畳に縄跳びでくくり付けて助かる

美容師ヒッット大活躍ぅぅぅぅ～～～ん！


なんと今日は１０人斬り！いきました！！
１２人ぐらいいったかな？？？




今日は仕事休んでまたもや山田町に行ってきました。


先日のお花はこんな感じです。



うーーーん　ステケ。

個人的に夏服10枚ぐらいプレゼント。こちらはポケットマネーで。



実はこの日までこの方が園長さんだとは分からず！
若い！ノリノリ！オモロい！明るい園長さん。


今日もたくさん切りました。

え？　わだし？　わだすは掃除＆接待、お話係。心を癒す係ですね。
ようするに運転手と喋ってるだけね。

次から次へと切りまくり。ヒッット凄い！！

子供から


おなごから



おじいちゃんから


おばあちゃんまで



なんとこのあばあちゃん、人生で

津波を３度体験！！

昭和３年の津波と1960年のチリ津波と今回。
沿岸に生きるって、津波と生きることなのねん。


はい！みんな喜んでナイス笑顔！！

可愛くなりました！！

沿岸はみんな超明るくてテンション高ぇーーーーーーぇ！！ノリノリ！
元気いっぱい、声もデカイ。
さすが海はプラスイオン！　山は癒しのマイナスイオン。




今回もかなり貴重な生の話を聞く事が出来ました。
今回切らせていただいた方達は全員被災してる方で、
実際に波に飲まれた方も多くて、その話は壮絶。


中でも一番ビックリしたのはある方が、流されてるおばあちゃんを見つけて
流されないように捕まえて、

流れて来た畳に体を縄跳びで縛り付けて


助けた話はリアルでビックリ。畳が浮くってのも知らなかった。
海に潜ってるダイバーの話、被災した家を修理して暮らしてる話、
逃げた避難所が津波に飲まれた話、とにかく凄い。

皆さん誰かに話したいのか、次から次へと凄い話をしてくれる。
やはり、リアルタイムに生きている者としては絶対に聞いておいて損の無い話。
耳を塞ぐのではなく、現実を観るのも絶対に必要だ。俺たちはお花畑で生活してるわけじゃないからね。
きれいごとばかりで生きて行けるわけがない。


小学生のセナ君は学校が海から遠かったので直接津波に遭わずにすんだ。

「セナ君津波見たかっただろー？？」って聞くと、

「うん！」と答え、

「もし次に津波が来たら、見に行くかー？？！」って尋ねると、

「絶対に見に行きたい」と返事が来た。




おれもだよ。セナ君。






ひどい野郎だの最低人間だの言われるだろうが、そこは本能だろう。

子供は正直だ。何も間違ってない。


千年に一度クラスの大自然の脅威を目の当たりにしたいし、

その恐怖を肌で感じておきたい

と思ってしまうのは俺が「被災してないぬるま湯野郎」だからかもしれない。
ま、本音だからしょうがねーや。

いざという時にビビらねーで、自分の家族だけは体を張って守りきりたいしね。


自分はいつも被災地に行くと「可哀想」という気持ちよりも素直に「すげーーーーー！！！！」
という驚きの気持ちが先に来る。

船や車が遠くに飛ばされて、建物がめっちゃくちゃ。巨大な鉄がひん曲がり、家がめちゃくちゃに破壊されてんだよ。
その光景たるや凄まじいの一言。

内陸の人間としてはせめて現状には目をつぶりたくない。
知らんぷりは出来ない。



毎週毎週２年もサーフィンで通い詰めた「浪板海岸」



こんなデカい松の木の上部にまで津波が来た痕が！！

仮設住宅も続々出来上がってきました！！



まだまだ手つかずの場所も多い。



今回は運転手だったけれども、かなり貴重な体験をさせてもらった。
本当に百聞は一見にしかずだし、被災した方々の生の話から気付く事も多い。


いったい何の為にこの災害は起きたのか。
何を気付かせる為に起きたのか。
物が溢れて心が腐りかけてた時代に「津波」が起きて人はどう変化してゆくのか。



ほうきで履いた茶色の髪、黒い髪、銀色の髪が混ざり合うのを見て

「自分は何をしてかなきゃなんねーのかな？？」

と考えた。




ま、やれる時にやれる事を全部やってくしか無ぇーのかなー？？？


良く遊び、良く働いて、それから自分の出来る限界の事をやってくしかないな。

人の為に動くにはたくさん遊んで心をパンパンにしておかねーとなーー。
バリバリに充電しておかないとねー。

他人に水を与えたいと思うなら、
まずは自分のコップの水を満タンにしないとね。


だからまずは遊ばないと！


たくさん動いてたくさん寝ましょうーー！！





来週から仕事の合間見て瓦礫撤去にも行ってきます。



しかし終止子供に絡まれて大変だった。うるせーしなー。
次は容赦しねーからなー（本気で相手してる）





そして超ハードスケジュールで頑張ってくれたヒッットちゃんありがとー！！

休みの日に頑張ってくれた。
何も出来ない自分の罪悪感を消す為なんだろうけど、実際に動いて人を笑顔にしてるヒッットちゃんは凄い！！

ご苦労さん！！ありがとーー！！


自分に関わった友人が一人でも多く「動ける」人になってゆくことが取りあえずの願いっす。
小さな行動が「大きな波紋」となって世界中に広がる事を真剣に期待して。いぇい。