①施設使用料の値上げ ②債権回収機構 などについて報告があり議論しました。
①使用料の値上げでは、中学生まで無料だった美術館や博物館が高校生まで無料になるという良い面がある一方で、これまで無料だった65才以上の方々も入場料(一般のほぼ半額)が必要になります。
私は、これまでどのような考えで高齢者の方々に無料にしていたのか問いました。課長は「定年退職で収入が少なくなることに配慮してのことだったと思う」と答弁。私は「年金の減少、公費負担の増額、高齢者の所得がますます減らされている。今の時代こそ無料化が必要ではないか」と述べました。
②住民税滞納者に対し、差し押さえなども実施しながら滞納金の徴収を厳しくするとりくみがはじまっています。これまでのとりくみと「成果」について報告されました。
私は、「悪質な滞納者には厳しい徴収をおこなって当然だが、払う気があっても払えない人の存在を忘れてはならない」と指摘しました。たとえば、個人事業者の場合、急激な景気悪化の中、銀行の融資も受けられず、前年度の県税を運営資金にまわさざるを得ない場合が生じます。事業に必要な機械などを差し押さえられ廃業においこんだり、子どもの修学のお金を差し押さえたり・・・このようなことはあってはならないと述べました。
担当課長は「悪質かそうでないかの見分けは難しいが、慎重にしなければならない。何年も、何度も連絡しても音沙汰ない場合は差し押さえもせざるを得ない。しかしこれはあくまでも話し合いに結びつける手段であって、事業をできなくしたり、修学を断念させたり、生活を成り立たなくしたりするものではない。相談のなかで福祉的な支援が必要な場合は、福祉事務所などとの連携もとり相談していく」などと答えました。
①使用料の値上げでは、中学生まで無料だった美術館や博物館が高校生まで無料になるという良い面がある一方で、これまで無料だった65才以上の方々も入場料(一般のほぼ半額)が必要になります。
私は、これまでどのような考えで高齢者の方々に無料にしていたのか問いました。課長は「定年退職で収入が少なくなることに配慮してのことだったと思う」と答弁。私は「年金の減少、公費負担の増額、高齢者の所得がますます減らされている。今の時代こそ無料化が必要ではないか」と述べました。
②住民税滞納者に対し、差し押さえなども実施しながら滞納金の徴収を厳しくするとりくみがはじまっています。これまでのとりくみと「成果」について報告されました。
私は、「悪質な滞納者には厳しい徴収をおこなって当然だが、払う気があっても払えない人の存在を忘れてはならない」と指摘しました。たとえば、個人事業者の場合、急激な景気悪化の中、銀行の融資も受けられず、前年度の県税を運営資金にまわさざるを得ない場合が生じます。事業に必要な機械などを差し押さえられ廃業においこんだり、子どもの修学のお金を差し押さえたり・・・このようなことはあってはならないと述べました。
担当課長は「悪質かそうでないかの見分けは難しいが、慎重にしなければならない。何年も、何度も連絡しても音沙汰ない場合は差し押さえもせざるを得ない。しかしこれはあくまでも話し合いに結びつける手段であって、事業をできなくしたり、修学を断念させたり、生活を成り立たなくしたりするものではない。相談のなかで福祉的な支援が必要な場合は、福祉事務所などとの連携もとり相談していく」などと答えました。