綴方・第三学年
この前の金曜日は 私と利和君の当番でした
朝早く起きてご飯を食べ学校へ行きました
新道までくると 学校へ行く人と四人ほど会いました
玄関につくと西組の盗難が石炭を教室の方へ持っていくところでした
小遣い室の所へ行って 石炭の入っている箱を持って教室へ行きました
教室に行ってみると 私の組の当番はまだ誰も来ていません
スト-ブの傍に行ってみると スト-ブの上に置いてある洗面器の水が凍っていました
私はすぐ火をつけて その上にぼや(薪の小枝)をのせました
火はどんどん燃えていきましたので
ぼやをどんどん入れるのですが ちっともおき(燠・ 赤くおこった炭火)が出来ません
そこに四年生のよっちゃんが来て
「もっとくべろやれ」(もっと 薪を入れろ!)言ってきたので
更にくべると やっと おきが出来ました
よっちゃんは「スケ-トの当番だでいくぞ」と言って行ってしまいました
おきが出来れば一安心 石炭を入れて団扇で仰ぎました
-中略-
二時間目はスト-ブの周りの鐵が真っ赤になった
やっちゃんが赤くなったところを突いていたら火が出ました
私は団扇を赤い処へあてたら 団扇に火がついて焦って消しました
三時間目には おきが消えそうになってきたので
先生に「たかなんでいいかい」(燃やさなくてもいいですか?)と言うと
「よし」と言ったので遊びました -続-
☆冬場になると おきをつくる薪は
毎日担当者が持っていくことになっていた
日直だったのかもしれない?
一度 薪を忘れたことがあり
学校近くの友達の家に貰いに行ったことがある
自分の家までは 片道40分くらいかかったので
家まで帰っていると スト-ブがつかなくなるのである
それに 雪道を家まで帰る気も無かったのかもしれない
そういえば 東京に出てきた時も
小学校・中学校の 教室にスト-ブがあった
誰が管理してたのか記憶に無いが・・・
弁当の蓋にお茶を入れて温めたり それはそれで楽しかったな
高校に行った時は もう 暖房がついていた
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