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最近はインターンシップ制度の導入が推奨され、学生は企業での実習がやりやすくなりました。
この制度を使わない手はありません。
上の表は、厚生労働省のHPの「平成17年版労働経済白書」から抜粋した高校生のインターンシップへの参加目的です。大きい表はこちら。
皆さんより若い高校生が大変まじめに就職を考えていることが分かります。
過半数の高校生が
- 働くことがどういうものか体験したい
- 就職で希望する業種・職種の実務
を目的としてます。さらに4人に一人が
- 業種・職種の専門能力・知識を習得
という大変前向きな目的をもっています。
私が学生の頃も、大学に「企業実習」という単位があり、NTT(当時は電電公社)の東海村の研究所で一ヶ月実習をしました。
当時NTTは世界で最高性能の光ファイバーを開発していました。
大学の研究室では、デジタル信号を光に変換する「半導体レーザ」の研究をするつもりでしたので、NTTで光ファイバーの研究をお手伝いすることで、光通信の2大構成要素の双方を研究することが出来ました。
流石に超一流の研究所だけあって、たった一ヶ月で卒業研究に匹敵する沢山のデータをとる事が出来ました。
また、一流の研究所の雰囲気とか、研究者に必要な資質とか、日々の仕事ぶりとかをつぶさに見ることが出来、随分と刺激を受けた記憶があります。
私にとって、大学生活後半に矢継ぎ早に起こった
①光通信というライフワークとの出会い
②師匠との出会い
③インターンシップによる超一流研究室での研究見習い
という3つの出来事は、その後の人生を大きく変えてくれました。