Amazon prime video でとろサーモンのドキュメンタリー「泥に咲く花」を観た。
2017のM-1グランプリで優勝するまでとその後を追った作り。
若手の頃から評価が高かったものの、M-1の決勝には中々届かずもがく様。
一度すかし漫才でブレイクするかと思われたが(僕もそう思った)、
そうもいかず。
無心で臨んだラストイヤーで決勝進出のみならず、
和牛やかまいたちといった強豪を抑え優勝。
彼らが東京進出してからの仕事のなさや、住居の様子など
本当に泥水を啜って来たんだなというのを分かりやすく伝えていた。
優勝してから引っ越し。家賃の高いお洒落な部屋に移り住んで嬉しそうな村田と久保田。
しかし2人ともTVの仕事がいかにシビアか、生き残るのがどれだけ大変かを切々と語る。
久保田は言う「闘い続けた者だけが残っている」と。
共演した極楽加藤にこう声をかけられたと。
「これからは好きな事もいやな事もやっていかなくちゃいけない。
好きな事だけやっていたいならあの地獄へもどるんだ」と。
ひとつ事を成し遂げてもまた次のハードルが。
芸人さんたちに限らず、誰だってそうだろう。
いやな事も乗り越えなければいけない。
仕事だからね。
番組最後に2人がコップに注いだ瓶ビールを飲みながら
高校時代の同級生に戻ったように会話する様に感動しました。
漫才師っていいな。
画像は高菜チャーハン。
music * luna park / luna