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風待月

俳句で綴るなにげない日々

喪を知らぬ賀状は少し愛想らし

2012年01月04日 | 俳句


喪を知らぬ賀状は少し愛想らし

去年のうちに年賀の欠礼のご案内をしてはあっても
そんな習慣を知らない娘のお友だちや
他にも少しばかり年賀状が届いていました。
こういうのはどこか愛想らしい気がします。
しかし娘は返事は書かないのだそうです。
一昨年から、あけおめメールですますことにし
年賀状は一切書かない派。
女子はつきあいが大事だョ、と言ってはありますけれど。

写真は散歩途中で見つけた、追羽根のような葉っぱと実。
木の名はわかりません。

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推敲で知る癖

2011年12月30日 | 俳句
することもなく本を読むイブの午後


俳句初心者の私は、ある俳人のおしかけ弟子です。
師匠からイブの日に詠んだ
「イブの昼手もちぶさたの読書かな」の句について
手もちぶさたを別の言葉で言い表せたらいいですね、とアドバイスをいただきました。
で、つらつらと考え、今日の揚句に推敲。

いくぶんよくなった気がしています。
以前はもっともっとダメ出しをされ、推敲をしてきました。
それによって悪い癖のようなものがわかってきたようです。
師匠にはこのブログのことは言っていません。
負担をかけたくないですから。

師匠からこれまで学んだこと、
季重ねや説明調の言い回し、季語への厳しさ、
切れ字の大切さ。
こうして書いていると、よくこんな基本的なことを、と思います。
教えてくれる師があって、それに負けないよう勉強してきたつもりです(^-^;)
この半年で俳句関係の本をたくさん読みました。
自分のめざす句というのの、なんとなく輪郭が見えてもきました。

たくさんの句は詠めませんが、俳句の楽しさを知ることができた一年となりました。

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親しげな聖夜の煮込みの白き湯気

2011年12月25日 | 俳句


親しげな聖夜の煮込みの白き湯気

うちではちょっとしたときにはミートボールを作ります。
夫や娘が、たぶん一番好きなメニュー。
レシピは夫の母から教わったものです。
「さとうとケチャップとウスターソース、そして水」
これらを同量で、というのが母のレシピですが、
私のはテキトーです。

メリークリスマス。

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イブの昼手もちぶさたの読書かな

2011年12月24日 | 俳句


イブの昼手もちぶさたの読書かな

イブのお昼って、リッパな主婦だと鶏もも肉の下味をつけて
夜にそなえていたりするんでしょう。
素敵な独身だと、恋人をこの日だけはほっておいて
気の利いた友人と集まるのかもしれません。
夜は遅くなりそうだから、と帰ってきたときに気分よく過せるために
部屋を整え、市場へ花でも買いに行くのかもしれません。
芸のない私、なんだか手もちぶさたで困惑してしまいます。
本でも読むことにしようかなぁと思うのですが
これもまぁイブの一つの過し方。
苦笑いしたくなります。

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