『武揚伝』読了

【旧ブログから移転した記事です】


昨日のことになりますが。
新五稜郭タワーを堪能したあと、以前から行ってみたかったSCORE（スコア）でランチ。
「えびソースがけオムライス」が美味しかった。（お昼の食事には、ウーロン茶もしくはオレンジジュースと、クッキーが付きます。）
落ち着ける雰囲気の店。
また行きたいな。

そして…昨年11月のオープン以来、行きたいと思いつつ一度も行ったことがなかった函館市中央図書館へ。
うぅ…聞きしにまさる素晴らしい施設である。
一日中でも入り浸っていたい感じ。
今日は3時間以上いた。
その間何をしていたかというと…自分の家から持って来た『武揚伝』第4巻を読みふけっていたわけです。（まあ、それ以外にも、館内にある『歴史読本』最新号を読んだりもしましたが。）

で、その『武揚伝』第4巻を読み終えた。
オランダ留学時代を読んでいた時のワクワクから一転して、暗くて重い展開。（わかってはいることなんですけどね…。）
アボルダージュが失敗するあたりなど、読んでいて胸が苦しくなる。
アイヌの青年シルンケと14年ぶりに再会するシーンに感涙。でも、彼が命がけで加勢してくれたところで、待つのは敗北のみ…。（そしてシルンケもまた、再び和人に虐げられる生活が待っているのだろう。）
だが、総じて面白かった。
片岡榎本でドラマ化希望！

元々好きではない慶喜と勝が、ますます嫌いになる書かれ方をしている。（苦笑）
まあ、いいんですけどね。
わざわざ好きになるつもりもないので…(^^;

ハイネケンを飲むシーンがあちこち出てくるので、無性にハイネケンが飲みたくなる。（笑）
江差沖から引き揚げられた開陽丸の遺物の中にも、ハイネケンのボトルがあるしね。
いつも買い物する店には置いていないので、他の店に探しに行こうっと。