感動の岩手沿岸500キロの旅

思い出が走馬灯の様に‥　って良く言ったもんだよ！


昨日は野田村の苫屋に呼ばれ、

野田村復興祭


に行ってきました。
どうせならと釜石まで行きそこから沿岸をみっちり北上。
各被災地を通って行きました。往復520km。マーチで行くと全然疲れねーなー。
バイクだとあんなに大変なのに(笑)
今日夜中２時に帰って今朝６時にはビンビンに起きました！（老人かよ）



被災地に咲くヒマワリ。（一眼レフでカッコ付けてみた！！）



草の勢いが記憶を遠くする。




この間まであった駅が更地に




必死の思いでバイクで瓦礫を越えて進んだ織笠地区



ここもきれいになったわ！




ここの川を渡った



最後ここに瓦礫の山が数メートルあってバイクで越えて行った。



小山さん俺たちを鍛えてくれてありがとう。
普通の連中じゃ絶対無理だよね(笑)


あちこちすっかり更地になってしまって、そこに凄い勢いで草が生えると
そこに人が住んでたなんてイメージすら出来ない。
もう何十年もそこに人が住んでないイメージ。たった半年なのにな。


釜石→大槌→山田→宮古→岩泉→野田村‥と。


途中北山崎で休憩




野田村は凄い人！　思わずこのセンスいいお土産をゲットぉぉお！！




色の組み合わせがレベル高いぜ！　化け物のんちゃんがキュート！！

会場の裏にみつるさんと行くと住宅地のあったそこは完全に更地、野原に。
本当にここに数百人の人が住んでたの？？！しかも数ヶ月前に。自然って凄いね。
人間なんて屁でもないぜって声が聞こえてきそうだ。




ナニャドラヤ大盛り上がり！


仮装してる人もたくさん！愉快！
ミツルさんも踊る！



あの日あの時に現地に居た方は、こんな日が来るなんて想像も付かなかったろうな！
避難生活が一生続くのでは？ここから一生出れないのでは？　っても思った人も居ただろね。
爆心地のように焼け野原になった街を見て、「もう未来なんか無い」と思った方も多いと思う。

それがたった５ヶ月でこんな愉快な祭りが出来るまでになるなんてな。
３月１３日から個人的にずっと見続けてきて、

「ついにここまで来たかぁー」


と、なんだか一区切り付いた気がしました。
災害からの避難、生存。という一区切りが付いた感じがした。

祭りってこんなにもいいものなのかと感動しちゃったもんね。

これまた最後の花火が今まで見た中で一番感動的で一番キレイだった。（言い過ぎだろ）
すぐ間近で観たせいか、眩しいぐらいに明るくて、周りの子供達は発狂したように興奮して(笑)
めっちゃ良かった。




いい締めくくりになった。

最後にミツルさんと話したこと

ツ「震災で何か意識が変わりました？？」

ミ「変わった。僕は変わったよ。」

ツ「大事な何かに気付く為にこの震災は起きたんですかね？？」

ミ「そうかもね。でも全然変わってない人が多いよ。変わった人は少ないよ
　あー、この人はこんな事が起きてもこのまんまなんやな　ってね。」

少人数の人間が変わったことでどうなるのか、
その少人数が湖の波紋のように一石を投じる事が出来るのか‥

ま、やれることをただひたすら真剣に疑いなくやるだけだね。
グダグダ言い訳しないで黙々とやるだけだね。




被災地の友達が言ってた言葉が甦る。

「大事なのはその人が何を考えたか何を喋ったかではなく、何をしたかですよ」と。

悪態付いてでも嫌われまくってでも動く人であり続けよう。