東京★秩父★函館ノマド生活 末端社長!森田博の公式ブログ

趣味の世界と零細企業末端社長としての近況報告。
書きたいことを書き、たまにアッと驚くことを発表する。

終戦記念日

2008-08-15 03:19:49 | 永住できる目黒区を考える
今日は一段と、突き刺すような夏の日差しに目を覆いたくなる日だ。

 8月15日 日本にとっては敗戦の終戦記念日。韓国にとっては日本からの植民地支配開放の記念日である。
 靖国神社では御霊を祀る催し、武道館では式典。
 毎年の光景だが、63年の月日は、高齢化を目の当たりにする。時の流れであり、歴史の顛末である。

 しかし、私たちは忘れてはいけない。この不幸な戦争を。
 今日のNHKスペシャルでやっていた「レイテ決戦」は10万人に及ぶ死者を出した。

人の死とは何か。まして国家や他人に決められるものではない。

 原一男監督の「行き行きて神軍」の映画ではないが、戦犯は勝つ負けるでなく「戦犯」である。
 明治天皇も、乃木稀介の作戦で2万を超える戦死者を出した日露戦争のある戦いに「こんなに戦死者を出してはいけない」と勝利よりも死者を出すことに国民の生命危機を危惧したコメントをあの時代に出している。
 
 戦犯によって身を散らすことを「美化」してはいけない。とんでもないことだ!
 
 自分たちは大本営といい、国民を火の玉にするとは何事か!
 
 我が国だけでなく、世界中、勝ち負けでなく、戦死した兵士、国民の責任は「戦犯」に負わせるべきだ。
 
 そうすれば「人殺し」的戦争はなくなるであろう。
 
 世界の戦いは、オリンピックでいいではないか!ワールドカップでいいではないか!
 

 武力に税金を投じる時代ではない。
 
 温暖化や飢餓、新型の病気、天変地異・…いくらでも豊かなそして、必然のお金や労力使い道は山のようにある。
 
 太平洋戦争の終結から63年、防衛白書によると、世界で武力による衝突は99回に及ぶ。

 命を落とした人々、その家族にとって「軍神」は神でもなんでもないのだ。ただの戦争誘導者である。
 真に勇気と知恵そして心があるなら、「大きな自然」と「時間が流れる」ことを尊い、武力などで戦わず、和をもって生きていくことだ。

 平和を心から希望してやまない。