父の旅立ちにたくさんの優しいメッセージ、そして母と私への励ましの言葉本当にありがとうございました
父が確かに居たはずの場所から忽然と消えても
日々は変わらず多分正確に24時間を刻み、朝が訪れ夜が訪れ1日が終わって行きます
母と2人不思議なくらい普通の日常を送っています
私のいる所から父の祭壇が真正面に見えて穏やかな笑顔の父といつも目が合います
“おとうさんどうしてそこにいるんだろうね”って食事をしながらTVを見ながらいつも話しかけています
今年の2月に写した父の誕生日の写真
来年この日が来ても父の誕生日の写真が増える事はないんだね
10月10日いつも通っている病院での最後の受診日になった日
体調を崩す日もあったけれどまだまだ元気な笑顔を見せてくれていました
この日も3ヶ所受診して、その他に内科でインフルエンザのワクチンをしました
時間も長くかかったけれど頑張っていたのにね
父は本当に亡くなる瞬間まで変わらない日常を過ごしていたんです
健康な人だったのに70歳を過ぎてから前立腺がんや心臓の手術をして
この4年2ヶ月の間は頚椎の手術に始まって、さまざまな病気や症状と戦い
何度も手術を受け入退院を繰り返しても不屈の精神で家族の元に戻ってきました
何よりも家で家族と暮らす事を心から望んだ父でした
去年の5月にも手術を受け、それから少しづつ体力が落ちて
去年の12月から週2回のデイケアを1回にして訪問リハビリを週1回にして
状態に合わせて家で暮らせるようにケアマネージャーさんとも何回も相談したものです
亡くなった日の午前中もケアマネージャーさんと冬に向けての話し合いをして
帰る時父はベットに横になりながら“気を付けて帰ってね”って声をかけていたんです
10月27日の朝、いつものように自分で着替えて朝食も普通に食べて
お昼は食欲がないというので大好きなバナナと柿を食べてもらって
“コーヒーは?”って聞くと“後で飲む”って言っていつもと同じようにお昼寝
腹部大動脈瘤破裂
検死をしてくれた先生の話しではは“おそらく一瞬の事で痛いも苦しいもなかったでしょう”との事でした
父が旅立つ少し前の時間の神居古潭の紅葉の写真です
私は叔母さんと一緒に猫のココのお参りに神居古潭の霊園へ来ていました
そして母はほんの20,30分庭で落ち葉を拾っていたのです
あれだけそばにいて同じ時間を過ごし何かあるごとに私達を呼んであれこれ世話を焼かせたくせに
最後の最後になって、たった1人でさっさと旅立ってしまった父
“今まで世話を焼かせて苦労させたから最後は手間をかけないように逝ったんだよ”って
みんなが言ってくれました
“よくやってくれたね、ありがとう”って言ってくれました
でもやっぱりどうして?どうして?って思うたびに涙が止まらなくなったんです
ただ最後まで変わらなかった眠っているように穏やかな父の顔とか
昔からどうって事のない痛みにも弱かった事とか
色々考えると、父にとって最高に幸せな旅立ちだったんだと思えるようになってきました
最後まで望んだ通り、家で家族と過ごし大好きなものを食べてお昼寝のまま旅立った父
目には見えないけれどドヤ顔の父の笑顔が見えるような気がします
あれから2週間以上の時間が過ぎて
辛かった事苦しかった事様々な葛藤も全て浄化され、ただただ愛しいだけの存在になった父
母と尽きる事のない思い出を語っています
父が亡くなった事でやらなければならない事も日々山積み
きっとそんなふうにして立ち直り本当の日常を取り戻していくんだろうなって思います
父の長いお話しに付き合っていただいてありがとうございました
これからブログも少しづつ日常に戻していきたいと思っています
皆さんのところへも遊びに行かせてくださいね
そしてこれからも時々父の思いで話しに付き合ってください
長きにわたり父や私達家族への応援本当にありがとうございました