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岡山県議会議員 森脇ひさき

2023年の岡山県議選で5期目当選させていただきました。
「命と暮らし、環境が最優先」の県政へがんばります。

差し押さえは 「慎重を期して」 と部長答弁・・・鳥取のたたかい反映

2013-09-18 | 県政に関する活動
 氏平議員は、「預金口座に振り込まれた児童手当の差し押さえは違法」と判断した3月29日の鳥取地裁判決を紹介。岡山県の実態を問いました。
 総務部長は、これまで「法令で差し押さえを禁止されている給付金等であっても、預金口座に振り込まれた時点で一般財産となる」との最高裁判決にもとづき「差し押さえができる」と判断してきた。「法律の
定める徴収手続きによれば、預金の元となる財産の種類については、調査を要しない」とし、「本県においても差し押さえ禁止財産が含まれている口座の預金を差し押さえた事例もあった」とのべました。

 氏平議員は「行政の仕事は住民の命と暮らし、営業を守ること」だと指摘。差し押さえにあたっては県民の生活実態、(事業者の場合は)営業実態をきちんと掌握するべきであり、(鳥取地裁判決をふまえ)差し押さえ禁止財産と疑わしい財産の差し押さえはやめるべきだ」と訴えました。
 総務部長は、「鳥取地裁判決は、児童手当以外に入金がない口座を、そのことを知りながら差し押さえをおこなった場合、実質的に児童手当法の精神を没却する裁量逸脱があったとして違法なものと解された」とのべ、「県としては、この判決の趣旨に鑑み、差し押さえを行うに当たっては慎重を期してまいりたい」と答弁しました。
 鳥取でのたたかい、国会での日本共産党の追求が反映したものと思います。


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