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森の里ホームズのブログ

急性好酸球性肺炎:COVID-19 mRNAワクチンによる障害報告のレビュー

急性好酸球性肺炎:Dr Mark Trozzi(マーク・トロッツィ博士)がCOVID-19 mRNAワクチンによる障害報告に関する査読済み論文の約1,000件を掲載したサイトの紹介の続きです。

1000 peer reviewed articles on “Vaccine” injuries

その中で85項目目の「急性好酸球性肺炎(Acute Eosinophilic Pneumonia)」の紹介です。

急性好酸球性肺炎は、好酸球性肺炎の急性発症型で、白血球の一種でアレルギー反応に関与している好酸球が肺に蓄積することで起こる肺疾患です。息切れ、咳、倦怠感、寝汗、体重減少などの急激な発症が特徴です。
原因としては、薬物やカビ(真菌)などアレルギーをおこす抗原の吸入によることが報告されていますが、原因が不明であることも少なくありません。せきや発熱、呼吸困難で内科を受診し、胸部エックス線検査や血液検査で、一般的な肺炎と診断されることが多く、抗菌薬の投与により改善しない病気です。
胸部エックス線検査や胸部CT検査では、肺の複数の部分にすりガラスのような淡い陰影がみられます。急性の場合では胸水がたまることがあり、心不全のような画像がみられることもあります。血液検査では好酸球が増加していることが多く、気管支内視鏡検査で肺の洗浄液や生検組織に好酸球がみられることが診断の決め手になります。
急性好酸球性肺炎は、発熱やせきと急性に進行する呼吸困難が出現し、呼吸不全に至ることがあります。胸部エックス線検査で両側の肺に真ん中から広がる白い陰影や胸水を認めます。

Acute eosinophilic pneumonia associated with anti-COVID-19 vaccine AZD1222: 
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34812326/
抗COVID-19ワクチンAZD1222に関連した急性好酸球性肺炎 
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Acute Eosinophilic Pneumonia Following mRNA COVID-19 Vaccination: A Case Report
Neumonia eosinofilica aguda tras la administracion de la segunda dosis de una vacuna de tipo ARNm contra la COVID-19: a proposito de un caso
Miguel Barrio Piqueras
https://www.archbronconeumol.org/en-acute-eosinophilic-pneumonia-following-mrna-articulo-S0300289621003793
以前は健康であった37歳男性が、Pfizer-BioNTech社製COVID-19ワクチンの2回目接種後わずか8?10時間で軽度の発熱、呼吸困難、喘鳴、胸部圧迫痛、空咳、動悸、関節痛が2日間続いた後、入院した。胸部X線は多葉性肺胞混濁と合体性肺胞混濁を認めた。急性好酸球性肺炎(AEP)

Eosinophilic Pneumonia Associated to SARS-CoV-2 Vaccine
Neumonia eosinofilica asociada a la vacuna por SARS-CoV-2
Margarida Costa e Silva
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8594061/
SARS-CoV-2ワクチン接種後に好酸球性肺炎を発症した珍しい2症例を紹介
COVID-19ワクチン接種の2週間後に症状が出現したことである。身体所見は異常なし。SARS-CoV-2のPCRは陰性。

⇒ COVID-19 mRNAワクチンによる障害の報告のまとめサイト


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