medsブログ

ようこそ!。日々の写真や雑文を載せていきます。どうぞよろしく。

ぎゅーとする

2018年09月27日 | 植物

用事おしまい。
しかし事務手続きでよく思うのが、マイナンバー制度のややこしさ。
誰が得をしてるのかね。めんどくさ。

帰りにめっきり減ってしまった中古CDを扱うお店へ。
やはり店頭で選びながら買うのが慣れてて馴染む。
5枚購入。古いのばかりやけど。CD もそのうち無くなるんだろうね。

さて、また明日からお仕事忙しいよ。


music * either/or / elliot smith


彼女のこと

2018年09月26日 | 文章など

はあーこっちもため息出るわよ。
まーたオチのない長い話が始まったわ。
わたしも良くこの人と続いてるなって
我ながら感心するわ。

・・でも、これって何だかんだ結局わたしはこの人と相性が良いって
ことなのかしら⁇

いやあー怪しいもんだわね。
どの位怪しいのかというと・・

1組の男女が高級なイタリアンのレストランへディナーを食べに出かけた。
2人は初めてのデートで、午後に待ち合わせをして映画を一本観た。
そのあと少しショッピングをしてから食事をしようってなったわけ。

映画はスイートでファニーなラブコメで、2人はとっても満足したわ。
観終わってから車に乗って男は言った。
「行きつけのお店があるから、そこで食事をしよう」
女は映画で気分が盛り上がったせいか、承諾をする。
さて、ここからなんだけど。

行きつけの店に行くのに男はカーナビをいじり始める。
「念には念を入れないとね」
そんなものかな、と女は思う。
男は少し郊外へ向かい、
「あれ、おかしいな」
なんて言い出すの。
「この辺のはずなんだけれど・・移転でもしたのかなぁ」
なんていいながらたっぷり20分、同じ場所(それは女にもすぐにわかるくらい)
をぐるぐると回り続けたの。
ようやく目指すお店に着いたんだけれど、席は予約で一杯。
「ごめんね。予約が通ってなくて。ちょっと厳しく言っておくよ」
なんて言って、ウェイトレスに偉そうな態度をとっているの。
それから1時間半後、ようやく席に案内される。
けどその席は入り口から1番近い席なのね、

「いやあいつもはこんなことないんだけどね、じゃあなんでも頼んでね。
あ、コースでいいカナ?」

ウェイターがワインを勧めに来る。
「えっ。た・頼んでませんけど・・あ、いいんですか?スンマセン!」
さっきまでは偉そうだったのに急に弱気になった。

「ワインはサイゼリアでは良くたしなむんだけどね。あ!ああ、もちろんこのお店でも
時々頂くんだけど、今は季節じゃないかな(❓)とか思ったりね」

というわけで前菜が運ばれてきたわ。
アボカドとサーモンのカルパッチョよ。
ここで男はウェイトレスに我慢しきれない様に言ってしまう。

「お。お刺身だね・・スンマセン!お箸もらえますか?お醤油も!
あと、ライス大1つね!」

もはや近所の定食屋に来ているかのような男の振る舞いに
女が抱いた、ここが行きつけだっていう言葉への思いくらい

怪しいってことよ。

いやーまいったわね・・

ってヤバい!あいつの口ぐせがうつったのかしら!


・・2人の行く末やいかに!?

(不定期連載「カイコは夜繭を紡ぎ、カラスは昼巣をばらす」続く)


なんつて。この2人の話は延々と続きそう。


music * yours ,mine,and ours / pernice brothers








秋でんねん

2018年09月21日 | 文章など

ふう、やれやれまいったな。

・・
あ、ごめんね。また溜息なんかついて。
溜息をつくと幸せが逃げるって?
でもね、最近の研究では溜息はストレス解消に効果があるらしいよ。
え?ああ、ネット情報だけどさ。
僕の悪い癖だよね。ちらっとネットで見た知識を偉そうに喋るの。
いや、今日は忙しくてね。すごく。
なんだかゆっくりとしたい気分なんだ。

どのくらいゆっくりかというと・・

とある郊外都市の話だけれど。
医薬品や医療機器の研究施設が集まった大きな町があってね。
それはまるで施設を中心にして放射状に商業施設、住宅の順にならんだバウムクーヘンみたいな町なんだ。
日中は人々が中心に集まるけど、夜は外側にある自宅へと皆んな帰っていく。
もちろんハイクラスな層しか住むことが出来ないし、残業なんて縁の無い世界だよ。
各会社には仕事で溜まったストレスを解消出来るスポーツジムやスパがあるし、
シネコンのフリーパスが全員に配られる。
皆んなが職場と自宅の往復に使っているのがバスなんだ。
自家用車を町の全員が使うとなると、たちまち渋滞が起こってしまう。
思慮深い町の人達は、公共交通機関を進んで使うんだ。

さて、そんな町のバス会社に、この春商業高校を卒業して(ただし、卒業数ヶ月前から自動車学校に必死で通っていた)やっとの思いで就職をした青年がいてね。
安全運転だし、人柄も真面目だから町の人たちにも好かれていたんだ。
彼は毎日早起きだから、夜はすぐに寝るようにしている。
ただ、その日は楽しみにしていた映画のレイトショーを観るためシネコンに出かけて帰りが遅くなった。
(もちろん定額を払って映画を楽しむ)
放射状の町の1番外側に彼は住んでいたから、帰りが遅くなってしまった。
次の日の朝、目覚めた彼は慌てた。1時間寝過ごしてしまったんだ。
慌てて職場へ向かって(会社は残念ながら町の中心部にある)、その日朝1番のバスを発車させた。
そこで彼は気がついた。今日は土曜日だってことにね。

町の人々の仕事はほとんど土日祝日は休みなんだ。だから皆んながいつも通勤で使うバスも
始発は1時間半ほど遅くなる。
ただでさえ中心部から住宅地へ朝向かう人は少ないんだけど、
土曜日だとなおさらなんだよね。
というわけで彼は次のバス停までの時間を持て余す。
いつもなら15分で着く道のりをぼんやりと走る。

その時のバスの車速くらいゆっくりしたかったんだよね。。

ん?あれ、また寝ちゃったかな。
きっと君も夜更かしをしたんだろうね。
しかたないね。試験も近いし。
どのくらい近いかっていうと・・

ハナシナガオの話は続くのです。


music * teenage symphony to god / velvet crush