ついにあっという間の1年。
遊ぶ気持ちにもなれず、家に居る気持ちにもなれず、沿岸へと。
別に行ったから「誰かの為になる」ってワケでもなくただただ「自己満足」の為に。
この日ぐらいは「そこ」で過ごしたかったんすね~~
自分はいったい何がしたいのか‥
家を流されて車も思い出も全部無くした友人達
最愛の母を助ける事が出来なかった知人
最愛の恋人を亡くした知人
支援活動を続けながらも、
被災した皆と同じ気持ちになれるはずもなく、
同じ悲しみを共有出来るはずもなく、
何度沿岸に足を運ぼうが、何時間同じ時間を過ごそうが、
その場に居なかった自分が同じ思いを共有することは一生出来ないんだよなー。
近づこう近づこうとするんだけど、
どんな辛い悲しい話を聞いても一滴の涙も出ない。
「んだがー、大変だったな」
って言葉が精一杯。
一緒に復興イベントをやる太樹男さんは当時の映像を観ると自然が涙が出ると。
震災直後に逗子から気仙沼に来たバイク仲間のシゲちゃんは惨状を見て涙が溢れたと。
みんな自然と沸き上がって来るんだね。
どんな悲惨な場面を見ても、どんな悲しい話を聞いても、
自分は一滴の涙も出ず、一切悲しい気持ちにもならず、
ただただ、燃えてくる心。
自分の事を冷たい人間だとは思わないが、「悲しみという感情が欠落してるんじゃねーのか」 と。
その思いをかき消したくて、もしかしたら走り回って来たのかもなー。
辛い経験をした沿岸の友人知人に対しても、
「ま、しょうがねーな。やれることやってくべ!」
という言葉しか出て来ない。優しい言葉も掛けれない。
「うんうん、分かる分かる」なんて口が裂けても言えない。
俺は常に前しか見てないから、進もうとする方の後押しぐらいなら出来る。
「よっしゃ!一緒にオモロいことやってくべじゃー!!」とね。
という思いを抱きながら
地震の起きた2時46分には
大槌町の思い出の場所へ。
今までの人生で最も衝撃を受けた時間と場所
現在
普通に道路や住居があった場所が地平線まで広がる瓦礫で埋め尽くされ、
爆撃された廃墟のようだった。
紛争地か映画のセットの様に思えたのを覚えている。
現在ではすっかりこの場所の瓦礫は無くなりました。
2時46分過ぎになるサイレン。
トンネル上のお墓の上から街を眺める。
生活の匂いが消えた街
ご縁のあった大槌。
あの時はもう世界の終わりのような気がしたが、
あの日に比べれば今はちょとだけ落ち着いたかな。
対岸の火事として何も無かったことにして生活しようと思えば出来るが、
最初関わった人間として中途半端は良く無ぇーよな と思い、
共有出来なくても、取りあえず今起きてる事はリアルタイムでその場で見ておこうと。
何十年もして、あの日の事を誰かに聞かれ、
「いや、俺は沿岸に住んでないから何が起きたか知らないよ」
じゃ、なんかおかしいもんな。
夜はたまたま通った釜石駅の近くで何やらやってたので寄ってみると‥
こうゆうの何て言うんですかね? 追悼式?
ここで友人知人3人ぐらいに偶然遭いビックリ。
こんな場所でも自分は全く悲しくならず、ついつい面白い物を探してしまう。
なんて野郎だ。
そして山田町でモトクロスコース36styleで運営するSさんに
義援金エンデューロ(バイクレース)の景品?用に作った手拭を納品に。
レースは内陸や県外の方が中心なので、思い切って
禁断の波の絵を入れてみました。
そして立ち向かう虎。沿岸は虎舞がスピリットだからね。
作品を通して自分のソウルが伝わって、前を向くものが増えてくれれば嬉しい。
優しさは少ないが、前に進むエネルギーは相当あるので、
仕事を通してそのバイヴレーションみたいなものを伝播していければ嬉しい。
小さな波紋が世界に波及するように。
そんでもって帰りは釜石の友人と「昇華」ってラーメン屋でラーメン食って帰りました。
ここを薦めてくれた友人は食いながら終始首を傾げてたのが気になる‥
「食いながら首を傾げるな!!」(笑)
ちょっとこの日は味が違ったようだ。
とね。
悲しい思いはしてなくても大惨事が近くで起きたのは事実。
悲しい思いをしてる方が何千人も何万人も近くに居るのは事実。
楽しく生きながらも事実は把握していたい。
皆の思いを乗せて支援で走り回ってる以上
正直に嘘だけは付かないで行こう。「悲しくないことは悲しくない」と。
そして、自分なりに楽しさを見つけながら海に向かって走り続けます。
事実にだけは目を背けないで受け入れながら。
沿岸で亡くなった方々のご冥福をお祈りします。
いつか立ち上がれる元気が湧いて来たら前に進んで欲しいです。
そんな方々への起爆剤になれたらいいもんだ。
blogを読んで、つとむさんの在り方や役割について思いを馳せてました。
とても考えさせられました。
つとむさんの行動や気持ちを見てると『間違いなんてなにひとつない』って気持ちになります。
私自身の在り方もまた、改めて考えてみたいと思いました。
ありがとうございました。
良くわかんねーよな!
難しいよこれは。みんな体験も違うし悲しみも違う。
だからね、とにかく「嘘」の気持ちだけは絶対言わないようにしてる。
薄情でも嘘だけは付くまい!とね。
そんなものはすぐ肌で伝わってしまう。
だから俺はいつもニコニコで行ってます。
「俺はこれこれこうゆう動機でこちらに来ています」と。
みんなの為に時間を削って辛い思いをしながら行ってる訳ではなく
「沿岸に行くのが楽しみで行ってます。」と。
だからそんなに恐縮しないでいいですよ とね。
心の赴くままに。
素直に。
でも迷惑かけたり悲しみをあおるような真似だけは絶対しないようにしています。
少しでもプラスになれば行った意味があるなと。
沿岸の人に「あの人面白い」と思ってもらえるだけで行った意味がありますな!
あいつはバカだが、嘘だけは付かない。
そう思ってもらえれば幸せでおます。
ステキでございます。
私も昨日はなんとも落ち着かず。だからと言って何ができるわけでもなく。
負けずに熱い気持ちで毎日がんばりまっすぞ!!!!!!!!!!!!!!!!
ふぁいやーーーーーーーーーーーー
3,4月は勤務希望が出せずどういう勤務になるかわからずなので何とも言えませぬが4月の熱い中目黒仕事休みだったら絶対行きますね!!!!!
コメントありがとう。
静岡から色々思ってくれたんだねー 偉い!!
まー 俺のスタイルで信じて進めてゆきますよ。
正しい、正しくないは別にしてね。どこかでプラスになってればオッケーかなー。
シャイな方が多いのか、コメントじゃなくて個人的に
メールをくれた方が多かった。
どれぞれの思いを伝えてくれてありがとう。
やっぱり皆の反応があると嬉しい。
頑張ろう、突き進もうという気持ちになれます。
こうゆうスタイルで良ければどうぞ背中を押してください。
俺は走り続けます。おれなりの考えで。
地方から海外からメールありがとうでした。力になりました。
まずは報告まで。
一緒に泣いてくれる人
一緒に笑ってくれる人。
つとむ殿のように自分がこうしたいからというのが一番無理なくていいと思います!
太陽のような人ですね。
超超ポジティブな姿勢はこれからの岩手県に必要ですよね。
中目黒でお会い出来る事を楽しみにしてます~
支援 応援の仕方もいろいろ・・・
一緒に泣いたり 笑ったり 怒ったり自分ができることで
だれかひとりでも前向きな気持ちになってくれたらいいですよね~
モリリさんの涙は熱い気持ちを動かすための潤滑剤で
きっと表には見えないんですよ
おれさ、忘れっぽいからさー 嘘を付き通せないのよ(笑)
だから最初からカミングアウトするしかないの。
エラそうな事言っても後からメッキが剥がれてバレるもの(笑)
多少どーしよーもねー野郎でも嘘を付かないだけマシかなーと。
エラそうな能書きばかりで一歩も動かねー人にならねーように
動けるうちは動いてゆきます。
やったことしか残らねーから、取りあえず何か残すようにしてゆきます。
コメントありがとうございます。
太陽ではなく「悪魔」だと思いますよ(笑)
みんなそれぞれ一生懸命で
みんなそれぞれ沿岸の事を考えてるんだよねー
表に出るか出ないかの差であって。
真剣に「想う」だけでそれもいずれ「支援」になるかもしれない。
おれはその思いがあまり「深く」ないから「動く」のかもしれませんね。
ノリだけで動いてる感じですな。
ガソリンが爆発してるだけ。爆発したエネルギーで勝手に動いてるだけのような気がする。
基本「楽しさ」をどこかに見つけながら
支援は続けてゆこうと思います。