舛添厚労相「新型インフルエンザの本格的な流行が始まった」 タイでは100人以上が死亡、あなたは何か対策を行っていますか?
最近になり、新型インフルエンザによる感染が拡大、国内初となる死亡例も報道されました。
舛添厚労相は新型インフルエンザに関して「本格的な流行が、既に始まったと考えていいと思う」との認識を示しました。
新型インフル、「本格的な流行が始まった」―舛添厚労相(医療介護CBニュース) - goo ニュース
http://news.goo.ne.jp/article/cabrain/life/cabrain-23798.html
> 舛添要一厚生労働相は8月19日、記者会見を開き、新型>>続きを読む
この記事についての意見:
どちらでもない、その他
新型インフルエンザA(H1N1)の患者に対する医療機関における感染対策(国立感染症研究所)
http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/2009idsc/09idsc1.html
>【B】確定患者に対する経路別予防策
>新型インフルエンザA(H1N1)の感染経路は依然として不明であるが、おそらく飛沫感染が主体であろうと考えられている。従って、患者ケアにあたる医療従事者や見舞いの者は、少なくとも飛沫予防策(=サージカルマスク)は必要である。目の防御は通常飛沫予防策には入れられない。しかし、鳥インフルエンザA(H7)では鳥→ヒト感染の事例においてヒトが結膜から感染したことが示唆されていること、この経路による感染は飛沫感染に分類されることから、新型インフルエンザA(H1N1)に対する飛沫予防策に目の防御を追加するかどうかは議論のあるところである。
>WHOは、サージカルマスクと手指衛生を必須の要素としている。目の防御については言及していない。一方CDCは、N95あるいはそれと同等のもの(Powered Air-purifying Respirator, PAPR)、および手袋(未滅菌で可)とガウン、目の防御を推奨している。
>言い換えれば、WHOは飛沫予防策のみ、CDCは接触・飛沫(目の防御を含む)・空気予防策のすべてをとることを最低基準としている。WHOのガイドラインは先進国のみならず途上国でも適用可能なものとする必要があるため、このような内容となっていると考えられる。一方、CDCのガイドラインは、アメリカで通常行われている感染対策をベースに策定されたものである。日本での経路別予防策は、まだ国内症例が出ていないこと、これまでもCDCの感染対策ガイドラインを大いに参考にして国内での医療関連感染対策を行っていることを考えると、現時点ではCDCに従うべきであろうと考える。
マスクにも一定の予防効果はあると考えられているようである。
頭かくして尻かくさずではないが、マスクをしても目が保護されていないと、不十分かもしれません。