなりかねません。

私が今度使用してみたいなと思うのが「水槽」です。
少し古い本だと、熱や湿気がこもりやすく管理が難しく不向きと書いてあるものもありますが、エアコンなどで温度調整をしていれば、逆にガラスが冷えて冷却材のような役割を果たしてくれるので、汗をかかないハムスターも壁にぴとっと身を寄せて涼むことができるそうです。また、もともとアクアリウムを楽しむために作られているので、大量の水を入れても水圧に耐えられるように丈夫に作られており、衣装ケースのように齧って脱走ということも回避できます。

ただし、丈夫ということはそれだけ重いということなので、掃除をするのにかなり力が必要です。より大きく広いケージをと思うと、その分かなりの重量があります。またまたネット上の情報ですが、女性で90センチ水槽にてハムスターを飼育している方は、「これを移動させるのは諦めた」と、アルコール除菌ティッシュのようなもので掃除を済ませているそうです。折角、丸洗いも熱湯消毒もできるのにもったいない…。

アクアリウム用のものではなく、爬虫類用の水槽を使う手もあります。こちらはガラスを一枚一枚はめ込むタイプなので、掃除の際は分解して洗うことができます。そのため「重さ」という問題はクリアできます。さらに前面に扉がついているタイプのものもある為、上部からお世話をするよりハムスターにかかる精神的な負担を減らすこともできます。
(ハムスターにとって上からのアクションは捕食→死)

単純に重さという課題だけをクリアしたいなら、アクリル水槽というチョイスもあります。しかしガラス水槽よりは高価になります。加えて、引っかき傷のような細かい傷がつきやすいというデメリットもあるにはあります。

これらの他に、先日、フィギュアのコレクションケースとして「PET樹脂」なるもので作られたケースが販売されているのを発見しました。アクリルと似た質感で、値段も比較的安いです。しかしこれ、検索してみてもあまりに情報が少ないのです。どのくらいのサイズのものがあるのか、ハムスターの飼育に適した強度はあるのか…謎が多すぎます。

水槽ケージに共通するデメリットは
「手放す時が面倒くさい」
ではないかと思います。粗大ゴミに出すとしても費用がかかるし、ゴミ置き場に持っていくにも難儀します。
しかし同様の理由で空の水槽を持て余している人というのは意外に多いようで、リサイクルショップや不要品を譲渡しあうコミュニティサイトを覗いてみると、ちらほらと中古品の水槽や「水槽お譲りします」の文字を見かけることがあります。

長々と書いてしまいましたが、最後に、本文中に一箇所だけ「ケージ」を「ゲージ」と書いてある箇所があります。そこを抜き出してコメントしてくれると、私が嬉しいです。よろしくお願いします。

不要品譲渡コミュニティサイト「エコマ」
http://eco-ma.com/index.html

昼夜逆転。

2013-11-08 16:55:03 | 毎日のお世話…こがねの場合(ゴールデン)
朝四時、カボチャをふかしていただきます。



こがねさんが食べるのではなくて、私が食べます。
なんでこんな時間に?と言うと、こがねさんに薬を飲ませるために起床した際、コメントが一件寄せられていることに気づいたのです。そこには、カボチャやサツマイモと言った食品の「誤嚥の危険性」が記されていました…これは盲点でした。
確かに、私自身よくこういうほくほくした根菜や実ものが喉につっかえて苦しい思いをすることがあるので、ずっと喉が細くてしかも老いているハムスターにとっては危険な食品かもしれません。実際にコメントを寄せていただいた「まりも」さんのハムスターも、カボチャを誤嚥して危険な目に遭ったということです。ハムスターの介護食としてよく挙げられるカボチャやサツマイモですが、見直しが必要かもしれません。

「まりも」さん、大変な経験を乗り越えた上での貴重なご報告、本当にありがとうございました。ジャンガリアンハムスターで2歳8ヶ月とは、そのご長寿っぷりにびっくりしています。お互い老ハムスターとの生活を楽しんでいきましょうね!

…というわけで今後、こがねさんのメニューからカボチャは外します。お皿に残ってたカボチャも処分しました。冷蔵庫の中のカボチャを捨ててしまうのは流石にもったいないので、私が全部食べることにしました。特に味付けもせずレンジにかけただけですが、自然な甘みが美味しいです。これぞ秋の味覚。



こがねさんはこの頃昼夜逆転気味で、明るいうちからずっとスイートコーンを食べています。ハムスターを飼い始めたときは、ハムスターって昼間はずっと寝てばっかりだからつまんないなぁとも思ったことがありますが、こんな風に昼から活動されると逆に心配です。朝起きたらすぐにカーテンを開けて陽射しを入れ、夜は電気を消すか園芸用の寒冷紗などを被せて暗くしてるのですが、どうにも体調が悪いせいか昼夜逆転してしまいました。
苦しいから昼もあまり寝られないのだろうか。



ペレット、野草、そしてお野菜を用意しました。お野菜は、細かく刻むと逆に前脚からポロッと落ちて食べ損ねるみたいなので、敢えて大きく切りました。ブロッコリーの芽の部分だけでなく芯も少し入れています。それと、ベビーキャロット。
少し前までペレットがお皿に落ちる音を聞きつけて巣箱から出てきて、声をかけながらお皿を置くとサッ!と餌を咥えて去っていったものなのに、今は全く動こうともしません。



寒冷紗をかけて、少しでも休めるようにします。



腰からお腹にかけての部分、おそらく、肺にあたる部分が不規則に波打っています。こがねさんが呼吸を苦しそうにし始めたのはここ数日のことなのに、もう随分長く苦しんでるように見えます。

実は私はもう少し前からこがねさんの最期を迎える覚悟をしていて、どういった形でお別れをするべきか考えていました。
インターネットで検索すると、幾つかのペット用葬儀会社が見つかりました。二件ほど、お問い合わせフォームから「ハムスターが危篤状態なのですが今後どのように対処したらいいでしょうか」とメールを送ってみたのですが、未だに返信がありません。
ペットの遺体というのは法律上では未だ「廃棄物」の扱いで(ミニブタは微妙に異なるらしい)、ペット用葬儀会社を設立するにも特別の認可はいらないらしく、そのため悪質な業者も多いということでした。

一件だけ返信がありましたが、そこはお寺の系列の会社でした。ペットの遺骨は観音像の下に埋葬されるということだったのですが、その観音様の名前というのが会社の頭文字をとっただけで、仏教上存在しない観音の名前でした。
そもそも「畜生道に落ちる」という言葉をときに脅し文句のように使う仏教徒たちに、ペットの供養ができるのか?と思ったらだんだん疑問になってきました。まったく、お寺さんっていうのは商売上手だなあ!

落ち着いたらまとめて書こうと思いますが、私なりのこがねさんの看取り方というのはすでに考えています。読経?成仏?何それ?それは人間だけの概念でしょ?ネズミの頭じゃ般若心経なんて雑音なだけだよ?…乱暴に言うとこういうことです。

まあ、この事を記事にするのはもう少し先であってほしいと願っています。