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風待月

俳句で綴るなにげない日々

定食の南瓜こっくり冬至の日

2011年12月23日 | 俳句
定食の南瓜こっくり冬至の日

昨日は冬至でした。
たまに行く喫茶店の定食、「冬至なので」とにっこりされて
南瓜の一皿。
こっくりした味の南瓜でした。

南瓜は秋の季語ですので、冬至の句にあわせると
「季重ね」どころではないルール違反ということになりそうです。

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煤払いあいまになにか甘いもの

2011年12月19日 | 俳句


煤払いあいまになにか甘いもの

いつにない大掃除を決行中。
今年は本も大々的に処分します。
ブックオフの買取コーナーへ予約を入れてありますが
この時期は十日先までいっぱい。

煤払いは大掃除のこと。
やり始めるとキリもなく夢中になり、途中でお腹はすくものの
料理をするのがメンドウに。
とはいえ何かを食べなければならないのです。

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ぱらぱらと家中音して霰かな

2011年12月16日 | 俳句
ぱらぱらと家中音して霰かな

朝から霰のにぎやかな音。
雪はしんしん静かに降るのに霰は陽気です。
もし音がしなかったら、霰が降っていることには
気づかないでいるのでしょうか?

いえ気づくと思います。
霰にも、雪にも。

テレパシー、かな?

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大銀杏散りて山門あらはれる

2011年12月14日 | 俳句
大銀杏散りて山門あらはれる

「山門」を「全景」と最初詠みました。

大銀杏散りて全景あらはれる

こちらの方が本当は私らしい句。
しかし大げさすぎるように思うんです。
初心者ほど奇をてらった句を詠みたがるといいますが、
まさに私はそういう感じの句を詠んでいました。
その反省から、なるべく自然な句をと今は心がけています。
虚子が言った平々凡々であることって
私にはとても大切な事のように思えますから。

銀杏も散り切った観があります。冬本番ですね。
ヒートテックなど軽くて暖かなものが出回るようになって
12月はそれほど寒くないと感じる近年です。

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